新年早々、悲しいことばかり起きて、なかなか「おめでとう」という気分にならない。

　それでも明日からお仕事が始まる。だから、今年の目標を立てた。自分ができることをやるしかない。

　日本語教師は、災害の時、何の役にも立たない。医療者じゃないし、自衛隊じゃないし、物流関係者じゃないし、政治家じゃないし、公務員でもない。特別な資格もスキルもない。できることが何もない。

　それでも自分ができることしかできないので、現地に迷惑を掛けないように募金をするとか、日常生活を普通に送るとかしかできない。そして少しでも役に立つことができるようにしたいと思う。
　こうなったら日本語教育をさらに究めてやる。減災のための「やさしい日本語」、外国人だけでなくすべての日本人にも役立つ「やさしい日本語」のプロになろう。今年はまず、その資格を取りたいと思う。
　それから、「防災士」。こんなに災害が多い日本で暮らすには、必要かもしれない。そして語学も。いざというとき、インバウンドも含め、外国人が増えている日本で役に立つように。