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暑熱順化

今年は本当に気温差が激しいですね~。
皆さん、寒暖差に負けていませんか?

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昨日から関東は暑くなってきていますが、明日からのGWも気温が上がる日も多くなりそうです!
昨日は熱中症で搬送された方もいるようです。

TVのニュースや天気予報では、「早めの暑熱順化を!」とか「暑熱順化トレーニングを!」とよく聞きます。

詳しい方もいると思いますが、今日の番外編はこのお話を…。

暑さに対する適応を、「暑熱順化」と呼び、
・皮膚血流量の増加
・発汗開始閾値温の低下
・発汗量の増加
・汗の塩分濃度の低下などが起こり、
同じ温熱環境に対する短期暑熱順化は実験的には約1~2週間程度で完成することが報告されています。

普段からよもぎ蒸しなどをされている方やサウナ好きの皆さんは、暑熱順化トレーニングになっていると思いますが、
まだ暑さに慣れていない方は、ちょっと注意したほうが良いかもしれませんね。

現代は冷暖房の普及で、自然の温度刺激を受ける機会が減少し、
内部温度刺激をもたらす身体運動も減少しているため、
暑熱順化が起こりにくい状況になっていると言われています。

それにしても温暖化の影響なのか、昔に比べて暑い日が多くなりましたね。
昔は「熱射病」と言っていませんでした?

明治以前は、「霍乱(かくらん)」「中暑」「暍病(えつびょう)」「暍死(えつし)」などの言葉が使われていたようです。

明治以前の1822年の書物の中では「日射病」の記述があり、明治以降には「日射病」「熱中症」という言葉も使われていました。

昔は冷房もなかったので、今より全体的に涼しくても熱中症になる方が多かったのかもしれません。

【熱中症の予防対策・暑熱順化】
日常の運動習慣・生活習慣が大きく関係してきます。

ジョギングやウォーキングなどの運動トレーニング直後に、
動物性タンパク質と糖質を摂取することで、
ただ単に運動した時以上に血漿量が増加し、発汗量も増加すると言われています。

暑熱順化には数日から1~2週間程度かかるので、軽く汗をかくような軽い運動を続けながら、
まずは手っ取り早くできる「入浴」を継続するのがおすすめです。

*余裕がある方は、ウォーキングやストレットなどを継続して行ってみてくださいね!

<おすすめ入浴法>
ぬるめのお湯に10~20分程度つかる(軽く汗が出る程度)
毎日継続する(2週間)

これを書いている私自身、"軽く汗をかく"ぐらいの運動を毎日していない&屋外でのイベント出店が多いので、熱中症には気を付けます!!

まずは湯船&ストレッチからかな(^^)

それでは楽しいゴールデンウィークを♪

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