#1340 読みたい!

この連休は本の世界へ。

一度本の世界にのめり込むと本の虫のように次々に読みだすのに、一度その糸が途切れてしまうと、それを結ぶまでにまた少し間が空いてしまいます。
おそらく、その時の気分にマッチしたものを読みたいという思考が「何を読もう?」と悩みの種になってしまい、読みたい!に出会うまでに少々時間がかかってしまうのです。
これ読んでみようかな?と読み始めたものの、どうもページをめくる手が進まず「今はビジネス書では無い気分なのかもしれない」と小説に移ることもしばしば。反対に「小説よりビジネス書」という気分の時もあります。
仕事的に焦っていたり不安な時はやはりビジネス書や自己啓発よりになるし、プライベートに何か求めている時は小説を選びがち。


そんな中で久しぶりに読書欲が高まりつつあり、昨日ちょうど一冊読み終わったのですが、長瀬光弘さんの『私はロボットではありません』という一冊。ビジネス書のようで小説のような、だからこそ読みたい!にすぐマッチしたのだと思います。ちなみに久しぶりに紙ベースで購入した1冊でもあります。
仕事でくすぶっている主人公が仕事の仕方を知っていくというもので、その中で「ザッソウ」という言葉が出てくるのですが、これは雑草ではなく、雑談と相談を合わせた言葉。
これ、わたしたち意外とよくやっているなあと。何かと雑談しながらもお互い相談のように悩みを話してフォローしあったり。とは言え全員とザッソウができているかと言われたらそうでもないのが現状。「雑談」の書籍も多く出ているように、意外と何気なく話すことってそこに大切なことが隠れてたりするのでしょうね。

そして今日は長月天音さんの『キッチン常夜灯』という一冊。
夜中に開く小さなフレンチ、主人公の女性の仕事の葛藤を優しく包み込むキッチン常夜灯とそこのシェフとソムリエ。それぞれ抱えたものあれど「丁寧にひとつひとつと向き合っていきたい」そう思わせてくれます。
こんなお店あったらいいなあ、と。いや、きっと意外と近くにあったり!?


そんなこんなで再び読書時間を楽しめる本に出会えましたが、次はどうでしょう。積読はそれなりにあるのでそこから今の読みたい!に出会えるか、それともまた新しい出会いを求めるか。
やはり読書も旬だと思うので、自分の読みたい気持ちを大切にしたいと思います。


今夜のおともになる本はあるかしら。

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