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【MR】『シン・ウルトラマン』ネタバレあり感想


 楽しみにしていた『シン・ウルトラマン』を公開日翌日、5/14に観に行ってきました。

 いやあもう、最高だった! ということを話していきたいと思います。ネタバレありなので、お気をつけください。

 脚本は『シン・ゴジラ』に続き庵野秀明、監督に樋口真司、音楽は僕が大好きな鷺巣詩郎と豪華な製作陣である今作。興行収入は先日20億を超えましたね。

 ウルトラマンシリーズは幼稚園時代から小学生はじめにかけて見ていました。リアルタイムで放送されていたテレビシリーズ、映画シリーズに加えて初代ウルトラマンも履修をしていたので余計に楽しみにしていました。

 ネタバレを避けるため、映画に関わる情報を一切いれずに迎えた当日。売店にてパンフレットを買おうとしたところ、

僕「『シン・ウルトラマン』のパンフレットをください」
店員「2種類ございますが、どちらになさいますか」
僕「……2種類?」
店員「通常のパンフレット990円と、2200円のアートワークスです」

 そこで一緒に観に行った先輩が、「アートワークスなんてくらげの大好きなやつじゃん」と言うので思わず2冊買いました。

 もちろん鑑賞前にそれらを見ると盛大なネタバレをくらうので先に覗き見ることはせず、目標のスクリーンへ向かいます。

 そして始まる本編。

 いきなり度肝を抜かれました。
 青と黄のマーブル模様。ウルトラQかと思いきや、現れた文字はシン・ゴジラ。からの『シン・ウルトラマン』のメインタイトル。

 からのウルトラQに登場した禍威獣(怪獣)たちの紹介ラッシュ。今までに7体の禍威獣が日本に出現しており、禍特対(科特隊)が頑張ってきたよ、と言うプロローグでした。

 物語は8体目の禍威獣・ネロンガ戦から始まり、ウルトラマンも登場します。しかし、そのウルトラマンはなんと全身銀色! 

 カラータイマーがなくなった分、エネルギー残量の変化が体のラインの色の変化に現れるという設定になっており、「なるほど」と頷いてしまいました。

 その後すぐにガボラ戦、外星人ザラブ編でのニセウルトラマン戦が終わり、山本耕史演じる外星人メフィラスが登場。

 「待ってました!」という感じです。予告映像でもメフィラスの存在は明かされていましたがデザインは公開されていなかったので、真の姿となったらどのようになるのかとワクワクしながら見ていました。

 ネットの感想コメントを見ても分かると思いますが山本耕史の演技が素晴らしく、『メフィラス構文』も話題になっていますね。

 百聞は一見に如かず。私の好きな言葉です。

 何のことかわからない人はぜひ公式Twitterもしくは劇場へ足を運んでみてください。

 そして遂に真の姿を表したメフィラス。デザインの良さは言うまでもなく、ウルトラマンとの戦闘シーンもクライマックスよりも興奮しました。

 言わずと知れた名シーン「よそう」のオマージュもあり、大満足です。

 ネタバレありと書きましたが、あえてこの後の展開は書きません。どうせ多くの人が予想してると思うのでラスボスの話だけ少し。

 過去最強クラスにして最大クラスのゼットンですよね‼︎

 絶望さは映画を観に行かないと伝わらないと思います。

 米津玄師が担当した主題歌『M八七』も異常な素晴らしさを見せていました。ここまでウルトラマンを理解いしているのか、とファンを唸らせるほどの歌詞。彼にしか書けなかったものだと思います。


 全体的に素晴らしい完成度でしたが、強いて欠点を上げるならやや駆け足でした。しかしこれは仕方がないことで元がテレビシリーズ故の問題かと思います。
 ぜひ続編かテレビシリーズの制作をしてほしいものです。

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