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Libra -少なくとも預金のような種類にはしてはいけないと思います-

既に、専門家の方から決定打のような投稿が出ているので、わたしは、自身の体験をお話し致します。

リーマン・ショックの時のことです。
当時、わたしは某ネット証券のFX口座にポンド建てを少々持っていました。
含み益は、数百万ばかり出ており、スワップも数十万ほど積みあがっていました。これで、後はほかっておけば、億万長者ぐらいの気持ちでいた矢先。

リーマン・ショックは起きました。。。

夜中、画面を食い入るように見つめながら、F5キーを連打。。。
すでに含み益は、半分を軽く割っていたからです。
一応逆算すると、常識的な判断では損失は出そうもないと思われましたが、この時の異常な値動きは、とてもではないが、わたしには、保有できませんでした。取りあえず、手放しておいた方が良さそうだと判断しました。

状況が状況なので、相当下の値段で、指し値売りをしました。

その後、またF5キーを連打。。。
ところが、一向に約定しません。嘘だろ!と思いながら、更に、連打。。。
この時、背中の毛が、一瞬にして逆立ってしまった記憶は、今でも忘れられません。いま目の前で起きていることは、嘘などではなく、事実なのでした。値段をもう少し下に指し直しましたが、結果は変わりませんでしたね。成行注文を出そうかと思いもしましたが、なんとか思い留まりました。一体いくらで約定するか、分からないからです。時間にしたら、1分前後のはずですが、体感的には、5分くらいの感覚でした。幸いにも、+60~70万の損切りで済みましたが、恐怖で言葉を失いました。

日本のネット証券では、1位、2位の位置にある会社でのことです。
ニュースで見るリーマン・ショックと画面で体感したリーマン・ショックは、別次元のものでした。

Libraは、処理速度に致命的な欠陥があります。この時よりも、軽度な危機でも恐らくトランザクション・バッファーがオーバーフローするはずです。

自身の体験から、
保有性のある資産としては、認めてはいけないと思います。

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