所謂『Fラン大学』に入ってしまった後輩諸君へ。

今回書くのは上記のタイトルの通りです。

私も高校三年の時受験を失敗をしてしまった。センターは国語の点数がかなり良かったので、県外に出れば、一応マシな大学には入れたのですが、家庭の事情により、県内の所謂「Fラン」扱いされた大学へと入学しました。そんな私の大学生活を踏まえて、「ああ、Fラン大学に入っちゃったなぁ、もう私の人生終わりだ」と腐ろうとする後輩達へ伝えたい事を勝手に伝えようと思います。

まず、君が「Fラン」に入ったからと言って、君まで「Fラン」になんじゃねえぞと言っときます。Fラン大学と言っても、授業はやってます。資格だってとれます。いい先生、いい仲間だっています。卒業後就職先だってあるよ。

何が言いたいかというと、入って「終わり」じゃなくて、「入った先で、さぁ何をするか」ですよ。講義をちゃんと聞いて、成績を残せば奨学金を出してくれる、講義内容じゃ足りないことは教授に聞けば教えてくれる、資格は君がどこに居たって関係なく君が頑張ってきた証明になる、アルバイトだけじゃなくてサークル活動を一生懸命すれば案外悪くない場所なんだ。

私はアメリカ文学についてを熱心に調べて、色々な名著と呼ばれる存在に出会えた。資格は残念ながら、時間がなくて取る時間があまりなかったが、そのかわりサークル活動じゃ今までやったことのない事をしたり、大きな劇場を借りて演奏会だってしたしいつの間にか部長になってた。沢山の大切な仲間、友達が出来たし、PAさんや劇場の方々などの大人の人達と接することは良い社会経験になった。

腐るのは自由。ただ腐ってるだけじゃ本当に終わってしまうんだから。

辞めるのも自由。早くに手を切って学費を掛けすぎないようにするのも、ある意味じゃ正解なのかもしれない。

だからこそ、「Fラン」だけど頑張る自由だって有る。四年間、君が何をするかは本当に君次第なんだよ。高校の先生達が「大学は誰も叱っちゃくれねえぞ」と言うけど、マジだから。あるとすれば、学生課などからの授業に出なさいという手遅れになってからの告知か最後通牒だ。

「住めば都」。愛着出れば君の勝ち。その場所で頑張ってみてよ。

きっと何かある。君のためになるものが。

だから、君は君で自分を光らせなさい。

君の夢をかなえるのは、君だし。まだ始まってないのに諦めないようにね。どうか、俺らの後悔を無駄にしないで。




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