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【伝えたい事を伝えられるコインランドリーを考える】

今回は内装のお話に続いてお店の販促物のお話です。無人店舗であるコインランドリーはついつい「ご注意ください」「○○はおやめください」や「セルフ式なので責任はございません」という諸注意や責任は取りませんというご案内が多く見受けられます。もちろん掲示してしかるべき内容なのかもしれませんがこれがお客様満足度に繋がる掲示物なのでしょうか?売上向上の為にお客様にお伝えしたい事はコインランドリーの利用の仕方や豆知識等のお役立ち情報や安心安全に使って頂くための取り組みがお客様の信頼を獲得する事になるのではないかと考えています。小売りのゴンドラや棚の構成には「ゴールデンスポット(エリア)」という考え方があります。目線の高さに近く目線は左から右に流れるという考え方です。逆を考えると上下にお伝えしたい事を掲示しても目に入らないという事です。でもどうしてもお店としてあれもこれも伝えたい事が山盛りです。なので店内ではチラシラックを置いて集中して伝えたい事をまとめでラック全体をアイキャッチにして手に取ってもらうという方式をとっています。逆に店頭ポスターに関しては「今」伝えたいことを訴求する場所だと思っています。景色になってしまわないように定期的に張り替えます。2月までは「お布団洗い金額の目安」というポスターでした。3月の今は「コインランドリーで花粉症対策」のポスターになっています。花粉飛散の状況を見ながらもう一度お布団洗いに戻して「ジメジメな季節は300円でカラッふわ乾燥」というのを作成する予定です。ちなみにコインランドリーの中にいるとどうしても○○kgという単位でドラムの容量を考えがちなのですが一般的にお洗濯物をkg数ってあんまりかん考えないですよね?洗濯機を買う時に確認するくらいです。なので業界的に考えず目安の金額やこれくらいならこの機械というのをお伝えする様にしています。「シングルの羽毛布団ならこの機器とこの機器を使って○○円」という具合です。先ほどの乾燥300円もそうですがこの辺をお客様目線で訴求している店舗はまだまだ少ないと思います。どちらかというと無人なのでそういうリスクは負いたくないというのがコインランドリー業界の文化だと思います。やっている事や取り組んでいる事はお客様に訴求し認知して頂けないと意味がありません。毎日清掃しているのに「毎日清掃しているんですよ!」とお伝えをする事が出来ていない店舗が多いと思います。非常にもったいないと思います。私たちは今エステーさんと協力して清掃時毎回抗菌コートを実施しています。もちろん店頭にステッカーと機器や両替機にもステッカーを掲示して「安心安全なお店です♪」と訴求しています。もちろん現在世の中にあるがず多くの除菌商材の中からエステーさんの商品を選んだのもブランディングを考えてです。誰もが認知して商品も知っているブランドだからこそ訴求効果も大きくなります。何を伝えたいか?どう伝えるか?お店の想いをお客様にお伝えするのに最も効果的なのは「店頭&店内」です。壁の上下にモリモリとポスターや販促物を掲示するのは避けましょう。情報が埋もれてしまい店内の景色になってしまいます。おしゃれなポスターやチラシより想いのつまった手書きのご案内の方が伝わるかもしれません。ジャストアイデアですが「書道」とか面白いなと思ってしまいました…来年の新年には「謹賀新年」と書初めを貼ろうかと思いましたがへたくそなのでやめときます(笑)

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