ラー博で幸運ラーメンというイベントが始まっている。
縁起の良い・おめでたいとされる幸運素材を使用した幸運ラーメンを提供するというイベントなのだが、本来は1月に行われるはずだったのに緊急事態宣言の発令で中止されていたもののリベンジ。
コロナ禍でインバウンドが激減中のラーメン博物館自体が、決して幸福そうとは思えないのだが・・・。

食材の調達を考えたり、ラーメンを考えたりを無にするのはもったいなかったんだろうな。
幸運ラーメン全店制覇とは行かないけれども、気になる龍上海のｃを久しぶりに出勤の帰り道、実食にやってきた。
ラー博のバイクの駐車場はガラガラ。イベント期間中だというのに館内もやはり空いている。
東京の緊急事態宣言、神奈川のまんぼう延期の初日だし、人流は抑制されているようだ。
個人的な事情でいうと、明日、ワクチン接種の一回目なので場合によっては最後の晩餐になるかもしれない・・・そんな思いも込めまして、龍上海の券売機で幸運ラーメンを実食です。

毎年のことながら、酷暑の山形、龍上海の冷やしラーメンは定評があるから、その亜流だと思うと安心感が半端ないし。
店員が慣れていないみたいでバタバタしているのが気になるけれどもカウンターに着席。

龍上海は太麺なので時間がかかるといういつもの警告（笑）
知ってますよ。覚悟の上です。

案の定かなり待った印象で、提供された幸運ラーメン。
冷たいスープは酷暑の夏にはもってこい。煮干がかなり効いている。効くと言うレベルではなく、従来よりも大幅に煮干しを増量しているそう。なるほどねと納得。

ただ、食べすすめるほどに味の濃さが気になりだす。
煮干し入れ過ぎなのか？普通はだんだん舌がなれてくるはずなのに。
冷たいスープに味が沈殿しているのか？

麺の太さもチャーシューも美味しかったから、最後まで飲み干せるが自慢のスープの辛さだけが残念だったかな？

はたして如何ほど幸運になれたかはわからないけれども、今こんな記事を書いていられるということは、ワクチン接種の1回めが無事に終われたということ。
ワクチン云々もそうだけれども、これまでコロナにかからずに生きてこられているって幸運なんだろうな。

龍上海の幸運ラーメン　冷やし煮干しラーメン　1100円