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成長期を見逃さない

良く聞かれるご質問の中に

お子様(男児)の背を伸ばしたい!

があります


これは分子栄養学ですぐにわかります

背は皮膚が伸びるのではなく骨が伸びて身長が高くなります

骨はカルシウムとタンパク質で出来ています


タンパク質の中に骨芽細胞があり破骨細胞とのバランスが大切です
大人になると 骨芽細胞50% vs 破骨細胞50% みたいな感じになります


では成長期のお子様はどうなると思いますか?

成長期のお子様は
骨芽細胞180% vs  破骨細胞200%
くらいだと思って欲しいのです

大人と子供では骨代謝に大きな大きな大きな大きな大きな違いがあります


データでは ALP  を確認します

この子は ALP91 なので、もう身長は伸びません


ALP  (アルカリフォスファターゼ)は酵素の名前です
肝臓や胆道に異常が起きて胆汁がうまく流れなくなると、血液中にALPが漏れ出てきて、ALPの数値が上昇します。

ALPは骨にも多く存在するため、骨の病気を知る手がかりにもなります。

お子様の場合は骨でもALP を沢山作ります
どんどん壊して、新しいのをどんどん作ります

このバランスが崩れると伸びるはずの身長が伸びなくなる可能性が高くなります


私が見た中では旧測定方法で2000超えてる14歳の女の子がいて、一年で 12cm 身長が伸びていました


ALP は亜鉛とマグネシウムの酵素なので、亜鉛やマグネシウムといったミネラルを補充するのをお勧めします


ALP だけが身長に関係してる訳ではないけれど、大きく関わる事は事実です

ネイリストすのうです。巻き爪と栄養学が得意です。DNA解析、腸内細菌解析もしています。体調不良やご自身の体質改善はご相談ください。 サポートして貰えると喜びます。