どんな地域やエリアでもかかってしまうのが初期費用。これをいかに抑えるかで損益分岐点も変わってきます。特に借り入れを起こして開業するのであれば大変重要です。コインランドリー業界はとても閉鎖された業界です。横のつながりが希薄なので情報交換の場所がなくネットで収集するしかないのが現状です。基本的にネットでの情報はポジティブな情報はメーカーや販売店・フランチャイズ本部の情報しか無く逆に一般的な方々からはネガティブな情報があふれているのが現状です。コインランドリーの話に限らず基本的にネットではポジティブな情報よりネガティブな情報の方が観てもらえる事の方が多いです。更には儲かってる人が「儲かってるよ」という情報発信はタブーでアンチを産みやすい環境だと思います。どんな業界にも儲かっている人もいれば儲かっていない人もいるのは当然の事と思います。ただ入口を間違えると失敗する確率が他の業界よりも高い様に感じます。初めての商売をコインランドリーでとお考えの方は特に注意が必要です。情報が閉鎖的なため比較検討が非常に難しい環境にあるからです。ズバリお店のつくる費用に関しては機器・内装設備工事含めて1坪辺り100万円でお釣りが来ると考えて大丈夫だと思います。15坪なら1500万円・20坪なら2000万円・30坪なら3000万円という具合になりますが広くなれば広くなる程その坪単価も低くなる傾向はあります。ちなみにこの金額は販売店や工事業者はしっかりとお仕事としての利益を確保しています。自動扉の新規設置やサッシ交換等や看板の関係や店舗物件の形などで増減しますが多くの場合はこれで済むと考えられます。賃貸物件の場合の保証金や礼金等の物件取得費は含まれていません。遊休地の活用の場合はさらに建物の建築費用や外構工事・インフラの引込の費用もかかります。遊休地の活用に至ってはコインランドリーの為の建物になると共に施工業者をまとめる事で更にコストダウンが出来る場合が多いです。コインランドリー店舗だけで考えるとは洗濯乾燥機・洗濯機・乾燥機の費用が大きいのですがこれは離島でない限り日本全国ほとんどのエリアで機器の値段は変わりません。そこも踏まえると離島以外の日本全国で1坪100万円でお釣りが来ると考えても良いと思います。同じものを買うので必ず2社3社の見積りを取って比較検討をしましょう。機器の値段だけでなくその機器構成の考え方や内装に関しての考え方をしっかりと深掘りしてどんな想いでコインランドリーを作っているのか見極めが大切です。ほとんどの販売店や本部は作ること開店する事が目的ですが必死にその点を覆い隠そうとするのでその会社や担当営業がどんな想いでそのお店を作るのか？開店後は有料だとしても一緒に売り上げを構築して行く施策や方法を一緒に模索していける相手なのかどうかが大切です。宣伝活動やキャンペーンを行うにしても何かをするには必ずお金がかかります。継続的な運営を目指すにはある程度の運転資金が手元に残るようにしましょう。それでなくてもどんな業種のお店の開店も予期せぬ費用が必ず発生して予定よりも100万円以上のお金がかかる事もよくあります。繰り返しになりますが1坪100万円を超える場合どのような理由がそこにあるのかしっかりと見極めましょう。そして2社以上の見積を取り比較検討できる環境を作りましょう。その上でこだわりの内装やこだわりの機器構成を組立る事が大切です。その販売店を選択するにあたり明確な理由やその販売店だからこそ出来る事要素があれば安心ですし必死にそのような付加価値を作り出そうとしている業者であればオーナーとしての立場も理解しながらお店を盛り上げていけるのではないかと考えています♪ちなみに坪100万円はもう少し安いかもと思っていますが怖いのでちょっと多めに書いてしまいました…どこかの方面から怒られそうなので…笑