バツイチ独身40歳のシアワセ
今日は私の誕生日。
おかげさまで40歳になりました。わお。
40歳って2回目の成人式。
なかなか結構大人やん、割りともうエエ歳やん、となんか大台にのったなーという感じもありつつも、
40歳にもなってこんなヘラヘラしててスミマセン、という気持ちもあり、
実感があるようなないような40歳。
15歳の頃、ほんの2年先ですら、
もう生きてられないと思っていたのに、
想像もしなかった40歳。
晴れて不惑にふさわしく、最近はとても幸せに生きています。
歳をとることをネガティブに捉える風潮も世間にはあるし、
女はクリスマスケーキに例えられるように、
30歳になる時なんて特に、
少なからず焦ったり嘆いたりもしたんだけれど^^;
今は全く焦りも戸惑いもない。
むしろここまできた自分が誇らしい。
なかなかいい歳のとり方をしてきたんじゃないかなと。
40歳の今、淀みなく、私は幸せだと本気で言える。
以前とは健康診断の数値が違ってきているし^^;
目は小さくなるわ顔は大きくなるわ、
ほうれい線も白髪も確実に目立つようになっているけれど、
高卒フリーターで働き始めてほとんどずっと非正規、
バリバリ就職氷河期プアワーカー、
バツイチ独身な上に友人少なめ、ひきこもり体質で
液状化まっしぐらなんだけれども(笑)
全然自分の人生を嘆く理由がない。
充分すぎるほど幸せで、
とても満たされている。
自分の今の「条件」で、
自分が幸せになれないとか思っている人は、
ただ自らが「不幸でいること」を選んでいるだけだと思う。
今日は美容院に行ってきた。
天パでめんどくさい私の髪を
圧倒的に扱いやすくしてくれるから
ここ3年くらいずっと同じ美容院。
美容院ジプシーにケリがついて幸せ。
帰りに寄ったショッピングモールで、
シュガーバインのハイドロカルチャーを買った。
葉っぱの形とかツルの伸び方が大好きなシュガーバイン。
でもちょっと繊細なのか、過去に何度も枯らしている^^;
ズボラな私向きな観葉植物じゃないんだと思うけど、
それでもやっぱり好きなもんは好き。
誕生日じゃなければこらえて帰ってきたかもしれないけれど、
自分への誕生日プレゼントと称して買ってしまった。
うへへ。
誕生日ディナーには、
いつもは買わないちょっとお高めのお惣菜と、
広島人としてはパンといえばのアンデルセンと、
やっすいスパークリングワインに、
なんだか人気らしいプリンをチョイス。
電車を待って見上げた空には月の形がしっかりわかる
細くてきれいな三日月が。
この写真を私が撮っていたら、
通りすがりのサラリーマンが「何を撮っているんだろう?」とばかりに振り返って空を見上げた。
三日月を眺めながら帰っていたら、
前を歩いていた年配の女性が
向かいから来た杖をついたおばあちゃまに
「三日月がきれいですよ」と。
あまりにもきれいなものを見ると、
みんなに見て欲しくなるのよね。
わかるよ、見ず知らずの人につい声をかけてしまう気持ち。
「…わあ!ほんとだ!!言われなきゃ気づかなかった」と
声をあげたおばあちゃま。
私が通り越した後ろのほうで、
まだ交わされる会話の中に
「おかげで元気をいただきました」なんて聞こえてきて、
なんだかものすごくいいものを見せていただいた気分になった。
そこにあるのに気づかない。
みんな下向きすぎなんだよ。
目を向けて見れば、世界はこんなに美しい。
そのことにただ気づくだけでいいのに。
そんなに必死に完璧な自分になんてならなくていいし、
一心不乱に頑張らなくてもいい。
一点ばかり凝視して追い立てられていると、
視界の隅に追いやられた素晴らしいものを見逃してしまう。
もっと周りを見回してみれば、
幸せはそこら中にあふれていると、私は思うよ。
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