山梨の桜のメインイベンターはやはり山高神代桜だろう。

長坂の南アルプスの山麓の高台。実相寺の境内に咲く桜はに樹齢2000年と言われる桜がある。
当然、寺が後から出来たわけで、桜が先なんだね。

そんな実相寺の境内は春爛漫と言った感じ。
山高神代桜にあやかってか、各地の有名桜の孫やひ孫桜が集められ咲き誇っている。

桃の桃源郷的な春の表現もいいが、こういう春の表現も凄いの一言だ。

そして、山高神代桜。
樹齢2000年も不思議なもので、去年も2000年、一昨年も2000年。
十年前も2000年だった。もう2000年からカウントアップしない年齢。
いわゆる2000年問題（笑）

だた、山高神代桜を直に見ると、ウソつけとは言い難い老齢ぶり。
何年か前は妖艶な感じで色気がまだムンムンしていたのだけれども、最近は継木の数も増え生きるのが精一杯な感じ。

それでも桜が咲くんだよなぁ。
凄い。胸が痛くなるほどの生命力。
生きるんだという強い意志。
来年、桜もこちらも、どちらも元気で会えるだろうか？
とりあえず、2000分の1を共有できて良かった。
でも、来年も2000歳なんだろうなぁ。

2021年山梨の桜散歩、これにてお終いです。