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【岐阜県美濃市】秋の行楽、美濃散歩五日目 うだつの上がらないオヤジが歩くうだつのあがる街並み 22.11.03_15:20

 秋の行楽、美濃散歩。五日目。
 岐阜市から関市、美濃市へと移動の途中を観光します。


 日龍峰寺の山から降りてきて、美濃市の市街、濃尾平野の端の端に国の伝統的建造物群保存地区に選定されたうだつの上がる町並みがある。

 関ケ原の勝者、飛騨高山の城主金森長近が隠居後に整備された町並みは金森家断絶後は尾張領に。

 美濃和紙の生産で栄えたそうで、町並みの建物はうだつが上がりっぱなしだ。

 いやぁ、美しい街並みが残っている。

 和紙屋の大店とか、おエライサンとうまくやったでかい家とか、うだつの上がりっぷりが半端ない家が何件も並ぶ。
 
 うだつの上がらないオヤジにとっては居心地が悪い。


 美濃にはどうしてこうも古い町並みが残っているのだろう?

 中世はよほど栄えていたのはわかるのだが、近代への発展の何処かでつまずいてしまっている。

 何が近代化を寄せ付けなかったのか?

 鉄道や道路の開発に遅れを取ったのか?


 どうしても日本の発展は太平洋岸、東名、名神に集中したから。

 それとも、文化が新しいものを拒んだのか?

 古い町並みを見ると、美しいなぁとは思うのだけれど、それ以上になぜ?の疑問符が常に付きまとう。

 うだつの上がらない、ひねくれオヤジの勝手な妄想です。

 上がりすぎたうだつのプライドが、いけなかったのかもしれないなぁ。
 現状に満足してしまうところが、エリートなんだよなぁ。

 



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