受け手の姿勢(座り方)問題
#ちーの卒業がショックすぎて危うく今日の更新をしくじるところでした
みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。
昨日、緊縛サロン縛楽で「縄を受けるときの受け手の姿勢は何がいいか?」と言う話がありまして。
特に後手縛りを前提に考えた時にどうか、と言う感じで。
まず立位については、ショー的な前提においてはアリですが、プレイ的な前提においてはナシかなと。
上体を拘束されているのに、吊縄もなく立っていると言うのは、シンプルに不安定なので、なるべく避けたほうがいいだろうと思われます。
そんなわけで、座位を前提に考えていきます。
考えられるのは下記の4パターンかなと。
横座り(女座り、お姉さん座り、人魚座り)
割座(女の子座り、ぺたん座り、あひる座り、鳶座り)
胡座(安座)
正座
後手縛りには正座が一番適している説
ちなみにたかせは普段どうしているかというと、「楽な姿勢でいいですよー」と言っていました。
が、「正座が一番姿勢が良くなるので、後手縛りをするのに適している」と言う指摘がありまして。
なるほど、確かにー。
どう言うことかと言いますと、横座り、割座、胡座の場合、重心的にどうしても猫背寄りになってしまいまして。
後手の胸縄は、なるべく胸の形に沿ってかけた方が、縄がずれにくく、テンションが掛かりやすいく、縄の掛かり具合が良くなります。
この点、特に吊縄をするときに違いが顕著に出たりしまして。
胸縄をかけるときに、背中を押しつつ肩を後ろに引きながら縄を掛けることで、なるべく胸を張った状態で縄が掛かるようにしていたりします。
これが、正座だと胸を張らせやすいので、即ち胸縄をかけるのに適した状態になると。
ごもっともだなーと思いました。
ただ、正座の状態でいると脚が痺れてしまい、その後の展開に支障をきたす場合がありまして。
なので、最初は正座でいてもらって、上縄と下縄(一縄と二縄)を掛け終えた時に、何某かの方法で脚を崩させるのがいいのではないかと言う話になりました。
正座から脚を崩させる方法
何某かの方法ってなんやねんて話ですが、正座の状態から、自然の流れで脚を崩させようとすると、一番簡単なのは、横座りになるのかなーと思います。
ただ、横座りになると、身体が傾いてしまうので、それはそれで縄を掛けていく難易度が上がってしまいまして。
で、これもたかせがよくやる手段だったりするのですが、正座の状態からバックハグのように片腕を前に回して、受け手さんの身体を後方に引き込むように傾けます。
これだけでも割座になる場合もありますが、ならない場合は、受け手さんを抱えていない方の手で、足を外に出してあげれば、割座になってくれると思います。
ex) 左腕で受け手さんを抱えている場合、右手で受け手さんの右足を外に出してあげる。
#伝わりますかね
そんなこんなで展開できれば、その動き自体もプレイ的になりますし、結構いいんじゃないかなーと思いました。
身体が崩れた状態で縄を掛けるのが難しい場合
初級〜中級程度の方は、受け手さんの身体の制御が難しいと思いますので、無理に上記のような展開をしなくてもいいかと思います。
プレイ的に上達をしてみたいと言う方は、ぜひぜひチャレンジしてみてください。
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