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地震の記憶と高校

 昨日地震があって、震源から遠い大阪でも何度か少し揺れ、今日も報道に落ち着かない気分でいます。今後どうなるのでしょうか。

 阪神淡路大震災(1995.1.17.5:46)の記憶を書いた記事を先程読み返していました。

 阪神淡路大震災の時、高校では、冬休みが終わり宿題考査も終わって返却し、さあ、授業、という時期でした。センター入試はこの年、地震直前に終わっていました。ネットにはこの年の受験がどうなったのかというQ&Aがあります。

 1995年のセンター入試は1月14日15日で、16日月曜日は、成人の日の振替休日でした。学校によってはセンター入試の自己採点を振替休日に学校で回収したのでしょう。当時はまだ自己採点提出が任意(学校で全員強制ではなかったの)でした。

 因みに共通一次の第二回を受けた頃も、自己採点の日は設定されていましたが、試験の翌日高校に行ったら、クラスで担任から「自分で家で自己採点してくるもんや。何でしてきてないねん!」と言われ、皆へとへとで(共通一次は正直、2日に渡る体力マラソンみたいな感じでした)、呆然とした記憶があります。
 実際には部分点など推定になる箇所があったので、次第に学校で予備校の出した予想配点で自己採点を一緒にするようになりました。予想配点や入試データを貰う代わりに、共通一次・センター入試を受けたら、二次試験出願のために全員予備校に提出して、大学の序列化が始まったわけです。

 今年の共通テストは2024年1月13日(土)と14日(日)、追試験または再試験は1月27日(土)と28日(日)です。

 なお、東日本大震災は2011.3.11.14:46でしたから、大学入試の大半は終わっていました。高校入試がこれから、というところでした。関西では、地震による長周期振動で長い時間揺れ、みな目眩がして、何があったのかということで直後は大騒ぎでしたが、関西には被害がなかったので、全ての日程が平常通りでした。

 阪神淡路大震災は関西の北摂・宝塚・尼崎・神戸・淡路で甚大な被害があった(高速道路が倒れ、ビルが倒壊し、たくさんの人が倒壊した建物の下敷きになり、漏電で火事が起こり、水が出ず、ガス漏れもあって、学校が3か月〜半年もの間、避難所になった)のですが、当地以外は、ごく普通の日程で物事が進みました。
 それは、東京でほとんど影響がなかったこともあります(早朝の地震だったのに、翌日、当時の村山首相が「え⁉️そんなにひどいの⁉️」と言ったといいます)し、神戸の人が1ヶ月後大阪に来て「神戸はまだ、まるで戦場なのに、大阪には日常がある❗️」と驚いていたように、ある意味、局地的に甚大被害があったから、ともいえます。

 亡くなった方々のご冥福を、そして1日も早く救助・復旧が行われ、普通の日常が戻ることを祈ります。

サポートよろしくお願いします。また本を出します〜📚