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引退後、以前のような旅行ができるか?したいか?(4)~老後ノーリタイヤ、でも旅行はできるし、世界を感じることはできる

 引退後、老後に、以前していたような旅行生活に近い生活を送りたいという希望を持ってきました。
 しかし、最近、ノーリタイアも良いかも、との考えが出てきました。

 今55歳ですが、経済的に安定した老後を送るためには、60歳や65歳で完全に退職することは難しく、完全に社会生活を引退、というのは75歳ぐらいにならないと無理だろう、ということが分かってきたこともあります。

 これは、若い頃、仕事を辞めて、何年も旅行生活を送っていたツケです。
 自分の場合は、若い頃に、働かずに旅行だけをしていた時期があるので、完全リタイアして定年後に好きなことをする、と言うよりは、ずっと働きながら、または年齢に応じて労働時間は減らしても働くことは続けながら、その合間に短い旅行をして、世界と自分の周囲とのつながりを感じ続けていられれば良いのかな、と思うようになってきました。

 どこにも所属せず長い旅行をしていた時は、何かに所属することに憧れていたところもあり、休暇を取りながらも、ほぼ死ぬまで仕事を続け、短い旅行もする、という未来も悪くはない、と思えてきました。

 考えてみれば、自分が本当に求めていたことは、旅行する、しない、よりは、国とか民族とか、所属とか、立場とか、その他、何でも、枠組み、垣根を超えた、相互理解、だったような気がします。

 旅行中は、日本人だからこうだ、と枠組みされて決めつけられるのが何よりも嫌で、そういうものを越えてあらゆる人と接したかった。
 現地の人や宿で会った欧米人旅行者などと接する中で、互いを知り、理解することで、枠組みや垣根を超えられたように思えた瞬間の喜びは大きかった。

 今、仕事でも、無意識に、相互理解を求め、目指していて、年代を超える、立場を超える、ことを目指してやっている気がします。
 相手の立場に立って考えてみる。想像してみる。相互理解は、想像力。世界平和は、相互理解から。想像力から。と言えるのでは。
 
 なので、自分が目指しているのは、そういう社会に、世界になっていくことを願うこと、見ること、できれば何らかの形で寄与すること、なのでは、とも思い、それならば、何をしていようとも、どんな形でも、旅行はしなくても、それはできるのかな、という気もしてきました。

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