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ボランティアという活動は、いつも正しいのでしょうか

脳力トレーニングリーダーとして

私は、区内の脳力トレーニングサークルと、区主催の一般市民向け脳力トレーニングリーダーをボランティアで行っています。
いつも思うのですが、これがボランティア?というぐらいリーダーのレベルが高いです。
リーダーさんは常に勉強熱心で、
どうしたら参加者が満足できるのか?
どの部分が脳トレになっているのか?
を考えながら行っているからです。
実際、私も
・集中して楽しめる脳トレか
・どの部分が脳トレになっているのか
・笑顔が生まれるか
そんなことをいつも考えて、しっかりと練習をしてから挑みます。

私が考える問題点

▶誰でもなれるリーダー
一定の研修を受けることにより、活動できることになっているリーダー。
大多数の方は、きちんと活動できる資質を持っています。
リーダー活動を希望する方の多くは、ある程度の資質をもった方々なのでしょうね。
しかし、その中にも一定基準を満たさない方がいます。
何度も同じ失敗を繰り返す。そして参加者に迷惑をかける。
そのようなリーダーもいます。
適性など調べることもなく、全日程の研修を受講すれば、ボランティアリーダーとして認定されてしまうのです。

▶区から丸投げされる
区が推奨している事業なのにも関わらず、実際に運営しているのはボランティアであるリーダー達です。
現在、職員が私たちの活動に訪問する機会はほとんどありません。
ごくたまーに訪問しますが、何のアドバイスもなく丸投げ。
毎回の活動記録だけを区に提出しているだけ、といった状態です。
さらに、前述の資質のないリーダーがいる場合にも対応してくれません。
区から依頼されているボランティアであるのに、適性のないリーダーのフォローまでやらなければなりません。

辞めていくボランティアリーダー

更にボランティアリーダーの中でも上下関係というものがあり、私のような新人は口を出すことはないのですが、派閥めいたものが存在しています。
このような活動にはつきものなのでしょうけれど、こうなってくると
「ボランティアなのにバカらしい」
といった考えが生まれ、次第に多くの人が同調してしまいます。
実際やめていく方も多く、常に人員が不足しています。

いつまでもボランティアでいいのかな

区に思惑としては、リーダーで活動する人も含めての「脳トレ」なのでしょうか。
活動自体は、確かにやりがいのあるものだと思います。
しかし、このままボランティアとして成り立つのでしょうか。
私は、脳トレリーダーの皆さんは、十分有償で通用すると思っています。
この個の力を少しでも「仕事」に変えていきたい。
ボランティアに頼るのではなく、きちんとした「仕事」として認められるための活動をしていきたいと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。







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