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ミナペルホネン@Dear Friend , Department

3月下旬、伊勢丹新宿で開催されたミナ ペルホネンのデパートメントストア「Dear Friend , Department 」へ行ってきた。

新型コロナウィルスの感染対策のため、開催初日は整理券の抽選が必要だった。
人気の高さを実感しながら、初日は断念し、2日目以降の朝一に会場へ向かった。

当日、開店10分前に伊勢丹新宿へ到着すると、既に20名前後のお客さんが並んでいた。その多くがミナペルホネンのファンだということが、持ち物や洋服でよく分かり、人気の高さがうかがえる。

今回のお目当ては、Soup Stock Tokyoとのコラボアイテム『スープとスープカップのセット』。人混みを気にしながら、開店と同時に6階フロアへ上がった。

売り切れていたら・・と心配していたが、ほぼ一番乗りで、難なく手にすることができた。
バードが描かれた可愛いスープカップ。
Iittalaとのコラボアイテムを持っているので、それらと一緒に食卓へ並べることを想像したら、家での食事が一層楽しみになった。

店内は衣食住遊知ごとに展示が分かれ、ファブリックエリアでは生地の測り売りを行っていた。そして、筆頭デザイナーの皆川明さんが、自らの手で、お客さんの希望のサイズに合わせて生地を裁断していた。

一緒に行った友人曰く、皆川さんはよくイベント会場や店舗に現れるようだ。
私はこの日初めて、彼を間近で見ることができた。まるで有名人と出会ったような、胸の高鳴りだった。
好きなブランドのデザイナーである以上に、皆川明・著書「生きる はたらく つくる」を読んでいる最中だったので、仕事に対する姿勢や考え方、生き方など彼の哲学に感動を覚えていたから、尚更だったと思う。

「次の方、どうぞ。」というその声は、想像以上に穏やかで、優しい声だった。

そして、自分への誕生日プレゼントとして、“metsa(メッツァ)“という生地のPCケースも購入した。
ミナペルホネンのグッズを買うことは少なくないが、実際にファブリックが使われているアイテムは高価でなかなか手が出せず、自分で購入すること自体は、これが初めてだった。

“metsa(メッツァ)“は、フィンランド語で“森”を意味するらしい。
イエローグリーンのベルベットジャカードは、光沢感と重厚感があり、上質な印象を与えてくれる。中地までミナの生地で、何度手にしても幸福感が高い。

ミナペルホネンには「せめて百年つづくブランド」という考え方がある。
私自身も、洋服や小物を選ぶときに、飽きのこないデザインを選ぶことが多く、その価値観が特に好きだった。

そして、「せめて百年つづく」洋服や小物がとても似合う女性でありたいと思う。その一歩として、今回買ったケースはこれから末長く、大切に愛用しよう。

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