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社会人3年目から始めるMBA#WEEK14

こんにちは、学び続ける雑草こと「toshi」です。
東京はまだ梅雨入りもしていないそうですね。梅雨の前に夏が来たかのように毎日暑く、スーツ仕事じゃなくなってよかったと心のそこから思っております。笑
本日は、パワーと影響力という授業で”社会を動かす”というテーマで学んだので、そちらについて共有していきたいと思います!
社会変革を考えている方や組織変革を考えている方に是非よんでもらいたいです。

社会を動かす力とは?

社会を動かすために何が必要か
個人や組織をどう動かしていくかについては以前までやってきたと思いますが、今回は“社会”。民衆・権力・国など多くのステークホルダーを動かし、自分の目的を達成していくかを考える授業でした。

その中での学びは
①社会心理学の原理を効果的に活用すること
②ティッピング・ポイント/ムーブメントを生み出すこと
の2つになります

①社会心理学の原理について

自分自身のパワーについては、前回もお話しましたが、それだけでなく、心理学的に人を動かす法則があります。
社会という大きいものを動かす際は、個人パワーだけでなく、心理学的な要素も組み合わせことが必要なんです。
なるほどなと思ったものをいくつか紹介します。

・返報性:恩恵を受けたら報いなくてはないないと感じること
・社会的証明:他人の行動を指針とすること
・希少性:手に入れにくいものほど求めたがること
・コミットメントと一貫性:自分が一度やってしまった行動を正当化しようとすること


特に、対社会という観点では、社会的な証明が効果的なのではないかと。新しいことをするには、「効果がある」言われての動きませんし、効果が出たという証明がほしいですよね・・
ビリオンズというドラマは上記の社会的な心理学をもちいたアメリカ政治を描かれており、気軽に勉強することができますので、おすすめです!

②ティッピング・ポイント/ムーブメントを生み出す


上記の力を随時的に行っても社会は動くとは到底思えませんよね・・
小さく初めて、大きなうねりを作ムーブメントにつなげることが必要です。
簡単にいうと、「急に流行りだした(売れだした)ものにはわけ」を証明するということです。その構造がティッピングポイントと呼ばれるものです。

少数者の原則:一握りの例外的な人々の努力によって広まっていく。彼らはいかに社交的か、活動的か、知識があるか、仲間内で影響力があるかというような事柄で抜きんでている。


粘りの要素:人々の記憶に残るメッセージを使うこと。粘りの要素として必要なのは、情報提示の仕方にさりげなく、だが有意義な変更を加えること


背景の力:人々が自然に行動したくなるような、無言の圧力を与える状況を設定、利用すること

私の解釈だと、「少数の熱狂的なファンで成功を収め、その成果をもって民衆を魅了するストーリーで伝え、世論のタイミングを見定める」ということだと思ってます。
例えば、J.Fケネディの演説、

60年代末までに人類を月に立たせて、安全に帰還させよう

というメッセージは、わかりやすく人々の頭の中に粘り強く残るものでした。

社会を動かすというテーマで話きましたが、
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、実はマーケティングと一緒かも!
市場を動かす、社会を動かす、組織を動かすが意外とつながっており、自分は社会変革をしたいと思っていなくても、このあたりを学ぶのはいかがでしょうか。
(あと、ドラマとか映画とか結構おもしろくなります。)

以上となります。
では、引き続き宜しくお願いします!

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