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【ビジネス】中田敦彦のマーケティング論【商売の鉄則】


商売の鉄則:大切なことは2つ


いつもありがとうございます、そばじま(@sobajimaximum)です!


今回は、定期的に見返している、中田敦彦さんの「商売の鉄則」動画について、取り上げます。

わかりやすいところでの、お笑い芸人、タレントやアイドル、政治家などの例も挙げつつ、会社員や飲食店でもあてはまる「商売の鉄則」です。

これが、TwitterやYouTubeといった、インターネット空間においても同様のことが当てはまるので、参考になることが多い動画です。


【中田のマーケティング論】商売に大切なのはたった2つの鉄則


「商売の鉄則」とは、大きくまとめれば、①同じスポーツをしている、②何をするか、これによって商売(ビジネス)が成り立っています。



①の「同じスポーツをしている」については、いかに「人に好きになってもらう、選ばれる」のか、このスポーツ(=ゲーム)を全員がやっているということです。


1日に100食しか出さない「佰食屋(ひゃくしょくや)」にように、どの仕事をしているにしても、熱心なお客さまが100名いれば、商売が成り立つのではないか?と推測しています。


細かい計算は省略して、極めて感覚的にとらえるとしても、一回のライブ/一回のイベントに100名のファンが来る、安定して100名を呼べるようなタレントやアイドルであれば、十分に収益が立っていきます。

政治家にしても、同じ党内・党派で100名の支持者を集めることができるのなら、また、会社員にしても、社内外で100名の応援者を集めることができるのなら、スムーズに出世していく気がします。

どの仕事においても、「100名のお客さま、ファン、支持者」を目安に、これだけの人数を見てもらう、知ってもらう、興味を持ってもらうなどして集めていけば良いわけです。


次に、これだけの人数を集めるとして、いかに好きになってもらうか、好きになってもらうだけの信用・信頼をいかに得ていくかという話になっていきます。


"いかに好きになってもらうか"


ここでは、ある種の禅問答のようで、「いかに好きになってもらうか」を達成するには、先にこちらから「どんどん好きになっていく」ことで、達成に近づいていくということです。

熱烈に「好きになってほしい」ほどに、先に相手を好きになる必要があって、絶えず惜しみない「愛(LOVE)」を贈っていくわけです。

体力と情熱を余すところなく使い、「与えれば与えられる」の通り、相手のことを好きになるから、あなたのことが好きになっていくという構図です。


演歌歌手でも、全国プロモーションをして、多くのお客さまと握手(今だと、グータッチ)をしていきます。

ひとつの目処は、3,000人だそうで、それだけの人数がいれば、「演歌歌手として、食っていける(=生計が立てられる)」そうです。

AKBグループの「握手会」もまさにそれで、ひいきのアイドルと握手ができたら、ファンはますます応援に熱が入ることでしょう。

落語家にしても、落語会を開催してもらったら、その開催者や後援者とゴハンを食べて、「また、次回もお願いします」とやっています。

音楽バンドにしても、全国各地のライブハウスを回ったり、「47都道府県ツアー」をしたりして、ファンと直に触れ合う機会を多く持っています。


このようにして、多くのお客さまに好きになってもらい、興味や関心を引きつけるだけ引きつけて、お客さまの「欲しい!」気持ちを十分に高めてから、開店オープン(=商品やサービスを提供)していきます。

ジャニーズ事務所の方式がまさにこれで、今いるグループの後ろで踊っている「ジュニア」のことに興味や関心を持って応援するようになり、機運が高まった時点で、満を辞してグループとしてデビューしていきます。


確かに、近所のラーメン屋やケーキ屋にしても、いきなり開店オープンするのではなく、「近日オープン」のチラシ配りやポスター貼り、TwitterやInstagramで準備の様子を発信して、オープンの日を迎えています。

さらには、以前から、それに携わっている人の動向に注目している人がいて、その「人となり」も知っているから、オープンしたら足を運ぶという人も、きっと多いはずです。

普段の行いを発信するのも大切ですし、同時に、普段の行いを見ている人はいるという意識を持って、実際の行動なり、各種SNSでの発信なりをしていくのが良いということでしょう。


次に、②どの商売をするか?


これは、時代によって変わるもので、タイミングに因るものも多いですが、スポーツの例では、野球やサッカーを選ぶのか、セパタクローを選ぶのかという話です。

仮に、ものスゴい体力、何でもできるような運動神経があったとして、好きかどうかとはまた異なる視点で、「より稼げる」のはどちらなのかを見ていきます。


わかりやすいのが、武井壮さんの次の動画で、日本ではあまり知られていませんが、インドではクリケット競技が大変な人気で、日本における野球の大谷翔平選手のような、国民的なスーパースターを多く輩出しているそうです。

これも、もしも自分や自分の子どもがスポーツ選手になるとして、陸上選手では稼げる金額がそこまででもないので、そこに若いうちから時間やお金を費やしてしまっては、どこかで頭打ちになってしまうのでは?という提案のひとつです。


武井壮の『オトナの育て方』


もちろん、清く正しく美しく競技に打ち込む姿勢も大切ですが、お金がないことには十分な練習環境を整えることもできないし、場合によっては生活そのものが成り立たなくなってしまいます。

そうなれば、次の世代の憧れの対象(→競技人口が増える、競技自体が盛り上がる)ことにもつながっていかないので、体力や運動神経とともに、それを十分に活かせる競技選び、これもまた大切な観点かと思います。

身近なところでは、自分の生活スタイルに合わせながらということもありますが、いつまでも日雇いバイトや派遣スタイルで働くのはキツいので、決して楽をするわけでもなく、上手に稼げて、十分に生活できる仕事選びが大切です。


中田敦彦さん自身も、「幸福洗脳」というアパレル・ブランドを大々的に展開している時期がありましたが、この時のTシャツの値段が「1万円」と高価格帯でした。

単純にTシャツというアイテムで勝負する時、1,000円、2,000円といった安さ&お得さではユニクロには到底かないません。

それに、そういう安いものでは、安いから買っていただけるとも限らないし、いかに多く売ったところで、売り上げも利益も大きくは望めません。

こういう薄利多売型のビジネスでは、大手企業だからそれでも利益を出すことができるわけで、個人レベル、中小企業レベルでは、他のアプローチを取るのが賢明です。


【2023年8月26日:追加】

どの商売をするか、どのビジネスを選ぶのかについて、今、事例を豊富に、新たにまとめています。

何が多く売れるか、つまり、何が多くのお客さまが必要としているのか、それを読み取りつつ、勝負を仕掛けていく必要があります。

個人レベルでも、企業レベルでも、こうやって展開すれば「それは、大きな利益が出るわ」といった理(ことわり、向井理:むかい・おさむさんではない)、ビジネスにおける原理原則(ルール)があります。


たとえば、料理をつくるにも、煮る、焼く、炒めるといった基本の調理方法がありますし、調味料をどれくらい配合すると美味しさが引き立つのか、その適当な分量があるわけです。

自分は独自のやり方をやるぜといって、魚の内臓を取り除かなければ生臭くて仕方がないですし、しかも、骨が残っているとか生煮えの状態では、美味しいかどうかの前に、食べること自体が難しいです。

味付けも醤油ドバドバで濃すぎるみたいな、塩分多すぎて健康に害がありそうとなれば、当然、お客さまは来なくなり、店は傾くといった具合に、その人の熱意や情熱とは別のところで、早々に勝負がついてしまいます。


これも、何をすれば美味しく食べれるのか、基本の調理方法を押さえているから、それがあるから他の工夫もできるわけです。

ビジネスにおいても、自分が好きだから、自分が得意だからと取り組むことがありますが、お客さまの需要を満たすから対価が得られるわけで、そこで、好きだ得意だということ以外の要素も見逃さないでおきたいものです。

逆に言えば、お客さまの満足につながる方法をいくつも知っていれば、場所を変え、時期を変えても、それに"何度でも"同じようにビジネスを立ち上げることができます。


たとえ明日、急に無一文になったところで、自分の頭の中にある原理原則(ルール)まではなくならないので、その脳ミソを持って再起を図ることができます。

海外のYouTubeでも、富豪が無一文からチャレンジする番組がありますが、やり方は多少異なっても、また、大きなお金を得て、やがて富豪へと返り咲くはずです。

ただ、流行を追うのではなく、むしろ流行をつくってしまうような、そういう知識を多く蓄えておくことで、生きる知恵へと昇華することも可能です。


今、そんなビジネスの原理原則(ルール)をまとめているので、それもまた楽しみにしていてください。

(画像をクリックすると、Brain記事にジャンプします)

主な内容(目次)

  • 1. はじめに

  • 2. ○○で売れるものを選ぶ(本編で解説):パン屋のジレンマ、スクール形式、個人ビジネス

  • 3. 売れる理屈を当てはめるだけ:ホストクラブ、飲食店、バーの経営

  • 4. 有益な情報は上流から来る:携帯電話、格安スマホ、Suica改札

  • 5. 報酬の発生源を抑える:自動販売機の設置、パソコンの普及

  • 6. 事業の○○化(本編で解説):○○×ビジネスで加速する

  • 7. センターピン理論を活用する:大学サークルのメンバー集め、パソコン教室の事例

  • 8. お客さまの悩みに訴求する:悩みは人それぞれ

  • 9. MAツール、メルマガの紹介や斡旋:企業の場合、個人の場合

  • 10. 餅は餅屋:専門家に聞く:信用・信頼を得ていく

  • 11. おわりに:仮説思考


【2023年9月7日:追加】

ビジネスの原理原則:今日からできる!個人でも勝てるビジネス方程式【令和版ユダヤの商法】

では、中田敦彦さんが言うように、①同じスポーツをしている、②何をするか、この2つの鉄則を知ったところで、できない人が多いのはなぜなのか。

中田さんは、「たった2つのことなのに、99%ができないのか。できる人がほとんどいない」と断言しています。

やっていることは、崖から飛び降りるようなリスクが高いわけでもなく、「勇気」と「体力」があればできることなのに、しかし、長く続かない。


それは、「愛(LOVE)」を届け続ける、そのためには、狂気、欲望、運命といったものに駆動される、とてつもない執着、核融合して生まれるほどの、とんでもないエネルギー(ある種のCRAZY SOUL)が必要なのだそうです。


確かに、見た目は笑顔で"さわやか"でいながら、内側にはマグマのように溢れ出る情熱、どこまでの追いかける執念、そういうものがないと、こういうことは続かないのでしょう。

簡単なことでも、続けるのは難しい、まさに「継続は力(パワー)なり」を地で行く行為です。


と、大まかにはこういう内容で、終盤では、毎度おなじみ、中田敦彦さん自身のオンラインサロン「PROGRESS(プログレス)」の告知につながっていきます。

今のセカンド・チャンネルの基本コンセプトは、中田敦彦さんが自身のことを語る(→人柄、中身を好きになってもらう)+オンラインサロンの告知となっています。

誰かのタメになる良い内容、今、思っている事柄を話して、それで仲間集めをしているという構図です。


【中田のマーケティング論】商売に大切なのはたった2つの鉄則

【2023年8月27日:追加】

ビジネスを展開するにあたって、このような全体像の把握とともに、土台の部分でどのように考えれば良いのか、「成功者だけが知る!」思考があるので、こちらもチェックしてみてください→

思考改善プログラム【脳塾】ノウハウではなく稼ぐのは思考|未来@副業をつくるココナラ1位の人


Twitterの場合ではどうなのか?


さて、これをTwitterに応用して、具体的に落とし込んでいくには・・・ということで、私自身、この内容を今、別途まとめているところです。


Twitterでフォロワー数を増やしたい、それもただ増やすのではなく、収益を生み出すアカウント、アフィリエイト報酬を得ていくアカウントにしていきたい人、必見の内容になっています。

そのひとつのコツとしては、誰かのコンテンツを買う→実践する→成果を出して報告する、そうするとそのコンテンツ販売者の実績や、再現性のある中身の証明となるので、RTやいいね!での拡散につながります。

そうすると、その実践をしているあなた自身の信用が積み重なり(好きになってもらえる)、ぜひそのコツを教えてほしいとか、あなた経由でコンテンツを買いたいという流れに次第になっていきます。


一連のRTやいいね!を見ると、Tips記事のアフィリエイトで○○万円!みたいな報告でひしめいてもいますが、元のコンテンツの金額が30,000〜50,000円(最終的には100,000円!)で、その紹介料50%という話です。


いや、そのコンテンツを買うお金を捻出したくて困っているのに・・・、しかし、買わないことには次なる行動(自分のリンク経由で購入していただき、紹介料をいただく)もできないし・・・となっているかもしれません。

そもそも、先行投資するお金があってこそ、その後の実りもあるわけで、何もない場合にはどうしたら良いのか、そう途方に暮れてしまうこともあるでしょう。


「コンテンツの価格が高い」ということは、購入者がそれだけ本気になって中身を実践する、購入した代金を回収しようと躍起になるから、フォロワー数や収益という「結果」もついてきます。

「結果にコミットする」ライザップにしても、最もコミットしているのはお客さま人であるという見方もあります。

それを選ばない場合では、発想を変えるしかなく、どうにかしてお金をかき集めて用意するか、あるいは、また別の方法で突破していくことを考えていくのも賢明かと思います。



私自身は、下記の、「副業オタクにゃふ〜@楽過ぎる副業」さん(@hukugyootaku)のBrain記事や、他に何人かの記事を購読しましたが、およその内容は似通っているように思いました。

初期段階においてやることは明らかではありますが、ただ、その部分はあっさり書いている人もまた多く、意外とそこがつまづきどころのようにも思います。



特に、フォロワー数も少なく、これといった実績も少ないような時期においては、いかに多くの人に知ってもらうか、それでいて、好きになってもらえるかが課題です。

ロケットが宇宙へ飛び出すのに、どうしても地球の引力に引っ張られてしまうようなもので、そこをいかに突破するかが最初の関門です。

そこを突破できて、勢いもより加速していくようであれば、あなた自身のアカウントの影響力も増していきます。

【2023年8月3日:追加】

「Twitter運用のコツ(2023年・最新版)」を、note、Brain、Tipsで、それぞれ公開しました!

①note版

②Brain版

③Tips版

私自身、また改めていろいろ試しながら、またフォロワー数が増えてきているので、ナイスな引用RT、ナイスなコメント・リプライをいただけたら、積極的にRT、いいね!して拡散に協力していきますので、よろしくお願いいたします!


こちらのツイートにも、ナイスな感想をお寄せください→


このnote記事に「スキ」してすぐ見返せるようにしておくのとともに、今後のそばじま(@sobajimaximum)のアカウントにも注目してくださいませ。


収益を上げるTwitter発信をしたい方は、こちらも読む→

実績不要。狙って見込み客が"勝手に"集まる情報発信の羅針盤|サオトメ


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

みなさんにご報告があります|福田萌チャンネル:2023.07.30

オリラジ中田の妻・福田萌が第3子妊娠発表 出産時期は「今年の年末頃を予定」|スポニチ Sponichi Annex

妻・福田萌が第三子を授かりました!:2023.08.10


<参考・関連>

Twitterの運用について、どのような発想で取り組んでいくと良いのかについてまとめました。今はこの内容をブラッシュアップしたものをまとめていますが、このnote記事だけでも十分に得るものは多いかと思います→

いくら有益なものであっても、溢れるほどに多い情報に囲まれてしまっては、思わず溺れてしまうような心地にもなってしまうかもしれません。では、いかに多くの情報と上手に関わっていくのか、「情報の活用」についてまとめました→

【2023年9月10日:追加】

効率の良いエネルギーの使い方+【自己紹介】にまつわる話2023


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