毎日夫を職場まで迎えに行っている。
頼まれたわけではなく、自主的に。
第一、夫は一切頼み事をしない。
何かやって欲しい、買ってほしい、そんな要望を聞いたことがない。

誰にも頼らないひと。

あたしは真逆。
『立っているものは親でも使え』
あたしの実家の家訓でもある。

それを知っているのであたしが勝手にしてることの一つ。

今年梅雨にはお弁当を作ることをやめた。
これもあたしが勝手にしていたこと。
良かれと思ってやっていた。
梅雨時期、傷みも心配かつ、面倒になっていたあたしは彼に聞いた。
もうお弁当、作りたくない。
もう辞めてもいいかな。

すると彼は一言
『最初から頼んでない』

はい、その通り。
あたしが勝手にしていました。

彼は翌日から弁当を持たずに出勤して行った。

で、先程のこと。

いつも利用している夫の職場近くのドラッグストア。
いつも駐車する場所が埋まっていたので仕方なく
ちょっと入れづらい場所に頭から突っ込んだ。
バック駐車派。
そんな派があるかどうかはしらないけど、出やすい方が良いのでそうしている。

でも今日は嫌な場所しか空いていなかった。
そもそもこれがすべての始まりだったのだ。

買い物を終え、四方を確認したつもりでバックすると

ガガガッという嫌な音。

ハッとしてドアミラーを恐る恐る覗き込むと運転席後方部を擦ったようだ（汗）

ショックだった。
そして暫くの間頭が真っ白になり手が震えた。

最後に車を擦ったのは、
確か27歳の頃、郵便局の駐車場のそれこそ石柱にぶつけた時だったと記憶している。
またもや石柱（汗）


48歳あたりから視力の低下が著しく、眼科を受診すると老眼ではなく乱視と遠視が強いと言われた。

夜の運転が苦手と感じたのも同時期だった。
夜プラス雨の日は路面が光って見えにくい。
このままだと飛び出す横断者を跳ねたりしないか？と怖くなった。

更にこれからの季節、雪で路面凍結なんてザラ。
もう、夕方の運転はやめようか？昨年辺りから本気で考えていた。

運転は好きで、自信があった。
過信していたなと反省。

まさに今日の出来事は
それを決意させるきっかけになった。

擦った事で帰りの車内はシーンとしていた。
夫も愛車を擦られてショック&あたしの不注意を許せなかったのだろう。

何も言い訳出来ないあたしも
無言で帰宅したのだ。

夫の仕事納めに合わせ、
夕方運転納めをする事に決めた。

そして夫に宣言した。
勿論、最初から頼まれていないことなので無反応。

はい、想定内。

今、こうしてｎｏｔｅを書きながら
2時間前に起こったショックな出来事もあたしには過去のこと。

決意する為の良いきっかけだったと受け止め、気持ちを切り替えた。

夫はなんでも数日間引きずるタイプなので、暫くはダンマリ状態だろう。

そんなことは全く気にしない
超ポジティブ女なのだ。

来年はもっともっと不要なものを手放そうと誓う。

皆様、良いお年をお迎えください！