見出し画像

【語り会#08】二次創作というコンテンツを考える会

 アンパンマンで2本も二次創作を書きたくなるほど、僕は二次創作活動が好きだ。

 二次創作というコンテンツは素晴らしいと思う。それぞれが思い思いに自分の好きな作品の新たな物語を作ることができる。くっついてほしかった二人、最終回のその後、全く違う世界線にパロディ。ファンも思わず、本編と同じくらい愛してしまうような作品が誕生することもある。

 しかし中には世界観を崩壊させるものだったり、性的なものもあったりする。僕はそのような二次創作は好きじゃない。

世界観は壊さずに

 二次創作においてこれほど重要なことはない。これが守れていない二次創作はもはや別作品だし、作品としての価値もかなり劣っていると言いたい。

 僕自身、二次創作をする時このポリシーをすごく大切にしているのだが、先日公開した『アンパンマン補完計画』はかなりグレーだなと思っている。原作アンパンマンの舞台はそのままに設定を過度に追加してしまったのだ。エヴァパロディも入れながら、原作へのリスペクトを込めたセリフも挿入した。それでもなお自信を持って良い二次創作を書いた、とは思えなかった。

 アンパンマン二次創作へのリベンジは構想だけある『シン・アンパンマン』の完成で実現させたい。

 最後に、アンパンマンと同様に国民的作品である『ドラえもん』の二次創作で人気の作品を紹介したい。この世に存在する二次創作で一番好きだと言っても過言じゃない。

 絵柄からわかる原作へのリスペクト。そして壊されていない世界観。

 僕が目指す二次創作の理想形だ。

 それが田嶋安恵による『ドラえもん 最終話』。

 クオリティーの高さから圧倒的支持を得た分、それ故に小学館から著作権通告を受け、作者は無断転載されたものなどに削除をお願いしている。

 まだネット上にも多くの画像が残っているが、その件もありここにURLを貼ることは憚られる。しかしぜひ読んでほしい。

 YouTube上にはさらにそれがアニメ化されたものまで載っている。こちらも作画・声優ともにクオリティが高いのでぜひ。

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?