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【そうだ鎌倉、行こう。】金沢街道紫陽花散歩 再来年の大河の主役、北条氏の魂慰める宝戒寺 20.06.17 14:20

今年の大河が言わずとしれた麒麟がくるの明智光秀。
来年は明治の商人渋沢栄一。
そして再来年は鎌倉殿の13人ということで、当然ながら鎌倉が舞台。
大混雑が予想されるので、鎌倉を見るなら早いうちに。


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鎌倉幕府が良い国だか良い箱だかで成立し、初代将軍でカリスマ的存在の源頼朝が亡くなると、嫡男頼家の力は削がれ、御家人13人による合議制が取られるようになった物語らしいのだが、鎌倉の政治の主役が将軍から執権に移った瞬間でも有る。


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鎌倉の執権といえば北条家であり、大河の主役も頼朝の妻政子の弟にして、二代執権北条義時。
そして、その北条家の屋敷跡が今の宝戒寺だ。


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極楽寺坂が新田義貞に攻められて鎌倉幕府が滅んだときも、北条家の屋敷はここにあり、裏手に有った菩提寺東勝寺で一族郎党自刃した。粘り弱いというか、諦めが早いというか・・・一族郎党って・・・一瞬で北条氏はこの世の中からなくなった。


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そんな北条氏の御霊をともらうために後醍醐天皇の命で足利尊氏が立てたのが宝戒寺。悲しい歴史がたまらない。


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八幡宮に割と近く、梅や萩が有名な寺で、北条氏の屋敷跡というわけもありいつもは結構参拝の人が訪れるのだが、今日はガラガラ。
コロナ禍の恐ろしさを実感させられる。
再来年の大河ドラマのときにはこんな事になっていなければ良いのだが。


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大河ドラマの舞台になるって観光にとってはありがたい話で、今年なら岐阜や京都、その前のいだてんの時はどうだったか知らないが、その前のせごどんの時には鹿児島。主人公縁の地には大河ドラマのテーマ館ができて地元はかなり盛り上がるのが常。大河ドラマ誘致活動っていうのも半端ない。鎌倉もそれなりの運動をしたのだろうか?あまり記憶にないけれども。
きっと宝性寺も観光客でごった返すことになるのだろう。それはそれで楽しみでも有る。


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コロナ禍の厳しい時は当分続くだろうが、再来年を夢見て、鎌倉の観光に携わる人たちには頑張ってほしいな。
コロナ禍を乗り越えればゴールドラッシュは目の前。そのときにどう変貌するのか。それまでは当分イマを見つめておきたい。応援はやぶさかでない。




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