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【岐阜県大垣市】秋の行楽、美濃散歩 少しだけ大垣城を徘徊する 22.10.30_13:00

 秋の行楽、美濃散歩。
 朝からズバッと・・・とはいかないけれど、美濃路を観光することにした。


 南宮大社の参拝を終え、宿泊の大垣に移動。

 チェックインには少し時間があるので、大垣城に足を向けた。

 本格的な大垣散歩は明日を予定しているので、軽い気持ちの前哨戦。

 

 大垣城は関ケ原の合戦時、西軍の本拠地であった城。

 大垣は、今では静かな水の都なのだが、1600年のあの時、何万もの軍隊がイザという時を待つ場所だったのだ。

 西軍のオールスターが角付合わせてああじゃないこうじゃないとやりあっていたと思うと不思議な気持ち。

 ただ、東軍の調略によりこの時すでに決着がついていたという説もある。

 真実は時代の闇の中だ。

 大垣は関ケ原以降、江戸時代の初期こそ色々藩主が動いたが、1635年に戸田家が10万石で藩主になって以降は明治まで安定。

 大垣藩戸田家は、街道を守る大切な役目なのだが、幕末は鳥羽伏見の戦い以降新政府軍に寝返り、明治維新後は伯爵として存続したそう。

 立派な堀も立派な石垣も、結局イザとなると、時勢を読んで寝返ってって・・・うまくやるよね。

 スポーツで散々持ち上げるんだけど、侍なんて所詮そんなもんさ。




 

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