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鶴岡八幡宮例大祭 浜降式の鎌倉 早朝の若宮大路を歩く 19.09.14 06:00

鶴岡八幡宮の例大祭が始まった鎌倉の街を歩く。
といってもあまりに早朝なため観光客はまずいない。
休日土曜日ということもあって、街はまだまどろみの中。

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鶴岡八幡宮の例大祭の行事、浜降式が行われた早朝の材木座海岸から鶴岡八幡宮まで若宮大路を歩いてみる。

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鎌倉も武士の都であった痕跡は今となっては殆ど残っていない。
☓☓邸跡のような碑は時々見かけるが、それもすでに別な建物の隅の方に申し訳程度に建っている。

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神社と寺院が昔ながらに残ってはいるが、それが人家の中にパッチワークのように存在し鎌倉の独特な街並みをつくっている。

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早朝、そんな寺院のお勤めが始まるのかどこからともなく鐘の音が響く。
鎌倉が古都であることを感じる瞬間。日帰りで昼ごろやってくる観光客には味わえないだろう贅沢な時。浜降式見物による三文の徳だ。

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海から八幡宮へと真っ直ぐ伸びる2キロにも及ぶ参道は、頼朝が整備した若宮大路。今も変わらぬ鎌倉の目抜き通り。
二の鳥居からは段葛という盛り土がなされ遠近法により八幡宮をより立派に見せる演出がされている。元は一の鳥居まであったらしいが、その面影は殆どない。

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それでもこの段葛という鎌倉らしい風景は八幡宮の例大祭の朝を引き立てる。

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観光客が居ないから特別ゆっくりと流れる鎌倉の街。
800年間このままだったのかな?

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その頃を知る人はだれも居ないけれども。




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