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『読書日記』

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読書に関して考えたことや、作家さんや本のことなどを書いています。
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2021年2月の記事一覧

ザ・ストーリーテラー(宮部みゆきが語る現代ミステリー)

The Storyteller "Miyabe Miyuki"  ストーリーテラーという呼び名が相応しい国内作家さんと…

Small World
3年前
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これが今年の隠し玉(ちょっと楽しみな”孤島ミステリー”)

Kakushidama  毎年、年末に発売される「このミステリーがすごい!」の中で、次の年に刊行さ…

Small World
3年前
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私はモリミーに「影の本屋大賞」をあげたい!(本屋大賞アレコレ②)

HONYA AWARD Ⅱ  さて、「2021年本屋大賞」に向けて、過去の「本屋大賞」を振り返っています…

Small World
3年前
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データから見る、接戦の「本屋大賞」の年について(本屋大賞アレコレ①)

HONYA AWARD  書店員さんの投票によって決めるという、ある意味、商業的なしがらみを持ちつ…

Small World
3年前
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文豪の物語を伊坂幸太郎が書くとこうなる(伊坂幸太郎マジック②)

 何でしょう、これまでは、比較的コンスタントに新作を発表してくれていた伊坂幸太郎さんなの…

Small World
3年前
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日本でしか生まれ得ない作品:月村了衛の機龍警察シリーズ(国内SF作家シリーズ)

Police Dragoon  今回は国内のSF系の小説「機龍警察」シリーズに関する”note”です。 …

Small World
3年前
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ザリガニはどこで鳴く?

Where the Crawdads Sing  『ザリガニの鳴くところ』って本をご存じですか?  昨年の3月に発売されたミステリーなのですが、タイトルが印象的だったので、読もうか、どうしようかと迷ってた本なんです。 家族に見捨てられながらも、広大な湿地でたったひとり生きる少女に、ある殺人の容疑がかかり…。みずみずしい自然に抱かれて生きる少女の成長と不審死事件が絡み合い、思いもよらぬ結末へと物語が動き出す。  発売されてから、けっこう経っているんですが、相変わらず話

ゆるゆると、あくまでゆるゆると...(梨木香歩の庭には物語が生えてくる。)

The garden of "Nashiki Kaho"  自分の中で、ほんとに不思議な読み味の作家さんの一人が ”…

Small World
3年前
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ライツヴィル探訪(続々エラリー・クイーン)

exploration of ”Wrightsville”  ライツヴィルというのは、作家エラリー・クイーンの探偵…

Small World
3年前
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