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#7 時間の支配

「はやく」という言葉
気付かぬうちに多用している言葉

でも
その言葉は相手を不安にさせている

世の中には時間というものがあり
人間の大半は
時間に支配されている

その時間によって
急かされている

自分と相手が同じリズムを常に刻んで
生活をしているなら
なんら困ることはない
だから
「はやく」と相手を急かすこともない

しかし
私たちは
全く同じリズムを刻むことは難しい
自分の生活リズムがあり
相手の生活リズムがある

同じ屋根の下
家族だって
同じだ
保育園だって
同じだ

リズムが自分の軸からずれることで
「はやく」して欲しいと思う

決めている時間があるから
流れがあるから

ついつい「はやく」と言ってしまう

でも

そうなんだよ

リズムは全員違うんだ

時間の使い方は全員違うんだ


全員が同じ生活リズムを刻んでいたら
それは逆に気持ち悪い

結局は
こちらの都合

「はやく」して欲しいというのは

こちらに合わせて欲しい

だから
どんなに小さな子どもにだって
ペースを上げて欲しいときは

オネガイをしなければならない

と感じたのである

怒って「はやくして!」

なんて最悪だ

「ちょっといそいでくれたら嬉しいなあ。」

きっとそんな感じ

寛大な心で待てる人であろう


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