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アラフィフからのアイドリッシュセブン33 TBSチャンネルアイナナ祭りの機会なのでオプナナについて語る

2022年1月22日 17:00

アニナナ2期OP、「DISCOVER THE FUTURE」をアレンジしたアバンが流れる。
四角く囲った箱のような緞帳が上がり7人が現れる。

本物だーー!

一織も大和も三月も環も壮五もナギもそして陸も。

本物だーーー!!!!!!!

泣き崩れるということはなく、これを一瞬とも見逃すものか、崩れてる暇はないなどと思いながら見てた笑

着物のような袖のジャケットに細身のパンツという麗しい衣装の載せた紹介ビジュアルからのDiscover the Future(以後ディスカバ)のシフォンフワッフワの真っ白な衣装
もうやられたもん。いいもんそれで。

なんて言うんですか、仕上がってるというんですかね。
特に環くん(KENNさん)の髪、ストレートなんだけど外ハネでライトブルーのエクステされて
勝った、って思った。何に勝ったんだよ。

大和さん(白井悠介さん)は先週に拝見した通りにほっそりされてダイエット頑張られたし、三月くん()はいつも髪の毛オレンジにしてて可愛いし、そーちゃん(阿部敦さん)は品があってナギくん(江口拓也さん)は脚長っ!マジ長っ!
りっくん(小野賢章さん)はディスカバの「ディ」でりっくん。もうりっくん

でもってBMIを一織と一緒にされた増田俊樹さんはパーフェクトだった。
これか、パーフェクト高校生とは!みんな思っただろう、まさにパーフェクトだと。
パーフェクト高校生って誰が言ったんだよ自称かよと思っていましたが、
こんな高校生はダメだろパーフェクトじゃねえかよ
BMIが同じという説得力。自分だけゲームかアニメから出てきた感じ。
ファンサしないのがファンサってどうかしてるけどそうなんだから仕方ない。
それが一織だから。

次元を越えるとは良く言ったものだが、次元も役も演者もごちゃまぜにしてそれでも芯が通っているという、これはなんと説明すればいいのか。マネージャーたちの想像力の逞しさなのか。
いや違う。

この空間を作り上げようという気持ちの集合体と言おうか

やれば出来る

やれば出来るという言い方をすることがあるが、「やる」までの努力の蓄積の上に、まだ形のないものを「やる」と決め、それに人の同調や目的を果たすまでの気持ちを乗せていかないと「出来る」には到達しない。

このライブを作ろうとする人々が居て、それに実現させようとするチームが居て、マネージャーかつ純粋なアイドルたちのファンが居て、その各々の気持ちを自由自在に行き来することが出来るIDOLiSH7を存在させることが出来る。
そのプロセスを感じられるというのは幸せ以外の何ものでもない。

今回のライブ、あるフォロワーさんから、「ジャニーズのアイドルのライブとやっていることが同じ」と聞いた。
TBSチャンネルの「アイナナ祭り」にてアイナナ合同ライブの1st及び2ndのものを拝見させて頂いた。素晴らしいライブだった。

オプナナとの違いはというと、曲のMVを使用しているにしても、名場面集や名セリフを使用しての場面がなかったことにあると思う。

これはTRIGGER単独ライブ「VALIANT」でも思っていたが、音楽を魅せることだけに特化していた、それが純然たるアイドルのライブとして受け入れられた理由かもしれない。

アイドルの創出

メインストーリーあっての彼らだが、ゲームコンテンツ枠内のIDOLiSH7からの脱出にも成功しているようだ。
各有名企業とのアンバサダー契約、著名アーティストからの楽曲提供、Twitter、Yahoo!でのワードトレンド入り。
最近の楽曲は恋心を歌うなど、ゲームのストーリーに囚われない、一アイドルとして当たり前に歌うような歌詞が多くなったようだ。

アイドリッシュセブンのひとつのテーマは、アイドルの創出。

例えばTRIGGERの楽曲・バラツユは片思いを歌った胸を締め付けられるような切ないラブソング。 大人世代ならこんなシチュエーションを味わった人も居るかもしれない。
TRIGGERの単独ライブ・VALIANTのステージではプロジェクションマッピングを使ったバラが散る演出で見る者の心を揺さぶった。

アイナナのNAGISA NIGHT TEMPARATUREはハロプロにお馴染みの作家による胸キュン(死語?)ソング。覚えやすい振り付けを一緒に踊ろうと呼びかける、ライブならではの演出。これはまた次回までに覚えて一緒に踊りたいなと思った(NAGISAを歌う次回、あってくれ…)。

華麗なステージング

弦楽7重奏による生演奏、レーザーを多用した照明…説明したいものは多々あるが、ARを使った合成技術がステージに厚みを加え、クオリティをさらに高くしてくれていると思う。最初に貼ったYouTubeの動画でもそれが分かると思う。

筆者は他の界隈でも配信ライブにてAR合成の演出を見たのだが、現地での臨場感に欠ける部分をを補うどころか、ステージをこんなに華やかに、そして深みのあるものにしてくれるとはと驚いた。

ステージ丸ごとがストーリーの、MVの世界に移行し、没入感を深めてくれる。

そしてライブビューイング実施の映画館に居る客、家のリビングでテレビ配信を見る者でしか見られない、現地の人間では得られない演出を施すことで、コロナ禍で参戦を諦めた人にも恩恵が得られた気がする。

配信サービスはどこへ行く

配信サービスはコロナ禍でライブ開催が出来ずの苦肉の策であったかもしれないし、本来はリアタイ出来ない方向けというよりは受信状態の悪さをカバーするためのアーカイブ機能だったはずだが、理由(家の事情や身体の状態の悪さなど)があって現地参戦できない者も参加出来るという福音のように感じられるようになった。
しかし資金の上でも、現地参戦が可能になったことによる補助金打ち切りが響き、配信ライブそのものがこれから無くなっていく可能性も出てきた。
その代わり、元々それを担ってきたBS/CS放送がその権利を取り戻していくような気がする。

WOWOWなど、ライブ生中継を売りとして来たチャンネルはコロナ禍でのライブ減少の煽りを大きく食らっているはずでこれから巻き返しを狙っていると思われるし、TBSチャンネルでのアイナナ祭りは、その兆しのような気がする。これからの映像作品にも関与していくように思えるのだ。


オプナナの紹介としては固い締めになってしまったが、現地及びCS未視聴の方にはぜひこちらをオススメしたい。
待望の円盤発売が決定しました。






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