見出し画像

1000日チャレンジ 481日目 『ルートヴィヒ美術館展』(5)August Macke「Man Reading in the Park」

ゴールまで519日

★BMI:24.1

★国立新美術館で開催中の『ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション』を先日、観覧した。この展覧会で印象に残った作品数点を紹介したい。
展覧会概要(美術館web siteより転載);ドイツ第4の都市、ケルン市が運営するルートヴィヒ美術館は、20世紀から現代までに特化した世界有数の美術館です。その優れたコレクションは、市民からの寄贈をもとに形成されてきました。本展覧会では、館名に名を冠するルートヴィヒ夫妻をはじめとするコレクターたちに焦点を当て、ドイツ表現主義や新即物主義、ピカソ、ロシア・アヴァンギャルド、ポップ・アートなど、絵画、彫刻、写真、映像を含む代表作152点をご紹介します。(会期;2022年6月29日(水)~9月26日(月))
ルートヴィヒ美術館とは;1976年に、ドイツで最も古い古典絵画美術館であるヴァルラフ・リヒャルツ美術館から独立するかたちでオープンした美術館。近現代芸術のコレクションを所蔵。ドイツ表現主義の作品を中心とするハウブリッヒ・コレクションと、ルートヴィヒ夫妻の寄贈による現代アートのルートヴィヒ・コレクション。ピカソ、ロシア・アヴァンギャルド、シュールレアリスム、ポップ・アートなど20世紀美術を収蔵・展示する。

☆August Macke;「Man Reading in the Park」;19-20世紀ドイツの画家アウグスト・マッケが1914年に描いた作品。(ルートヴィヒ美術館蔵)

Man Reading in the Parkルートヴィヒ美術館蔵

マッケも「青騎士」に参加したメンバー。印象派からキュビズムを経て、表現主義とも抽象主義とも異なる作風を作り出していった。この絵に見えるように彼は具象の画家であった。彼も第一世界大戦に従軍し27歳で亡くなっている。この絵だけの印象だが、印象派の延長線上で、そこの空気感を独自の色彩感覚で描いているような爽やかな作風のように思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?