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箱の中の歌

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詩と短歌。 曲をつけて、nanaに投稿もしています。 https://nana-music.com/users/8162920
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記事一覧

胸に咲く夢

遠い星と銀河を超えて 静かにあなたの船は往く 黒く凍る闇の狭間に 熱く刹那を刻みながら こ…

清水はこべ
2か月前
36

9月のブランケット

窓の外 鈴虫の鳴き声 うろこ雲に滲む 月あかり 室温は25℃ 洗い立てのシーツと ブランケット…

清水はこべ
7か月前
13

波を鳴らして【小説】

 第一部 山の風  夏休みに、妙子さんの家に行くのは、楽しみでもあり、憂鬱でもあった。 …

清水はこべ
7か月前
13

父の一周忌に寄せて 『銀雨の星 〜♭4 self cover 2023 〜』

「この歌、何だか、お父さんを思い出した」  私が作詞で参加した、なおがれさんとの共作オリ…

清水はこべ
8か月前
6

見えない星

知ってるんだ もうすぐ 朝が来る事を だけど 信じられないんだ もうすぐ 朝が来るなんて ブ…

清水はこべ
9か月前
9

夢の旋律 【#シロクマ文芸部 (お題「消えた鍵」)】

消えた鍵 錆びた錠 閉ざされた夢の扉 白む空 溶けて行く 懐かしい声の記憶 思い出せない旋律…

清水はこべ
9か月前
13

何もかも全部冬のせいにした【30日間毎日note:その12】

何もかも全部 冬のせいにした。 「春になれば、きっと」 そう唱えながら。 「春になれば、きっと」 祈りに応えて 史上最速で訪れた春が、 ほんの少し 目を離した隙に 鮮やかに 通り過ぎて行く。 (写真撮影:清水はこべ) ★ ✴︎一枚目の写真を使って作った、オリジナル曲のMVです。 ✴︎歌詞はnoteに掲載しています。

春風とショートボブ

 鏡の中 艶めく  紅茶色のショートボブ  見慣れなくて  照れくさくて  舌を出して  笑…

5

ひとしずく

痛みをひとつ ポケットに隠して 何食わぬ顔で 改札を抜ける ホームの向こう 灰色の空 深呼吸…

6

My Blue 〜ちいさな光〜

かなしみを 涙にできなくて 月を見た 遠い夜 幾つもの満月の後 胸の引き出しで 遠いかなしみ…

17

月と黒髪

月の光を 浴びながら 君は 歌う 陽射しの中を 走り出す歌を 歌う 聴こえないくらい ちいさな…

14

ナナシ

名前の無い感情 切なさとは違う 悲しみとも違う 喜びとも違う 嬉しさとも違う ときめきとも…

4

八月四日

人は 嘆く 夏の祭りの 無い事を 鳥も 虫も 木々も 風も 空も 夏を 祝う 先週。 散歩の途中…

7

歌いたい歌を歌うよ

もしも 歌えるのは 今日が最後だよって そんな事を言われたら 私は 何を歌うかな? きっと いちばん歌いたい歌を 歌うよ だから 歌えるのが 今日が最後でも 最後じゃなくっても 心のままに歌いたいの いま いちばん歌いたい歌を 歌うよ 心のままに 歌うよ   夜中に目覚め、そのまま眠れず、明け方に歌いました。 伴奏もなく、鼻歌で。 ささやかに祈りをこめて。   nanaに音源を投稿しています。 https://nana-music.com/sounds/05