Plenty of Herring Roe

1984年、北のまほろば生まれ。2014年から2020年にかけてニューヨーク(州)に住…

Plenty of Herring Roe

1984年、北のまほろば生まれ。2014年から2020年にかけてニューヨーク(州)に住んでいました。

マガジン

  • ウィスキーとおつまみ

    ウィスキーとおつまみの組み合わせについての私的な研究録です。

  • 卓球

    卓球について色々書いています。

最近の記事

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ウィスキーとおつまみ⓪

ウィスキーが好きだ。 強くはないがお酒は全般的に好きで、ビールや日本酒、ラム酒などもよく飲むが、一番好きなお酒は何かと聞かれたら、ウィスキーと答える。 大学生の頃、友人の誕生日に、プレゼントとして他の友人たちと一緒に、自分では買わないものでかつネタになるものを贈ろうという完全な学生ノリで、近所の酒屋に行ってサントリーの箱入りのウィスキー(確かローヤル)を買って、みんなで飲んだ。ボトルを開けた瞬間とてもいい香りがして(木の樽の香りだと感じた)、たちまちウィスキーが好きになっ

    • ウィスキーとおつまみ⑤:オリーブの塩漬け

      ウィスキーとおつまみの組み合わせ研究第5弾は、オリーブの塩漬けだ。 合わせるウィスキーはアードベッグ10年をロックで。アードベッグはアイラウィスキーの中でも特にスモーキーで個性が強いと評されることが多いが、個人的に10年はロックにするとピート感がきついということもなく、むしろまろやかで飲みやすいと感じる。 アードベッグを少したしなんだところで、早速オリーブの塩漬けを口に含んでひと噛みしてから、アードベッグを少し流し入れる。オリーブの塩漬けはその名の通り塩味があるのでスモー

      • マクドナルドでの出来事

        先日、用事があったので余裕をもって出かけたら、約束の時間の結構前に着いてしまったため、どこかで時間をつぶそうと思ってマックに入った。 午後2時頃で、その日ふお昼を早めに取ったので大きめのバーガーでもいけそうな空腹感であったが、これから人と会うし、カロリーもとりすぎになるからと思い、マックフルーリーのオレオとアイスティーにとどめておいた。 席に座ってモバイルオーダーで注文し、運んできてくれるのを待っていた。ちなみに、私は、高校生の頃、初めて一人でマックに行ったときに店員さん

        • ウィスキーとおつまみ④:ポテトチップス塩とコンソメ

          前回から大分間が空いてしまったが、ウィスキーとおつまみの組み合わせ研究の第4弾として、ポテトチップスの塩味とコンソメ味をチョイスした。研究第2弾でボウモアとポテトチップスののり塩味が全く合わなかったので、他の味ではどうなのかそれ以来気になっていた。 ポテトチップスは、湖池屋のピュアポテトシリーズの、オホーツクの塩と岩塩と、五つ星コンソメにした。 ウィスキーは、のり塩の組み合わせとの違いが知りたかったので、そのときと同じボウモア12年と、アイラウィスキー以外との組み合わせも

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        ウィスキーとおつまみ⓪

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        • ウィスキーとおつまみ
          5本
        • 卓球
          1本

        記事

          電車で起きた貴婦人の危機

          電車に乗っているとき、途中で貴婦人が乗車してきた。電車はぎゅうぎゅうというわけではないものの、座席は空いておらず、立っている人たちの距離も結構近い程度に混んでいた。そのため、貴婦人は、ドアの近くの車両の中央寄りに立った。 電車が動き出した後、少し強めに揺れたところ、その貴婦人が「あっ」とか弱い声を出し、後ろによろめいた。 倒れないように何かにつかまろうとした貴婦人は、とっさに前に立っていた20歳くらいの男性がしょっていたリュックのひもをつかんだ。 突然のことに、その男性

          電車で起きた貴婦人の危機

          ウィスキーとおつまみ③:生ハムとカマンベール

          ウィスキーとおつまみの組み合わせ研究第3弾は、ボウモア12年ロックと生ハム、カマンベールチーズである。 これまでと同様、ウィスキーとおつまみをそれぞれ単体で味わうよりおいしいと感じるかどうかという基準で、合う合わないを分析した。 生ハム生ハムは世界3大生ハムの一つ、スペインのハモンセラーノを選択した。と言いつつ、残りの2大がどこの何という生ハムかは知らないし、パッケージに書いてあったことを書いて通ぶってみただけである。 前置きはこの変にして、生ハムをボウモアと一緒に味わ

          ウィスキーとおつまみ③:生ハムとカマンベール

          最近のテンションラバーはバックスイングがいらない

          プラスチックボールに変わる前から卓球をやっていて、しかもスピードグルーを使っていなくて、最近また卓球を再開してとりあえず今どきのテンションラバーを買ってみたものの、ドライブが入らずパニック状態の人に伝えたいことがある。 最近の裏ソフトのテンションラバーは、ドライブを打つときにバックスイングがいらない。 ラバーの進化により、ラケットを水平に振ってもボールがまっすぐや下ではなく上に飛ぶので、ノングルーの高弾性ラバーのように、しっかりバックスイングをとって下から上に振ったらドラ

          最近のテンションラバーはバックスイングがいらない

          ウィスキーとおつまみ②:ゴーダ&ゴルゴンゾーラチーズ、しめ鯖、ポテトチップスのり塩

          ウィスキーとおつまみの組み合わせ研究の第2弾として、ゴーダチーズとゴルゴンゾーラチーズ、しめ鯖、そしてポテトチップスのり塩味を対象に調査した。とりとめのないおつまみの選択と思われるかもしれないが、単純に食べたいものを選んだだけなのでご容赦いただきたい。 合わせたウィスキーは、ボウモア12年のロック。ボウモアもラフロイグと同じくスコッチのアイラウィスキーの中でメジャーな銘柄である。私のお気に入りのウィスキーの一つで、ラフロイグほどくせが強くなく、それでいてアイラらしさはしっか

          ウィスキーとおつまみ②:ゴーダ&ゴルゴンゾーラチーズ、しめ鯖、ポテトチップスのり塩

          津軽弁に対する優しい誤解

          私は青森県の津軽地方出身なので、津軽弁が話せる。15歳で地元を離れてから日常的には使わないが、親と話すときは津軽弁だし、帰省すると当然津軽弁になる。 他の地域の方言についてはよく分からないが、津軽弁ほど標準語と違いが大きいと、日本語と外国語を話すときのように切り替えて話すので、標準語と津軽弁が混ざっておかしな言葉になってしまうということはないし、これまた外国語と同じで、幼少期に染みついた津軽弁は普段使わなくてもなかなか忘れない。 とはいえ、方言の中でもとりわけ難解と言われ

          津軽弁に対する優しい誤解

          ウィスキーとおつまみ① 柿ピー

          ウィスキーとおつまみの組み合わせ研究第一弾として、おつまみのド定番、柿ピーを試してみた。 これまでに数え切れないくらい、家でも外でも、ロックやハイボールと一緒に柿ピーを食べてきたが、ここであらためて正式にウィスキーと一緒に柿ピーを味わう。どこでも買えてお手頃でおいしい柿ピーに敬意を表する意味も込めて、最初の研究対象に選んだ。 合わせるウィスキーは、これまたスコッチウィスキーの中のアイラウィスキーのド定番、ラフロイグの10年。これをロックで柿ピーとの組み合わせを分析する。

          ウィスキーとおつまみ① 柿ピー

          30日間プランクチャレンジ

          運動不足で体がたるんできたのと、趣味の卓球で強くなるには体幹が大事だと思って、30日間プランクチャレンジに挑戦し、無事今日達成した。 プランクチャレンジの効果を正確に測るべく、プランク前の5分程度のストレッチと週1回1時間の卓球の練習以外はほとんど運動せず(本当は怠惰なだけで卓球も動いていたのは実質30分未満)、食事も揚げ物をあまり食べないようにした以外は特別変えなかった(でも寝る前にポテトチップスは食べた)。 その結果、30日前から体重は数百グラム減ったが体脂肪率はむし

          30日間プランクチャレンジ

          氷なしのアイスコーヒーはアイスコーヒーじゃない!?

          10月になってようやく涼しくなってきたところだが、暑いときは暑いときなりの楽しみもあって、キンキンに冷えたビールやかき氷がまさにそうだし、真夏に飲むアイスコーヒーも美味しい。 ただ私は冷たいものを飲むとお腹をくだしやすいので、アイスコーヒーは氷少なめで頼むことが多い。お店によっては、アイスコーヒーを冷蔵庫で保管していて氷なしでも十分に冷たいので、氷なしで頼むこともある。 数年前アメリカに住んでいたとき、アイスコーヒーを氷少なめで頼みたかったがどう伝えればいいのか分からず、

          氷なしのアイスコーヒーはアイスコーヒーじゃない!?

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          日常の中で気になったことや面白いと思ったことを気ままに書いていきたいと思います。

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          うら若き男女の澄み切ったやりとり

          会社のビルに入っているうどん屋さんで昼食をとっていたら、隣の席に大学生くらいと思われる若い男女の二人組が座った。(カップルか、とても仲は良いがまだ付き合ってはいないというような感じだった) お互い相手に対して頻繁に「ありがとう」と言っていて、特に女の子のほうがよく言っていた。男の子が二人で座れる席を取ってくれていたこと。女の子のカバンを男の子が自分の後ろのスペースに置いてくれたこと。お箸を取ってくれたこと。それら全てに女の子は、「ありがとう!」と気持ちのこもった感謝を伝え、

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          ウェストがゴムのズボン

          もはやウエストがゴムになっているズボンのウェスト部分を見せて歩くことは全く恥ずかしいことではないようだ。 数年前から、女性を中心に、ウェストがゴムになっているズボンを履いてTシャツやシャツをインして着ているスタイルを街中で見かけることが多くなった。最初見たときは、お世辞にもスタイリッシュとは言えないし、ウェストがゴムだから履きやすく楽なんだろうけれども、どこかもんぺのようだし、私が学生時代に学んだファッションにおける普遍の真理であるはずの、おしゃれは我慢、に真っ向から反する

          ウェストがゴムのズボン