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スマブラSPを初めて1年でできたこと ゲームとリアルの相乗効果

みなさん、初めまして。かぬと申します。スマブラSPをはじめてから1年間で、どんなことを考えながら、何を試したかを記事にしました。今回は、寝椅子さん主催のスマブラAdvent Calendar 2022に参加させていただきました。この企画では、スマブラに対して、さまざまな角度からアプローチがあることがわかり、大変興味深い内容になっています。昨日の記事を執筆されたのはトイサトシさんです。ホームランコンテストにフォーカスした内容で、新鮮でとても刺激を受けました。もしよろしければ、ぜひ読んでいただければと思います。

コロナ禍で外出も難しい期間が続き、何かに挑戦するモチベーションを失っておりました。そんな時に、スマブラに新しいキャラクターとして、ソラが追加されたことを知り、なんとなくゲームをプレイし始めます。スマブラはX以来のプレイです。当時は、今のようにSNSが普及していなかったため、対戦相手の募集も時間がかかり、コンボなどの解説動画も少なかったです。せっかくなので、現在の情報や技術が充実した環境で、強くなるだけではなく、スマブラを軸にスキルアップを図るべく、いくつかのことに挑戦しました。この記事によって、これからスマブラやほかのゲームをプレイする人が、少しでも何かに挑戦するきっかけを作ることができればうれしいです。

1年で試した「8つのこと」

1つ目 コミュニティに入った

YouTubeのメンバーシップや有志が作成したサーバーなど、Discordに同じ目的を持った仲間の集まるコミュニティがあります。私は、ニート攻略ログというYouTubeチャンネルの、メンバーシップ特典で参加できるコミュニティに入っています。このコミュニティでは、リプレイの添削をしていただけたり、対戦しながら雑談やアドバイスをもらうこともできます。また、それぞれの戦闘力に応じて、ランク分けを行う制度があります。対戦募集する際や、リプレイの添削をしていただく際に、相手がどの程度の実力があるかわかりやすく、そのランクを上げることが、成長するためのモチベーションへとつながりました。コミュニティに入った時は、スマブラにも慣れてきたこともあり、ある程度の実力がついてきたと思っていたのですが、ランクは下から2番目で、上に8つもランクがあることを知り、こんなに強い人たちが、たくさんいるんだと驚いたことを覚えています。1年経った今でも、ニトログコミュニティにはお世話になっています。居心地がよく、さまざまな人と出会え、色々なことに挑戦できたことは、この環境があったからだと思います。これからも仲良くしてくれると嬉しいです。

2つ目 VIPに到達した

VIPは、オンライン対戦で勝てば上がる戦闘力が、上位5%に達したときになれます。過去に、スマブラXをプレイしていた時に、自分がどの程度の実力があるかわかりませんでした。スマブラSPでは公式から、このような実力を測るものさしが用意されたので、目指すことにしました。初めのうちは、いろんなキャラクターを使ったりしましたが、動画や記事をみていくうちにヨッシーを使うことにしました。立ち回りの解説やコンボの情報が充実しているため、全体的にプレイヤーのレベルが高くなっているように感じました。最終的には、ヨッシーで初めてのVIPに到達しました。対戦しアドバイスをしあえる環境や、リプレイを添削いただけたことが大きく影響していると考えています。今でも、当時の嬉しさや感動は覚えています。また、スマブラにどっぷり浸かるきっかけとなったのも、この体験があったからだと思います。

上位約5%の人が参加できるVIPマッチ


3つ目 記事を書いた

これまで、文章を書くのがあまり好きではありませんでした。VIPを目指して、色々な情報を調べている時に、コミュニティに入るきっかけになったnoteに出会います。そこで、スマブラで得た体験を記事としてアウトプットする文化があることを知り、せっかくであれば書いてみることにしました。そこで、VIPに入るために、効率を意識して試したことや気づいたことを経験談として記事にしました。この記事を書くこと自体が、VIPを目指すモチベーションになっていたかと思います。おかげさまで、文章を書く習慣が身につき、伝えたいことを発信することができるようになったと実感しています。

4つ目 イライラしない方法を考えた

コミュニティでは、たくさんの強い人と対戦する機会があります。その人たちと、ある程度戦えるようになりたいと思い、一つのキャラクターで強くなることを目指しました。そこで、VIPの魔境と呼ばれる世界戦闘力を目指すことにしました。まずは、オンラインの対戦環境に相性の良さそうなキャラクターを見つけ、その中から自分に合っているキャラクターを模索していきました。最終的には、当時注目を浴び始めていたスティーブで魔境を目指すことになりました。

人と人が対戦するオンライン対戦は、相手との相性によって、どうしてもイライラしてしまうことがあります。それによって、大きな声を出したり、コントローラーを投げたり、場合によっては近所からクレームなどの問題が起きることもあります。それの問題を、ハードウェアとソフトウェアの2つの方向から解決できると考えました。ここでいうハードウェアのアプローチとは、より防音性能の高いマンションへ引っ越すことや部屋に吸音材を貼るなど、物理的な対処を行うこととします。ソフトウェアのアプローチとは、イライラしないプレイの仕方や考え方を整理することです。目標である魔境へ到達するために、オンライン対戦は必要でした。そこで、いかにイライラする状況を少なくしながら、成長していけるかを考えるソフトウェアのアプローチをとりました。その結果、一つ一つの対戦によって得られた経験を最大化するためにリプレイ考察やトレモを行い、フレ戦など楽しくできる相手との対戦を増やし、試合数やコンボ精度などコツコツ積み重ねることでできるような目標を立てることにしました。そうすることで、よりスマブラを楽しみながら、魔境へ到達することができました。

5つ目 オフ会に参加した

私の参加しているニトログコミュニティでオフ会が開催されることになりました。年齢層は20代前半の方が最も多く、30代を超えた方も全体の5%程度いる印象です。これまで、ネットのコミュニティに所属したことがなく初めてのオフ会参加でしたが、普段通話していた人と直に話すことは、情報量だけではなく会話のスピード感も充実しています。その後、オフのフリー対戦会にも参加しましたが、連続して対戦できることや、同じ目的で複数の人が集まる環境は、モチベーションの向上につながります。これまでは、知り合いのいる場所にしか参加したことがないのですが、機会があれば色々な場所に参加してみようと思います。1月の大型大会ウメブラには参加予定なので、もし機会があれば声をかけていただけると嬉しいです。

6つ目 部屋を作った

ソフトウェアのアプローチでイライラしない方法を考えましたが、こちらはハードウェアからアプローチした話です。ゲームに集中でき、周りに迷惑をかけないようにするためにマンションの部屋の中に、大人一人が入れる小さな部屋を作りました。サイズは、幅80cm×奥行き120cm×高さ150cmくらいで、ちょうど座って作業できるスペースになっています。壁や天井は、パーティクルボードという木質の2枚のボードで、音を吸収するウレタンスポンジをサンドイッチする構成になっており、高い防音性能を持っています。また、分解することができるような仕組みにすることで、引越しで運ぶ事ができます。この部屋を作ったことによって、ゲームに集中できる環境を実現しただけではなく、周りを気にせずにボイスチャットもできるので、集合住宅にお住まいの方におすすめです。詳しい作り方については、後日記事にします。

部屋のインテリアの写真

7つ目 コントローラーを作った

さらに、スマブラで強くなることを目指して、火力を上げるためにトレーニングモードばかり行なっておりました。なぜなら、キャラクターごとの対策が必要な立ち回りを強化するより、火力を上げた方が効率的に強くなれると言うフラッシュ理論に惹かれた事が要因です。コンボ練習をしていると、ボタンの押しづらさやスティック入力の繊細さによって、安定しにくいテクニックがあります。そこで、すでに他の格闘ゲームでは主流のレバーレスコントローラーを使うことにしました。レバーレスコントローラーとは何かというと、ゲームキューブコントローラーやプロコントローラーなどにある、左のスティックと右のスティック(Cスティック)がなく、全てボタンで操作するコントローラーです。スマブラでは、あまり普及していないため、レバーレスコントローラーの種類が少なく、好みにあったものを選ぶのが難しいです。そこで、欲しいサイズやボタンの仕様、ボタンのレイアウトを実現するために、レバーレスコントローラーを自作することにしました。ここでは、電子工作や基盤の設計、筐体のモデリングなど、一つのプロダクトを作るための一連の流れを経験できました。ある程度、知識が蓄積されると、もっとこうしたいという気持ちが溢れてくるので、日々アップグレードを行なっています。いろんな人に使ってもらいたいので、いつか販売を行うことができればと考えています。もし興味がある人がいたらよろしくお願いします。

8つ目 YouTubeを始めた

レバーレスコントローラーの魅力と自作した「かぬコン」を紹介するために、YouTubeに動画を投稿しました。レバーレスとゲームパッドの違いやかぬコンのサイズ感の紹介がメインの動画です。動画の編集にどれくらいの時間が必要で、どんな作業があるのかが知れ、モーショングラフィックなど、これまで試してみたかった事ができたので、色々勉強になりました。オープニングやエンディングのBGM選びやその権利、動画をカットするタイミングなど想像していたより遥かに大変でした。これから、かぬコンを使ったテクニックを説明する動画など、いくつ紹介したい内容があるので、投稿した際に見ていただけると嬉しいです。

これからどうしたいか

さまざまな理由から、ゲームに対して否定的な意見を聞くことがあります。私の周りでも、親からゲームを禁止されていたり、ゲームをしたことがない方は少なくありません。しかし、これまで距離をとっていた領域だからこそ、新しい知識や経験をする機会がたくさんあります。私も1年間でスマブラを通してさまざまな経験をすることができました。幅広い年齢の方が活躍されており、はじめるのに遅いと言うことはありません。今後は、スマブラで培った成長するためのノウハウや経験を活かして、これまで何度も挫折していた英語を勉強しようと思います。今度こそはリベンジできるのではないかと期待しております。そして、日本の情報を発信し、海外の情報を積極的に取り入れることに貢献できればと考えてます。

最後にお世話になっている皆さまへ

今年も色々な人に支えられ、一年を過ごすことができました。関わってくれた方や色々教えてくださった方、本当にありがとうございます。いつも仲良くしてくれてとても嬉しいです。来年も皆様に素敵な驚きを届けられるように精進していきますので、引き続きよろしくお願いします。

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