スマイル・リング

こんにちは。スマイル・リングです。 高齢者介護施設と、レクリエーション・イベント提供者…

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こんにちは。スマイル・リングです。 高齢者介護施設と、レクリエーション・イベント提供者をマッチングするプラットホームの構築を目指しています。今の私に出来ることは何だろう?を考えながら発信していきたいです。よろしくお願いいたします。 http://smile-ring.com/

最近の記事

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介護施設向けレクリエーション・イベントサービスの提供

当社は、開業3年目。(株)リバグランスエンジニアリングです。 他業種でのコンサルタント業をしております。 毛色が全く違うこの業種に飛び込んだきっかけは、私の母が認知症を発症したことに起因します。 「まさか母が」、「まだまだ大丈夫」という思い込みから、母をしかるべき方向へ導くことができませんでした。 結果、「認知症では?」という気づきの段階からあっという間に認知症が進んでしまい、現在はグループホームに落ち着いています。 気づきの段階で、何か母の楽しみを見つけてあげることがで

    • グループホームから特養へ

      グループホームへお引越しをして1年 昨年2023年5月に札幌のグループホームへお引越しをした母。 あれから一年経過して、かなり認知症が進んでしまったことをnoteに書き留めました。 要介護2から要介護4へ進み、5段階評定の通信簿だったら大変立派な成績となりました。 グループホームへ引っ越しをした当初は、孤独な有料老人ホームとは違い、居間で他の方と一緒にいるだけで安心しているように見えた母。 しかし、現在は昼夜逆転のせいもあり、昼間もウトウトしていたり寝ていたりしているようで

      • 1年も経たないうちに進んだ認知症

        グループホームに転居してから 要介護4の母のことです。 有料老人ホームから、グループホームに転居したのは、2023年5月でした。 今は2024年2月。 とてつもなく時間が過ぎたように感じてしまいます。 かなり母の認知症が進んでしまったような気がして。 今思えば、介護付きとはいえ有料老人ホームで生活していたこと自体がビックリするほどです。 有料老人ホームからグループホームへの転居は比較的スムーズ。 東京から有料老人ホームに転居した時と比べて格段に楽な転居でした。 先の記事に書

        • 【認知症の母】お久し投稿です!

          すすんでしまった認知症 すっかりご無沙汰してしまいました。 自分の活動の忙しさに恰好つけて投稿しておらず、前回投稿から半年ぐらい経ってしまいました。いけませんね。 2023年5月に有料老人ホームからグループホームに転居した母。 転居してから、かなり認知症が進んでしまったように感じています。 グループホームには現在7名の方が入居されています。 母が入居当時、割と認知症の進んだ方が1人いらっしゃって、他の5名の方々は一見認知症とは思えない身だしなみの方々でした。 当初、母も5

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        介護施設向けレクリエーション・イベントサービスの提供

          認知症に気づかなかった自分

          ゆっくりと進んでいた 昨日、母が15年ほど生活を共にしていたパートナーと食事をしました。 母がいなくなってからのパートナーは、げっそりと痩せてしまい、覇気がありません。 それはそれで、かなり心配なのですが。 パートナーと母の話をする中で、5年ほど前から異変はあったと言い出しました。 そんな話は聞いたことがなかったので、今更?とびっくりしたのですが・・・。 実際には、かなり前から症状が出ていたのかもしれませんね。 気づいた瞬間 母が認知症だとはっきりと気づいた瞬間があり

          認知症に気づかなかった自分

          「ボクはやっと認知症のことがわかった」を読んで

          長谷川和夫氏が自ら認知症になった 認知症検査で有名な「長谷川式スケール」。 この本は、長谷川式スケール開発の中心人物となった、長谷川和夫氏が自ら認知症になり、その経験から私たちへ向けたメッセージです。 長谷川和夫氏の心の中 認知症の診断を受けたことで、心の中には様々な感情が渦巻いていたことでしょう。最初は衝撃や不安、そして悲しみがあったかもしれません。 しかし、著者はこう書いています。 認知症は自分自身や家族にとって大きな変化をもたらす疾患であり、それを知ることは心に

          「ボクはやっと認知症のことがわかった」を読んで

          アルツハイマー病になった母がみた世界を読んで

          老年期認知症を研究する医師が書いた本 齋藤正彦さん著書。 アルツハイマーと診断されたお母さんの、20年間に渡る日記を元に書かれた本です。 お母さんの日記とご自身の日記やメールを照らし合わせ、時系列的に書かれています。 精力的なお母さん 日記を追い始めた67歳~75歳頃までのお母さんは、とても活発に動かれていました。 同じ年代の方とは比較できないほど、毎日躍動していました。 この本を読み始めた時、 このお母さんが、これからアルツハイマーと診断されるの? と疑うほど、教養に

          アルツハイマー病になった母がみた世界を読んで

          ボランティアという活動は、いつも正しいのでしょうか

          脳力トレーニングリーダーとして 私は、区内の脳力トレーニングサークルと、区主催の一般市民向け脳力トレーニングリーダーをボランティアで行っています。 いつも思うのですが、これがボランティア?というぐらいリーダーのレベルが高いです。 リーダーさんは常に勉強熱心で、 どうしたら参加者が満足できるのか? どの部分が脳トレになっているのか? を考えながら行っているからです。 実際、私も ・集中して楽しめる脳トレか ・どの部分が脳トレになっているのか ・笑顔が生まれるか そんなことをい

          ボランティアという活動は、いつも正しいのでしょうか

          怪しい自分

          夕方かかってきた電話 今日も暑かったです。 日中自転車で動き回ってホッと一息ついた夕方、一本の電話がかかってきました。 知らない番号でしたが、ビジネス使用の電話番号でもあるため、いつも出るようにしています。 案の定、不動産投資の営業でした。 声のトーンでわかるので、真剣に聞くことはないのですが ついつい、何の調べもせず「怪しい」と思ってしまいます。 怪しい自分 繋がりを大切にしたい私の仕事ですが、広めること自体が大変です。 私の周りの人には、なるべく事業についてお話する

          ケアマネージャーさん探しについて

          ケアマネージャーって自分で探すんですか?? 私の母が、要介護2が認定された二年前のことです。 さて、これからどうするのでしょう。 てっきり要介護2が認定されれば、自動的に介護サービスを受けられると思っておりました。 認定後に長寿サポートセンターに行けば、ケアマネージャーさんを紹介していただけるのだと思い込んでいた私。 ところが。 自分で探すんですか!!! そうだったんですね。 長寿サポートセンターは 「ケアマネージャー探しで困った時には、またご相談ください。」 という

          ケアマネージャーさん探しについて

          認知症の母の苦悩

          認知症になったら 認知症になったら、どんな気持ちになるのでしょう。 私が今考えている世界からは、想像もできないことなのでしょうか。 「何か自由に書いてみて?」 ある日、難聴の母に姉が言いました。 タブレットで、会話が少し成り立っていた当時のことです。 書いたのがこちら↓ 幸せか 最初、何て書いてあるのか分からなくて、時間をかけて解読してみました。 何度も読んで。 「幸せか 家に引っ込むのが いいのか いやなのか 自分がわからない」 このように解釈しました。 この

          認知症の母の苦悩

          ここ2年間のひとりごとをだらだらと

          ひとりで小舟に乗っている 起業して丸2年になりました。現在3期目の香川です。 起業や経営に関しては、全くのノー知識。 会社の登記も本に頼り、経理や起業の講習に通いました。 他の方々と交流を図りたいと思って通いはじめた講習会ですが、そこで学んでいる人はたいてい組織の担当者の方か、これから起業しようと考えている方ばかり。 現役の経営者はいませんでした。 誰も相談する相手がいない。 いつも一人で小舟に乗っている状態でした。 大きな海の真ん中で、ひとりで小さな手漕ぎの船に乗ってい

          ここ2年間のひとりごとをだらだらと

          今やるべきこと

          私の母はアルツハイマー型認知症です。 認知症は、ゆっくりゆっくり進むと聞いておりましたが、私の母の場合は急激に進んだような気がします。 その原因は何があるのか。 少し調べてみました。 認知症が進む原因3点 環境の変化 引っ越しや入院、家族やパートナーとのお別れなどの変化が考えられるそうです。 私の母の場合は、引っ越し&パートナーとの別離、有料老人ホームへの入居というトリプルパンチでした。 これはもう、覚悟の上での決行でしたのである意味予想どおりでした。 行動が制限される

          【関東圏・札幌近郊】一緒に活動いただけるレク・イベントパートナーを募集します!!

          『スマイル・リング』では、現在、高齢者介護施設等で活動いただけるレクリエーション・イベント提供者を募集しています。 介護施設等でレクやイベント等を提供したい個人の方、団体の方は、 『スマイル・リング』ホームページ内 レク・イベントパートナー登録希望フォームよりご連絡をお願いします。 ★現在は、運営準備中のため、すぐにお仕事をご紹介するという訳ではありません。あらかじめご承知おきのほど、よろしくお願いいたします。 ▶必須条件 ・介護施設での開催にあたり、常に高齢者の立場で物

          【関東圏・札幌近郊】一緒に活動いただけるレク・イベントパートナーを募集します!!

          盛り上がったリズム脳トレ

          脳トレボランティア 月に3回、地域の高齢者サークルで脳トレのお手伝いをしています。 他のボランティアメンバーさんとは、終了後に反省会を行い、次回の内容を話し合い、実施回までにその内容を精査して練習します。 この下準備がとても重要。 下準備をすればするほど、当日のイレギュラーなことにも対応できるようになります。 また、連続で同じような企画が重ならないように工夫し、参加者さんがまんべんなく楽しめるように、身体を多く使うものや頭脳を多く使うものをプログラムの中に組み込みます。 ボ

          盛り上がったリズム脳トレ

          認知症を遅らせることができたなら

          エーザイの認知症薬が承認支持されたとのニュース。 これによると、エーザイと米バイオジェンが開発したアルツハイマー病の治療薬のレカネマブが、認知能力の低下を遅らせる効果が会合で認められたらしい。 レカネマブは、脳の神経細胞にとって毒となるタンパク質である「アミロイドベータ」に結合し、除去する抗体なのだそうで。 認知症は、このタンパク質が原因だって前から言われていたものね。 日本でも承認申請中で、今年の9月ごろに結論が出るとのこと。 なんだか希望の持てるニュースです。

          認知症を遅らせることができたなら