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【東京都台東区】浅草寺四万六千日の功徳日 上野駅から浅草へ 23.07.09_13:30

 7月になったら浅草寺

 浅草寺は年に12回の功徳日を設けている。つまり、月に一度だ。

 その中でも最大なのが7月10日の功徳日。

 他の月には100日分だとか、1000日分などの功徳が得られるのだが、7月10日ばかりは、46000日分の功徳。

 もう、桁が違う。ほぼほぼバラエディクイズの最後の一問の得点くらい別格状態。

 46000は、一升の米粒が46000粒にあたり、一升を一生に掛けているらしいがちょっと怪しい。

 46000日はおよそ126年に当たり、人の寿命の限界とも言えるので、一生分の功徳が得られる縁日となっているそうだ。

 そんな特別な功徳日に対して気の早い江戸っ子が我先と9日のうちから参拝にあらわれ人で溢れかえったため、9.10日の両日が縁日となり、江戸時代の中頃には鬼灯の市が立つようになったそう。

 
 ということで、気の早い江戸っ子ではないけれど、9日(何しろ今年はこの日が日曜日だから・・・)浅草寺へと足を運ぶついでに上野散歩

 上野駅でJRを降りて、上野台地の側面から浅草へと歩き出す。

 台東区も空襲の被害はただごとではなかったはずなのに、この辺りいい具合に古い建物が残っていたりする。

 将軍の菩提寺である寛永寺に近いせいか寺社が連なっていたりと歩いていてなかなか面白い。

 歴史の深い下谷神社、矢先稲荷神社を越えればかっぱ橋商店街。

 かっぱ橋商店街ではこの週末まで七夕まつり開催中。

 もう、7月7日よりも土日が大事な七夕まつりだ。

 お陰で道具街も今日ばかりは七夕一色。

 そのまま進んで浅草へ、台東区は歩いていて結構楽しい。

 伝法院にぶち当たればそこは功徳日のほうずきの国。

 そんな浅草徘徊の模様はまた次の機会に。



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