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スモールワールドについての話

 about Small World


 たまたま、本屋に行ったら気になる本がありました。

 それが”一穂 ミチ” さんの『スモールワールズ』という本。
 調べてみると"note" の中にもページがある作家さんの本でした。

夫婦円満を装う主婦と、家庭に恵まれない少年。「秘密」を抱えて出戻ってきた姉とふたたび暮らす高校生の弟。初孫の誕生に喜ぶ祖母と娘家族。人知れず手紙を交わしつづける男と女。向き合うことができなかった父と子。大切なことを言えないまま別れてしまった先輩と後輩。誰かの悲しみに寄り添いながら、愛おしい喜怒哀楽を描き尽くす連作集。


 おおーッ て、感じなんですが、やっぱり自分のハンネと同じタイトルだと気になりますね~。
 すかさず、積んでしまいました。
 読むのが、とても楽しみです。


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 もともと、自分の「Small World」というハンネは、当時やっていた自分のブログタイトル「小さな世界」からイメージしてつけたもので、あんまり深く考えたものではないのです。

 ただ、「小さな世界」という言葉に魅かれたのは、当時、ジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』の世界を再現した展覧会の影響が強いです。

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 昔から、こういう「小さな世界」が好きなんで、観に行ったのですが、とっても楽しかったのです!


 自分が子どもの頃、こういう世界って、けっこうあったんですよね。

 

 手塚治虫先生の『ミクロイドS』(アニメ、漫画)

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 みんな持ってた玩具『ミクロマン』

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 そして、初めて観た時、ホントにワクワクした映画

『ミクロの決死圏』

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 この映画、ほんとに面白かったのです。

 脳内出血を起こして意識不明の科学者を助けるため、潜航艇もろとも医療班をミクロ化して体内に送り込み、内部から治療させるという物語なのです。


 人間の体内を旅するという、映像体験はもちろんですが、体内の侵入した潜航艇の最大の難敵が”白血球”だったりして、ドキドキワクワクの冒険なのです。

 その時、広大な宇宙と同じように、ミクロの世界にも、未知が感じられることを知ったのです。

 マクロとミクロは通じるものがあるんですよね。


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 「小さな世界」はミクロの世界を指すこともあれば、「世間は狭い」みたいな、人との関係性を指す場合もあるんですよね。
 ”一穂 ミチ” さんの『スモールワールズ』も、きっと後者の意味なのかなと予想したりしています。

 この ”note” の中にも、一人一人の「小さな世界」があって、その記事を通じて、たくさんの "noter" さんと「小さな世界」を構成してるのでしょうね。


 勝手なことですが、今回、自分のコレクションに加えさせていただきます。

 コレクションが増えていくのは楽しいですね。

It's a small world, It's a small world after all ♪
(この世界は、結局「小さな世界」なんだ)