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こめちゃんの育児日記〜どうする?!子どもの性教育〜

こめ59(@snackpanda_)です。

今回は子どもの性教育について話したいと思います。


まずは夫婦の間で

性教育を実施するに最初のハードルは、夫婦の間で「性」をテーマに会話ができるか、というところだと思っています。

ここは結構肝だと思っていて、そもそも今の30代40代の世代だと、自分たちが「性」をテーマに家族や友人と話す習慣がない人が多いため、この話題を避けてしまいがちです。

「性教育」で思い浮かぶのは学校の道徳の時間ですが、真面目に聞く子はほとんどいなくて、むしろ真面目に道徳の時間に話を聞いていようものなら、周りから茶化されて変なあだ名の一つや二つ平気でつけられる雰囲気でした。

つまり、性教育 = 真面目に話していたら変な目で見られる

という潜在意識が染み付いているように思います。

そこで、我が家では、こめ家で定期的に開催されている夫婦会議(通称:ふうふの時間)で、1冊性教育の本を買って読むことにしました。

買った本はこちら

そもそも最初に妻に性教育について勉強しよう、と伝えることがハードルが高かったのですが、伝えてみると妻も同じようなことを考えていたみたいで、すんなりOKをもらえました。

この本は漫画形式で、分量も少なかったので最初に学ぶにはちょうど良かったな、と感じています。

こめ家では、この本を大体3週間に1度、夫婦会議の最後に1章ずつ読んで、読み終わった後にお互いに感想などを言い合う、と言うのを実践しました。

最初は性をテーマに話し慣れていないこともあり、ポツポツ感想を言っておしまいという感じでしたが、繰り返していくと話し慣れてきて、比較的自然に妻と性をテーマに話せるようになったと思います。

性のことを子どもにどうやって伝えるのか、というテーマもあったので、実践を想定して親役と子役を入れ替えながら、妻と二人でロールプレイをやったりもしてみました🤣

子どもには絵本を使って

夫婦同士の話し合いは夫婦会議の中で行うようになりましたが、子どもに実践しようと思うとこれまた悩ましいところ。

この時期、息子が3歳から4歳くらいだったので

息子「うんこ!おしっこ!」

と言いまくってはいたものの、性についてあえて時間をとって教えるのも何か違うな、と思っていました。

どうしようかと思っていたら、妻がこんな本を見つけてきてくれました。

この2冊です。

調べてみると性をテーマにした絵本って結構あるんですね👀

ちょうどこの頃、子どもが寝る前に絵本を1冊読んでから寝る、という習慣があったので、子どもの絵本が置いてある本棚にこの2冊をそっと入れておくことにしました。

すると、案の定息子が新しい絵本を見つけて、

息子「この絵本なに??」

と興味を示したので、

こめ「読んでみる?」

と聞くと、

息子「うん」

とのこと。

息子は数ある絵本の中の1冊くらいにしか思ってないんでしょうけど、特に「性の絵本」の方は気に入ったようで、何回も「読んで」と言ってきました。

絵本をこっそり入れておく、というのはどこのご家庭でも気軽にできますし、例えば夫が性教育に全然乗り気じゃなくて、妻が一人で実践しなければならない場合、などでもできると思うのでおすすめです。

日常会話で自然に話題に

絵本を読んでいて良かったな、と思うことはがもう一つありました。

例えば、妻が生理でしんどい時、子どもに

こめ「性の絵本に書いてあったけど、女の人は月に1回こういう時があるから、辛い時は優しくしてあげようね」

というと、結構すんなり理解してくれたりします。

また、息子から

息子「どうやって生まれてきたの?」

みたいな定番の質問を聞かれたこともありましたが、

こめ「絵本に書いてあったけど、お父さんとお母さんには赤ちゃんができる素があってね・・・」

と、事前に絵本を読んでいると、子どもへの説明がすごくしやすかったですし、子どもも理解しやすかったのではないか、と思います。

むしろ、女性の身体などについて自分もちゃんと理解できていないところがあったので、親の方も勉強になったな、と思っています。

他にも、

妻「ねぇ、息子くんのおちんちんってどう洗うの?」

みたいな話が夫婦でできるようになったのも、夫婦で性教育を実践したおかげかな、と感じています。

最後に

我が家の息子は今5歳で、性教育の必要性が増してくるのはまだまだこれからだと思っています。

ただ、感じているのは思春期を迎えて慌てて性教育を実践しようと思っても、その時にはかなりハードルが上がってしまっている、ということです。

思春期を迎えて、子どもとのコミュニケーションが取りづらくなってから、さらに取り上げにくい性をテーマに話し合うなど、至難の業なんじゃないか、と思っています。

ポイントは、性に対する先入観がない幼少期から初めて、長い期間をかけて親子でコミュニケーションが取れる土台を作っておく、というところだと思います。

ハードルが低い時に始めた方が親の労力も少なくて済みますしね!

なのでこめ家でも、性教育を1回やって終わり、ではなく、今後も定期的に夫婦で学び続け、手を変え品を変え、性教育を実践していきたいと思っています🫡

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