プロ野球選手の暗黙知

暗黙知という言葉がある

一流の人が持っている無意識でやっている経験やコツやカンということなのか

最近のYouTubeではプロ野球選手が自分の感覚やコツを伝えてくれている
しかし、それを真似してもあんな打球は飛ばない
あんな豪速球は投げれない

人間には数多くの感覚器がある
目でみる、触わる、熱い、バランス、耳できく、味を感じる
人は色んな感覚の情報をもとに動作を行ってきている

それは産まれてから今までずっとだ

暗黙知は産まれてからの今までの積み重ねの上に成り立っている

だから一辺だけを真似してもできないのである

なんでできないのだろう

どうやったら上手くいくんだろう

こうやってみよう

あー上手くいった

あーだめだった

そんなこと繰り返しでしか高みにいけない

マニュアル化はできない

言語化はできない

なぜなら、産まれてからずっとその人がなにをしてどうやって暮らしてきたか全てを真似しないといけないからである

暗黙知

まさに奥深い知である

プロ野球選手への指導はその一辺の中の一辺に少し感覚を変えて上げるそんな役割程度である

魔法のようなことはトレーニング指導では起きない

暗黙知を知るとそんなことを感じる

#喜多隆介
#大谷輝龍