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熊本旅のすゝめ【お酒・サウナ好き必見】

こんばんは。蒸し太郎と申します。

しがないサラリーマンをしながら、時間を見つけて旅に出かけています。その中でも今回は埼玉県在住の僕が一度は皆さんにイチ押しでおすすめしたい熊本旅についてです。

そもそも一人旅に行ったことがない!
そんなお金も時間も体力もない!
熊本って何するの?
(失礼)

そんな方でも大丈夫!
多忙を極める現代人にしか得られない快楽がそこにはありました。是非参考にしてください。


①出発(空港まで) いざ熊本へ

滑り出しが大事です。僕は羽田空港をよく利用します。お金には使い所がありますよね。僕が考えるその一つ目は間違いなく、移動の楽さです。

キャリーケースなんか持ち歩いたらやっぱり重たいですよね。僕は体力ないのでそれだけで疲れちゃいます。

空港までは在来線とモノレールを乗り継いでいくことが多いかもしれませんが、こと羽田空港に関してはリムジンバスを使ったほうが早い&圧倒的に体力の節約になります。

羽田空港へアクセスするバスはエアポートリムジンと呼ばれています。現在は、京浜急行バスと東京空港交通が空港まで乗り入れています。

本数がある程度限られ主要な駅まで少しだけ距離があるかもしれませんが、確実に座れる&空港ターミナル保安検査上の(ほぼ)目の前まで自動で運んでもらえるので、こればかりは移動費500円〜相当のプラスでも全然気になりません。

仮に北千住駅から乗り入れた際のシミュレーションです。↓↓↓

電車は大体時間通りですが、時々遅延します。
もちろんバスも道路状況にやよっては時間がかこることもありますが、体感では時間をまいて到着することも多いです。

②空港での過ごし方

空港についたら適当に保安検査を済ませてしまいましょう。
僕は空港のささやかな楽しみの1つとしてラウンジをよく利用しています。
種々様々なクレジットカードが世の中にありますが、ゴールドカードを持っていると大抵無料で入れます。
僕が持っているのはこちら↓↓↓

僕は永年無料で持てる機会がありました。ラッキーです。そういう機会は調べると意外と色々ありますね。

詳しくは後述しますが、クレジットカードは自分にとってメリットの大きい特典があるものを選んで使うとよいです。

写真は羽田空港第二ターミナル3FのPOWER LOUNGE NORTH です。高級感があってとても良い居心地です。

ちなみに僕はコーヒーが飲めません。体質的なやつです。野菜ジュースとかを飲んでいます。かわいいですね。

2Fにもエアポートラウンジ(南)があります。こちらのほうが入りやすい方が多いかもしれないです。

到着時間に余裕を作って、行きたくなります。これから始まる旅の気持ちを高めつつ、豪華な気分を味わうことができるので、おすすめです。

国際線はまだ未開拓です。いずれ開拓したいですね。


③飛行機での過ごし方 

特にありませんが、強いて言えば座席にモニターが付いているタイプの飛行機なら快適で嬉しいですね。ANA国内線には旧型の「772」と新型の「722」があるみたいです。新型機は羽田-新千歳、羽田-伊丹、羽田-福岡あたりで運行しているようです。

そして必ずビーフコンソメスープを飲みましょう。身体が温まります。


④現地に到着

いよいよ熊本空港に到着ですね。阿蘇くまもと空港は、実は市街地からかなり離れています。

こちらに関しても、市街地までのアクセスはリムジンバスを使ったほうがいいです。(というよりそのほかのアクセス方法がほとんど存在しないです。)

阿蘇くまもと空港通町筋というバス停で降りると、最も繁華街のエリアで降りることができます。運賃はおよそ1000円です。


⑤チェックインor手荷物預かり

手荷物は預けた方が身動きがしやすいです。
到着の時間がチェックインの時間であればそのまま部屋まで行ってから外出できます。チェックインよりも前の時間であっても、クロークに預けることができる所が多いです。迷ったら相談してみましょう。

ちなみに僕が泊まったところはこちら↓↓↓

宿泊者はサウナが利用できます!

サウナと言ったらやはり水風呂ですよね。
こちらのサウナを利用させてもらったとき、水風呂の違いに驚きました。

熊本は日本一水が綺麗な街だと言われています。広大な阿蘇山や水源によって浄化された豊富な地下水脈が熊本には流れています。よって、人口74万人の熊本市街でも、その水道水の100%を地下水で賄えるそうです。

加えてこちらは半露天風呂で、良い風も吹きます。そりゃあ気持ち良くて当然ですね。

朝食付きでも7000〜8000円だったと思います。


⑥熊本市街観光

ここからは、僕の独断と偏見で行くべきスポットをいくつか紹介していきます。

その一 熊本屋台村

上通りアーケードの一角にあります。
人呼んで"食と遊びのランドマーク"です。

吸い寄せられてしまいそうな門構えですね

とにかくお客さんもお店の人も温かいです。

一人で行ったということもありますが、当時24歳だった僕は非常に可愛がってもらったことを今でも覚えています。

何軒か回ってふと焼酎の立ち飲みコーナーで休憩していると、隣のおじさんが話しかけてきてくれました。

「どこかから来たと?」

100円で飲み比べできちゃいます。やばいやつです。

僕が一人で熊本に来たこと、その方は出張でたまに熊本に来ては飲み歩いていることなど色々教えてくれました。最後に、屋台村でその日行った美味しかったお店も教えてくれました。

おじさんに教えてもらったお店に行ってみると、隣に座っていたのは綺麗だけどもとても豪快なお姉様でした。

「ひとり?名前は?」
「〇〇(僕の本名)、飲むぞ!」

そのお姉様は元々隣の家族と話していたので同じグループかなと思ったのですが、そこで知り合って意気投合していたそうです。なんというコミュ力。

僕も僕で、となりに来た女子大生二人に絡みにいったり、お店の人に怒られながらも話したり、お姉様に隣のお店に連れて行かれて、気付いたらそこでも別のテーブルの同年代のグループとお酒を酌み交わし、仕事について議論していました。

からし蓮根と天ぷらを焼酎で流し込みましょう。蛤も絶品です。

つくねが肉汁たっぷりで美味しいです。
こっちは断然ビールですね。

屋台はとても隣の人との距離が近い場所です。
物理的にも、そして心理的にも。そして一度懐に飛び込んでしまえば、あとはお酒がなんとかしてくれます。これだけ見知らぬ人(僕のことです)と交流を深めてくれる機会は東京ではなかなかないものです。

"旅の恥はかき捨て"なんて言いますが、周りからどう見られるかなんか気にしていたら楽しめるものも楽しめませんからね。

ちなみに、代金は途中から奢ってもらってしまっていたので、ここで使った金額は3000円少々だったと思います。これではバチが当たります。次行った時は、わざと多く払い過ぎてみようと思っています。この記事で少しでも僕の感謝の気持ちが伝われば嬉しいです。

その二 サウナと天然温泉 湯らっくす

熊本駅から少しだけ離れたところにある至高のサウナです。

素晴らしい外観です。

何を隠そう、僕は無類のサウナ好きなのです。今回の旅もきっかけは、西の聖地とも呼ばれる実力を確かめに行きたかった訳です。

湯らっくすのサウナは、3種類あります。
①クラシックサウナ
②メディテーションサウナ
③阿蘇山大噴火瞑想サウナ の3つです。

詳細はホームページに譲りますが、それぞれ役割が異なる印象でした。

クラシックサウナではアウフグースを行ってくれます。その数一日に26回!個性溢れる熱波師がお客を沸かせてくれます。その様はさながらアリーナツアーをするアーティストのようです。

メディテーションサウナはサウナの原点です。何も考えず、メディテーション(=瞑想)をすることが許された空間です。セルフロウリュが可能です。自分の好きなタイミングで蒸気の弾ける音、熱された空気が降りてくる感覚、汗なのか蒸気なのかわからない水滴が身体から流れる瞬間を感じることができます。

そもそもサウナは自分と向き合う場所でありながら、途中からその熱さで何も考えられなくなります。思考の放棄とも言えますが、人間極限の状態だと、何も考えられなくなるものです。

そして水風呂は最深部171cmを誇る化け物のような水風呂です。毎分250リットルの水が落ちてくるMADMAXボタンによって、全身にムラなく熊本の地下水を浴びることができます。

一般的な水風呂は水の循環が少ないところも多く、例えかけ水をしたとしても汗や皮脂が水風呂に溜まってしまうこともあります。また施設によっては髪を水につけるのを禁止したりすることもあります。清潔感を保つためなら、当然仕方のない配慮です。

湯らっくすの水風呂は一日に8回全ての水が入れ替わる頻度で地下水を流し続けています。

ここではそういった心配もなく、熊本の最高級の水を頭から浴びることができるのです。

故に、西の聖地と呼んで差し支えない実力者でした。

サウナについては、機会があれば他の記事でも語りたいです。

その三 熊本城 桜の馬場城彩苑桜の小路

せっかく熊本に来たのですから、熊本城には当然入りました。途中風光明媚な城下町があり、それが桜の馬場城彩苑桜の小路です。

23軒が軒を連ねるお食事・お土産所です。
僕は五木屋本舗さんで、お豆腐を頂きました。
酒造や馬肉専門店などもあったので、熊本を代表する食べ物はこちらで手に入りますね。


いかがだったでしょうか。
どうしても僕の趣味の飲み場とサウナが中心にはなってしまいましたが、それでも熊本の素晴らしさが分かりやすい施設が多く、とても楽しめました。


⑦旅費概算と旅費の工面

僕の一人旅はかけるところにお金はかけつつも、なるべく全体で費用がかかりすぎない形を目指しています。その方が繰り返し行けるビジョンが見えやすいです。あまりにたくさん使ってしまうと、「楽しかったけど、これきりかなあ」となってしまうからです。

今回かかった旅費はざっくりと
リムジンバス往復(東京)1100×2=2200
リムジンバス往復(熊本)1000×2=2000
レフ熊本byベッセルホテル 8000
熊本屋台村 3000
湯らっくす 2500
熊本城 1500
合計17200円です。

そのほか雑費やお土産代を入れても20000円程度です。正直、ビジネスホテルでもう少し料金設定の低いところを選べれば、もう少し抑えられると思います。

上記の旅費に、肝心の飛行機代が含まれておりません。

旅行って、飛行機代が高いんですよ。往復で30000円近くかかることがザラにありますし、直近で取ろうと思うと片道だけで40000円とかあります。恐ろしいことです。

高い...高すぎる...

どうやって解決しているかと言うと、僕はマイルを貯めて航空券と交換するようにしています。

これなら手が出そうです


しかも、キャンペーン次第では片道4500〜5000マイルほどで行けることも多いです。

毎週火曜日発表の今週のトクタビマイル
毎月29日発表のANAにキュン!
あたりを駆使することがコツです。

当時メインカードにしていたのはこちらです↓

設定によりますが、100円の利用ごとに1マイルが貯まります。今回の僕の場合往復で9000マイル必要だったので、単純計算だと900000円分の利用を半年〜1年かからないくらいでやってました。なんやかんや1ヶ月の出費を集約すれば10万円分くらい使っていることが多いと思うのでそういう方にオススメのカードです。入会キャンペーンなどもあるので、もう少しマイルは貯まりやすいと思います。

よくあるポイントは、だいたい1ポイント1円程度の価値にしかならないことが多いですが、今回のようなケースでは1マイルは4.4円相当になります。

せっかく貯めるなら、その人に合った最も価値の高いものが得られる利用方法がいいですね。クレジットカードについても、機会があれば別の記事で書きたいと思っています。


と言うわけで総額20000円相当で単身熊本に突撃することが可能になる訳です。これほどの非日常体験が得られるのであればかなり安いものです。そしてさほど捻出には苦労もしていません。


⑧一人旅の魅力

一人旅を楽しむコツは、誰かに楽しませてもらおうとしないことです。一人旅において自分を楽しませるのは自分の役割です。自分が楽しいと思うことを自分のためだけに贅沢にしてあげることです。

一人旅で得られるものは、自分への自信と信頼のようなものです。身ひとつあればなんだってできることを自分が証明してくれました。

別に度胸試しをしに行く必要はありません。自分がやってみたいことのためだけに行く一人旅のハードルが少しでも下がれば幸いです。

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