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上田義彦詣の一日 上野、国立科学博物館の写真展を見に 19.10.05 12:42

上野の国立科学博物館とエプソンスクエア丸の内で上田義彦が写真展を行っていると言うので見に行った。

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上野自体はよく行くけれども、科学博物館ってそういえば久しぶりだなぁ。久しぶりなんて言うレベルでないくらい久しぶり。前はたまに通るのだけれども、館内ははじめましてと言っても違和感がないくらいだから何十年ぶりということになるのだろうか。

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正直、科学なんてあまり興味ないのだけれども、上田義彦の写真を科学的に解説しているというので面白半分に訪れてみた。

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写真展自体は上田義彦氏独特のじんわりとくる写真はものすごく良くて、でも、土地柄はどうだ生物はどうだこの地域の人種はどうだといった解説は、ちょっとうざい博学の彼氏と写真展に来てしまったみたいな感じ。やっぱりそういうことって解説するのではなく写真から感じれば良いことだと思う。感じさせられなければそれまでの写真ということだ。それでいいと思うのだけれども。キャプションにばかり凝る写真展ってやっぱりうざいよなぁ。

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写真展はおいておいて、何より驚いたのは科学博物館の建物の重厚さ。
表から見ていたのでは思いもしないほどのエントランスの高さ。
これは凄いと思わず息を呑んだ。息を呑んでいるのは自分だけではなく、見学に来ていた老若男女、小学生に至るまで上を向いて口を開いている(笑)ホコリが入りそう。

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科学は芸樹なのか、芸樹がt科学なのか。科学を展示するのなら、もう少し無機質な感じなところでないと、周囲が気になって仕方がない。

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でも、これが国立の科学博物館なのかと思うと少し誇らしくなったりして。
ここが以前は上野の寛永寺の境内だったことや上野の山に彰義隊が立てこもったこともすっかり忘れさせられる。
それでも、ロンドンの自然史博物館には足元にも及ばないが。

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写真展を見に来て、科学博物館で日本の生業をしっかりと学習させられた。子どもたちには良い施設だな。でも、学習の機会が与えられるのは結局東京近郊の子どもたちだけだ。義務教育に老いてさえ中央と地方の格差は明確だ。





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