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辞めた人はいるのに見つからない@NGOCBB


みなさんこんにちは。カンボジアの国際協力NGO CBBでインターンをしております。北海道教育大学の松田です。


昨日、久しぶりに住み込みスタッフを探しに違う村へ行ってきました。

住み込みスタッフは、全員で5人受け入れる予定です。
現在一緒に生活しているのは3人。
ですので、今はあと2人の住み込みスタッフを探しています。


昨日訪れた村はトロヨンポン村という場所で、普段私たちが探している村とは逆方向の、都会に近い方の村です。


村長宅→民家→民家
と何軒か回ったのですが、どこへ行っても
「学校を辞めた子は、工場かプノンペンに行っている」
と言われました。


今まで探していた田舎の方面では、
「工場か出稼ぎに(他の州)行っている」と言われることが多く、プノンペンに働きに出ている人は全然いませんでした。

また、田舎の方面だと家の農作業などのお手伝いをしている子どもも多く、学校を辞めた子どもに直接会えることもありました。



ですが、昨日訪れた村は、
「学校を辞めた子どもはプノンペンに出稼ぎに行くことが普通」
の村でした。

村の中でも、都会に近ければ近いほど出稼ぎ先が田舎ではなく、都会になるようです。


今まで都会に近い方の村は、退学者があまりいないだろうということで住み込みを探しに行っていませんでした。
昨日実際に訪れてみて、退学者がいることは分かりましたが、みんな既にプノンペンへ行っていることが多かったです。


また、学校を辞めた理由も家庭の事情ではなく、本人が辞めることを望んで辞めている傾向があるように感じました。


これはあくまでも私の考えですが、住み込みスタッフを探す地域は都会に近い方の村ではなく、田舎の方が良いのではないかと思います。

家庭の事情で学校に行けなくなってしまった子ども

を見つけるには、田舎の村に行った方が良いと感じました。



私が帰国するまでに既に1ヶ月を切っておりますが、帰国前にあと2人、住み込みの子どもを見つけることができればと思います。



※お願い

現在、中高生の復学支援、住み込みプロジェクトのためにクラウドファンディングに挑戦しています。

1人でも多くの方に私たちと一緒に支援をしていただけますよう、みなさまのご協力をよろしくお願い致します。

支援はお金を入れることだけでなく、
TwitterなどのSNSでシェアをすること、人に伝えることも支援の形の1つだと思っています。

みなさんのできる形、できる範囲での支援をしていただけますよう、よろしくお願い致します。


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