久々の小説でした。面白かったです。他の本（螺旋プロジェクトの本）も読んでみたくなる感じでしたし、時間を忘れてとはこうゆう感じかと思うくらい、のめり込み、あっというまに読み終えてしまいました。

普段小説は全然読まないけど、nest読書部で紹介してもらい、いろんな方面に触れることも大事だなと感じ、図書館で借りました。（図書館で借りることができるようになったのも、nest読書部で紹介してもらったGoogle拡張機能「その本、図書館にあります」でAmazonページから自宅近く近くの図書館に在庫があるかどうかが分かり、予約ページにリンクされているので本当に便利に使ってます！ありがとうございます！）

※今回は小説なのであらすじや引用が多くなるとネタバレしてしまうので読んだという記録と、ちょっとした感想程度にしておきます。

感想

この本は「螺旋プロジェクト」（https://www.chuko.co.jp/boc/spiral.html）の中の一冊であるルールに基づいて書かれています。
他の本も同様に同じルールで書かれているはずですが、著者が違うためどのように書かれているのかがすごく気になり始めています。（こうして他の本も読んでみようかなと思わせているのかもしれませんね）

海族と山族の争い。対立が対立を生む。
本書は場面場面で予想してなかったことが次々に起きてくるところに入り込んでしまう形で魅了されました。

シーソーモンスター：昭和後期。嫁姑問題。病院の保険料架空請求問題。

スピンモンスター：近未来（2050年頃）。幼少期の自動運転がもたらした大事故による同級生の問題。デジタル時代の手渡し配達人と警察官。人間の考えの先を行く人工知能問題。