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アサヒの「颯」は萎凋茶でボン・ジョビ

アサヒさんが気合いを入れて作った新しい緑茶ブランドだって。

"叫びたくなる緑茶"だそうなんだけど、ボンジョビしか頭に入ってこないあのCM。

八村塁選手がBon Joviの『Livin on a prayer』を替え歌して「そ〜〜〜」と叫んでる。この曲は炭酸飲料の方が合っている気がする。八村選手も緑茶よりソーダ系の方がかっこよさそう。

Bon Joviの曲もCMで一番強烈だったのはアクシアかな。アクシアはカセットテープのメーカー。そのCMにバンドご一行様が出演していたんだよね。懐かしい。アクシアも久しくみてないな。

ボンジョビではなくボンジョヴィと書かないと。

ミュージックビデオがとても大切だった頃の曲。私は今でも好きですよ、ボンジョヴィ。いい曲いっぱいある。

で、ペットボトルのお茶の話なんだけど、『伊右衛門』はCMがすごいし、『綾鷹』は上林家とコラボしてたり、『生茶』は最近おとなしい気がするけど昔は中谷美紀さんあたりがCMしてなかったっけ?しっとりと美しい雰囲気が商品に合ってたのを覚えてる。伊藤園の『お〜いお茶』は今の価値観とは合わない商品名になってしまったけど、ペットボトルでも新茶が出るし、自然に選びがちなのは伊藤園かな。

確かに、ペットボトルのお茶のなかでアサヒのイメージは薄い。『颯』は考え抜かれて作られたんだろうね。

微発酵茶葉の萎凋茶(いちょうちゃ)で、広がる香りが特徴

と公式サイトより。

微発酵茶って、日本茶の本には載っていない分類な気がする。不発酵茶が緑茶、半発酵が烏龍茶、発酵茶が紅茶、後発酵茶がプーアル茶と日本の黒茶たち、本での分類はこれのはず。それらとあえて分けて微発酵というのだから、不発酵と半発酵の間くらいのイメージかな。

日本茶のお店で売られている萎凋茶は飲んだことがある。ジャスミン茶のような爽やかな香りがする、不思議なお茶だった。『颯』もそんなお茶をイメージして作ったんだろうな。

なのに、なんで香料が入れちゃうかな。特徴となる爽快な香りを香料でつけましたって。萎凋による香りじゃないんだって、そんなこと誰も思わないか。飲んでみたのだけど、お茶屋さんの萎凋茶で飲んだのとはまったく違う、いかにも添加しました系のジャスミンの味がついている。これ、おいしいのかな。

このお茶のCMになぜ男性を起用したのか気になっていたのだけど、なんかわかった。ジャスミン茶みたいな香りのついたお茶は女性に人気があるイメージ。だけど、これはそういうジャスミンではない。何て言うのかな。フリスクを食べたい時に飲むといい感じ?

どうせならスパークリング緑茶とかを作ればよかったんじゃないかな〜って、勝手なことを思ってる。

ナイスタイミングで新しいCMを観た。

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