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卒業旅行ならぬ卒業生と旅行


いやー、楽しかった。
3年ぶりにカンボジアに帰ったら、卒業生から国内旅行に誘われたんですよ。

シェムリアップ→プノンペン→シアヌークビル→ロン島→シアヌークビル→カンポット→プノンペン→シェムリアップ

これを全部陸路とフェリーで移動。
ラーヴォ、ケイン、パナーとの初めての旅行。
その上、ロン島のリゾートホテルで働くリャンサイやシアヌークビルの中華系ホテルで働くチョムランとも再会できる、そんな旅。

運転のほとんどはパナー。

パナーは小学校低学年のときから一緒に住んでたけど、あの頃はこんな未来があるとか全然思ってなかったな。

ラーヴォ運転の車でプノンペンからケップに旅行したこともあって、共通するのは2人とも運転が怖くないこと。
わたしが気にするところでちゃんと注意払ってくれてて安心できた。
シアヌークビルからカンポット移動中は運転するパナーの横で寝てしまうくらい。
ごめん笑笑

ロン島の海をバックに4人で撮った写真はええ記念になったよね。
撮影はパナーの長女。

みんなと過ごしたのは2000年代の初めごろ。何にもなかったシェムリアップで汗とホコリにまみれて毎日が過ぎていってたなぁ。
道端を牛の群れが闊歩し、道の両脇には椰子の木。
雨季のせまりくる真っ黒な雲と雷雨、乾季の照りつける日差し、日に日にわたしの肌と精神は鍛えられた。

たぶん何しか大変なことはあったんだろうけど、もはやいい思い出しか覚えてない。

夜遊びしたパナーを叱ったら泣いちゃったり、サッカーしてる男の子たちを一緒に眺めてたラーヴォ、わたしが2階に行くと足音を聞いて、来た来た!とみんなに知らせるケイン笑笑

全部懐かしい思い出になってる。

みんな、子どもやったよね。
あの頃はみんなを自分なりに守ることに必死やったけど、今はみんながわたしを大切にしてくれる。

今日、ラーヴォから来たメッセージ。
卒業生みんな、もっとお母さんと近くにいてほしい。
お互いに大変なときに励ましあって、今やうちの施設代表になってくれてるラーヴォからのありがたい言葉やった。
物理的にだけでなく、心の距離を近くという彼の願いが伝わってきた。

2023年4月末、忘れられない思い出が一つ増えました。
ほんまに楽しかったんよ。
こんなにはしゃいでええんか?っていうくらい笑った。

みんなを愛してる。
みんなの幸せを心から祈る。

そんな人生は最高やなと一人で思ったりしてましたよ、おかあさんは。

みんなのおかあさんにならせてもろてほんまにありがとう。

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