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ビジネス:仕事、売上、組織にまつわる考察

このnote記事は、*随時更新*の"つけ足していく"方式です。




「お客様は神様です」の真意


商売=ビジネスとは、商品やサービスがあるだけでなく、お客さまの存在があって成り立つもので、その意味では「お客様は神様です」と言っても過言ではありません。

いつも贔屓にしてくださる、しかるべきお金を払っていただける存在で、まことにありがたい限りです。

ただ、これは商いをする側の心得として言うもので、お客さま自身が「自分はお客様=神様だ、丁重にもてなせ」と言うのでは、事の筋目が変わってきてしまいます。


三波春夫オフォシャルサイトより引用→

三波本人が生前にインタビューなどでこのフレーズの意味を尋ねられたとき、こう答えておりました。
『歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払ってまっさらな、澄み切った心にならなければ完璧な藝(=芸)をお見せすることはできないと思っております。ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。ですからお客様は絶対者、神様なのです』

「お客様は神様です」について|三波春夫オフォシャルサイト


また、お客さまと商売を営む側では、どちらが偉いということでもなく、提供する側と受け取る側が、お互いに敬意を表しつつ、その上に成り立つものではないでしょうか?

以前からもそうですが、最近でも、お客さまの付け上がった態度で、クレーム言い放題、商売をする側が劣勢に立ってしまうケース(時に、大きな事件・問題)があります。

確かに、「お客様は神様」と思って商売をしていくにしても、すべての人がそうなのかを見極めることも必要かもしれず、自分たちにとってのお客さまを大切にできると良いものです。


<参考>


お客さまへの声かけ


普段の生活、服屋で考えるとわかりやすいことで(あるいは、スーパー、八百屋、コンビニなどの小売業)、「お客さまへの声かけ」があります。

時々、むっつり品出し作業をしていて、お客さまの方を見ていない、むしろ、無視しているような店があったり、そういう店員がいたりします(どことは言いませんが…)。

私自身、買いたい気持ち以上に、"雰囲気が良くない、晴れやかな気持ちにならない、何かイヤな気がする"と思ったら、すぐに出るようにしています。


だからといって、「いらっしゃいませ!これ、入荷したばかりなんですよ。どうです?試してみます?」みたいにグイグイ来られるのも、「いや、自分の目で(ひと通り)見たいんですけど…」となってします。

声をかけるかどうかでは、かける方が良いのだけれど、どう声をかけるかのバランスもあるということです。

また、お店の側として多く、高く売りたい、そういう思いがある一方で、お客の側からすれば、安さやお得さもありつつ、できるだけ楽しく買い物(→楽しく買う体験)をしたい思いもあります。


逆に、UNIQLO(ユニクロ)では、元気良く「いらっしゃいませ。どうぞお試しください」とは言うものの、お客さまに"直接"声をかけているわけではありません。

あくまでも「何かあったら言ってくださいね」という雰囲気の「いらっしゃいませ」なので、こちらとしても「(強引に)売り込まれる」と身構えることなく、自分のペースで店内を見ていくことができます。

もしも良いなと思ったら、「これの**サイズありますか?」、「試着しても良いですか?」と、こちらからも言いやすくなる、むしろ、こちらのペースで買い物をすることにつながります。


・いらっしゃいませ=お客さまとの接点づくり
・お客さまとやり取り、コミュニケートできる機会
・自発的に言っていく姿勢、心構え


店や店員の側、つまり、売る側としては、ひとりひとりのお客さまに対し、買うのかな?どうかな?と思いつつも、元気な声かけ、活気のある明るい店内、買いたくなる雰囲気づくりは大切だと思います。

声かけをしたから売り上げが立つとも限りませんが、しかし、何も言わなかったら、前述の私のように、何も買わないお客さまを(潜在的、目に見えないだけで)増やしているかもしれません。

大きなプラスを得られるかどうかわからない時に、先にマイナスを出さないようにする=マイナスを予防することで、プラスを出せるかどうかに挑んでいけるわけです。


言い方を変えれば、どのお客さまに対しても同じように接することが大切で、たくさん買ったり、高額の商品やサービスを買ったりするお客さまには、より一層、丁寧に接するだけです。

見ているだけ、買わないお客様をぞんざいに扱うことなく、それはそれとして、いつも通り、丁寧に接するだけです。

逆に、自分がお客さまとして利用する時に、どういう声かけがあったら嬉しいか、どういう店員の様子だとありがたいのか、そういうことを想像して立ち振る舞っていくと良いと思います。


多くの人はやらない、しかし、やってみることでお客さまの反応が良い、売り上げが伸びるような事柄・事象がちらほらとあります。

多くの人がやっている/やっていないというのでは、「寄らば大樹の陰」方式で、多数決の論理に従っているわけですが、それと成果の出るとか、効率の良いこととはまた別種のものです。

お客さまへの声かけにしても、自分から声を発するだけで良いので、反応のあるなし関係なく、まずは実際にやってみるのが良い気がします。


<参考>

特に55:33〜の部分では、『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』(アダム・グラント・著、楠木建・監訳/三笠書房)の内容と関連づけた内容になっています。

この場合、単に仕事上での店員とお客の関係だけでとらえるだけでなく、もっと広範に、先に与える/差し出す人ことの大切さや有用さでとらえてみてはいかがでしょうか?→

【ゴミ拾いから学ぶ幸せなお金持ちマインド】~年商49億円のゴミ拾い仙人が、中学生に贈る世界一ゆるい授業~|ゴミ拾い仙人 吉川充秀


レジ周りはすっきりと


スーパー、コンビニ、ドラッグストアなど、ものを買う→会計ができれば最低限の用は済むものの、全般的にレジ回りはわりとゴチャゴチャしている印象を受けます。

レジの会計時には、ポイントカード各種ありますか?有料のビニール袋はどうしますか?箸やスプーンは有料です、どうしますか?といったやり取りが、今は欠かせません。

また、一緒に買うのはどうですか?とガムや飴のような、ちょっとした食べ物とか、お菓子が並んでいたり、これまたその時々のキャンペーン告知が貼ってあったたりします。


そして、レジを待つ間、順番を待つ時にも前後左右、多くの誘惑はあり、また、足元や頭上に表示はあるものの、レジの並び方、順番の待ち方がわかりづらい場合もあります。

場合によっては、目の前のレジ対応に追われ、列が長くなっていることにも気づかない、そして、周りのスタッフは品出しに夢中で、レジを見ていない/店の奥や少し離れたところにいることがあります。

いろいろとこなすことは多く、また、少しでも多く買っていただきたいとしても、レジ周りはすっきりして、スムースに会計が済むと良いのではないか?そのようにも思います。


支払い方法も、手渡しかセルフレジか、現金、クレジットカード、支払いアプリと多岐に渡り、いろいろ対応するためには、相応の機材や設備も必要になってきます。

一ヶ所に集約する、何にでも対応できる、そういう側面はありがたいものではありますが、一方で、すっきり見渡せる方が良いという観点もあります。

店内全体のレイアウト、レジへの導線、売り上げを伸ばしたい、そういういくつもを上手に成り立たせるにはどうしたら良いのか?店の側としては、いつも最善を探っていけると良い気がします。


手応えのあることから着手


売り上げを伸ばす、利益を多く得るというのを目指していくにしても、遠くの大きな目標を掲げつつ、手前でできることのひとつひとつをこなしていきます。

たとえば、半年間で100万円の売り上げをつくるというのでは、少し漠然としていて、今の時点で何をどうしたら良いかがわかりづらいです。

これを、日割りにして、1,000,000(円) ÷ 180(日) = 5,555(円/日)とすれば、1日5,500円以上、わかりやすくは6,000円以上を売り上げようと考えることができます。


このように具体的に感じられる数字の目標を立てて、今日は○○を重点的に売ろう、仕入れたものは早めに売り切ろうといった、行動につなげていけます。

1日あたりは小さくても、また、少しずつのことであっても、手応えを感じられると、もっとやろう、もっと上手にやろう!と意欲も湧いてきます。

近隣へのチラシ配りやお客さまへの呼びかけでも、配った枚数、声をかけた回数は数で把握できるので、次なる取り組みにつながる励みになります。


夏休みの宿題でイメージするとわかりやすいのですが、終盤になって一気に慌ててやろうとすると、思っていた以上に分量があるように感じるし、また、時間もかかります。

特別のやり方、とっておきの秘訣があるわけでもなく、日頃からコツコツと積み重ねていくことが、かえって物事の近道でもあるのでしょう。

遠くの大きな目標を掲げつつ、今日の今、できることは何なのか、遠くと手前を同時に見るようにして、気がつけば大きな売り上げ、利益につながるような行動につなげていきます。


このように、行動に対する目標(=行動目標)と結果に対する目標(=結果目標)に分けて考えてみると、具体的にやるべきこと=専念すべきことがはっきりするように思います。

しかるべき行動があって、しかるべき結果が出てくるので、何もしなければ、売り上げは発生することもなく、また、目標自体、達成したかどうかがわかる指標のひとつです。

何となく「今日も頑張ろう!」みたいな考え方でなく、今の、今日のやることを洗い出して、それを自分で把握するなり、全体で共有していきます(かつ、後の振り返りも大切)。


そして、ひとまず思いついたアイディアは試してみる、考えてばかりでなく行動にも移すようにしていくと、そこでまた気づくことがあります。

野球で言うところの、多少打率が低くても、打席に立つほどヒットの可能性が生まれていくのと同じで、アイディアが未熟でも手数の多さで挑んでいくのが良いわけです。

ある種の「軽やかさ」も大切なもので、検討を重ねるほど売り上げが伸びるというものでもないことに留意したいものです。


<参考>

『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ(文庫版)』ブライアン・ハリガン、デイヴィッド・ミーアマン・スコット・著、糸井 重里・監修&解説、渡辺 由佳里・訳/日経BP


売り方を考える:レア度を高める


ここでは詳述しませんが、高級ブランド「ルイ・ヴィトン」の売り方が、前提の知識として参考になります。

ラグジュアリー戦略、つまり、レア度を高めるということで、簡単には、知っている人を増やして、欲しいけれど(なかなか)買えない人も多く増やすやり方です。

注目を引きつけて、引きつけるだけひきつけて、そして、売る、それが「商売の鉄則」で、上手に実践していけると楽しいです。


たとえば、Tシャツを売ることを考えてみても、とても身近なアイテムだけに、つい買ってしまうけれど、しかし、そこで自分たちの売っているものを手に取ってもらえるか、そこのシビアな勝負があります。

最近では、ファミリーマートで自社オリジナルのTシャツや靴下が置いてあって、その目に触れる回数、身近さでは他を出し抜いているように思います。

このように、他の服屋だけがライバルかと思いきやそうでもないわけで、スポーツの試合会場、ライブ・コンサート会場、音楽フェスティバルなど、そこでしか買えないグッズとしても売っています。


また、買い方にしても、インターネットでモノを買うのが当たり前で、逆に、非日常の体験をしたいということでは、移動も含み、時間を多くかける方が、手に入った時の喜び、興奮も高まるかもしれません。

インターネット経由にしても、誰もがいつでも買えるわけでもないようにして、メンバー限定、数量限定、期間も限定みたいにすると、レア度が高まる=欲しい気持ちも大きくなります。

日本全国、世界各国の観光地、そこに行かないと買えない「お土産グッズ」として展開するのも、同じようにしてレア度が高まり、買う満足度も上がっていくことでしょう。


細かいところでは、買いたい人の全員が買えるわけではないように、買い方や数量などを調節すると、お客さま自身が「買えた/買えなかった」とSNSに投稿するので、それが周辺の話題になって、さらに注目が集まります。

同じように、「バンドワゴン効果」という心理的な効果があるので、店頭に並ぶ行列の光景、それも広くシェアして、多くの人に見てもらうことで、視覚に訴えかけるやり方もあります。

このように、Tシャツにおいては、機能的、デザインとして優れているだけでなく、レア度を高める→そういう付加価値をつける方が、欲しい気持ちが高まり、また、多く売れてもいくのでしょう。


<参考>

ルイ・ヴィトンに学ぶ極上マーケティング


規模の拡大と売り上げ


今よりもっと売り上げを伸ばすのに、シンプルに考えれば、扱う品数を増やす、出店ペースを上げる、他の商品やサービスを扱うなど、全体の規模を拡大していくのが妥当です。

銀行の融資を受けるにしても、銀行側は多く借り入れてもらった方が、返済の手数料や利子を多く、かつ、長期的に得ることができるので、「規模を拡大しましょう!売り上げを伸ばしましょう」と言ってくる気がします。

それもひとつの選択肢としては有効なので、今の事業を大きくする=売り上げを伸ばす、他の事業にも展開する=規模を拡大しようと決断する、そういう経営者(リーダー)もいることでしょう。


「年商○○円!今、活躍の敏腕社長」とか「○○界の風雲児!やり手の若手事業家」と業界のみならず、お客さまの目に触れる機会も増えれば、"話題が話題を呼ぶ"ようにして、さらに大きな売り上げを得ることもできそうです。

他への波及としては、新たに社員やアルバイトを雇う、大きなオフィスに移転する、全国主要都市に展開など、今まで(やりたかったけれど)できなかったことも多くできるかもしれません。

知名度は得ようと思って得られるものでもなく、また、やりたいからといってすべてが実際にできるともかぎらないので、お金や時間も含め、ないよりかはあった方が良いものです。


一方で、これは必ずしも否定的なものでなく、茶々を入れるわけでもないのですが、これらとは別の視点で物事を見ていくことも必要ではないか、そう思うこともいくつかあります。

売り上げを大きくするのは、指標としてもわかりやすいし、小さいよりかは大きい方が見栄えはするものの、期間ごとであるとか、中身の利益率でも見ていくと良いです。

たとえば、売り上げは確かに伸びてはいるとしても、広告費に多くかかっていたり、仕入れ、家賃、その他の経費など、諸々にかかるものが多かったりしては、手元に残る運転資金が割に少ないかもしれません。


また、商品やサービスにおいて、新規のお客さまを獲得するのと同様、繰り返し利用していただけるお客さま(リピーター)がいかに多くいるのかも大切ですし、長きに渡って買っていただきたいものです。

短期間で一気に売り上げは伸びたけれど、しかし、平均的には横ばい、年間単位、数年単位ではやや下降気味…みたいな、一過性のものであっては、なかなかキツいものがあります。

一時の売り上げの大きさにとらわれるだけではなく、継続的な売り上げ、利益率の高さなど、複数の視点を持って、ある意味では"手堅く"展開していけると良い気がします。


<参考>

【NEO CHAPTER】〜 # FR2 石川涼社長が考える現代の物の売り方とは!? 〜【本明秀文/FR2】|2023.10.16


お客さまのために/お客さまから見て


2024年3月のニュース、小林製薬の「紅麹」問題に関しては、全容の実態把握や真相の解明が待たれるところですが、ひとつ取り上げるとすれば、「機能性表示食品」に関する問題であるということです。

コレステロールを下げようと、サプリを摂取した人たちの健康被害、具体的には、腎臓機能に支障が出たり、それに関係する相談が多く寄せられたりしている様子があります。

国の販売許可を得る「特定保健用食品(トクホ)」、国の基準を満たして表示できる「栄養機能食品」とは異なり、企業の責任で"科学的根拠のある機能性"を食品に表示できるのが最大の特長です。


これについては、2013年、政府の成長戦略の一環(いわゆる「アベノミクス」)として、安倍晋三首相(当時)が「健康食品の『機能性表示』を解禁します」と宣言したのがはじまり。

「機能性表示制度」は届出制で運用されており、必要な情報=国のガイドラインに沿った安全性・機能性の根拠となる情報を、販売の60日前までに消費者庁に届け出るだけ済みます。

国による個別審査はなく、機能性の表示のためには、より手続きが簡素で、表示の自由度が高いと言えるもので、2015年4月以降、生鮮食品や加工食品、サプリメントなど食品全般に適応されています。


<参考>

メーカーが虎視眈々、「機能性表示食品」とは?国が認める機能性表示で3つ目の制度が開始|東洋経済オンライン:2015.03.21


この制度の成り立ちや経緯からも注視していく必要がありますが、もしかしたら、"お客さまのために"と思う以上に、自分たちの利益追求に走ってしまったのかもしれません。

当然、会社としては売り上げや利益を追求するものではありますが、しかし、"お客さまから見て"どうであったのか、この視点も決して欠いてはいけないものです。

お客さまに喜んでいただきたいと、そのための商品開発であったり、サービスの提供であるはずのものが、売り上げや利益を多く得る方に偏ってしまっては、社会的な信用・信頼を大きく損ねてしまいます。


普段からの心がけとしては、"お客さまのために"と思う以上に、"お客さまから見て"どうであるのか、この視点を持って、商品やサービスの提供に努めたいものです。

単に売れればそれで良いというものでもなく、前述のような真率な姿勢があって、だから、より多くのお客さまに買っていただけたり、喜んでいただけたりするのではないでしょうか?

売る側としては、どうすれば売れるのかと懸命に考えるものですが、一方で、どうすれば買っていただけるのか、この感覚も大切に思って商売=ビジネスに取り組んでいきたいものです。


深いニーズを探る


少し禅問答のような話になりますが、何か具体的なモノを売っているにしても、お客さま自身はモノ自体が欲しいのではないかもしれません。

それはどういうことかというと、オートバイや自動車(クルマ)において、駐車場に置いてある様子を見て感動して、心がシビれるかもしれませんが、それで十分に満足なのか?という話です。

言い換えれば、そのピカピカの車体そのものが欲しいのではなく、自分の行きたいところに行けるとか、遠くにまで行ける「自由」を欲しているかもしれないということです。


確かに、先ほどのTシャツの例で考えてみてもわかりやすく、Tシャツそのものが欲しいという気持ちには、あの場所に行った、誰かと一緒に行った、遠くまで行ったという記憶や体験が付いてきます。

そういう目には見えない事柄や事象が相まって、そのTシャツを見たり着たりすると元気が出る、また、機会があったら出かけようという動機につながっていきます。

そうなると、安いから買う、デザインが良いから買うとも限らず、"なぜ欲しくなるのか"、そこを追求することによって、お客さまの深いところにあるニーズ(=欲しい気持ち)を理解することができます。


同じようにして、本やCDにしても、文字や画像が印刷された紙の束、プラスチックケースに収まったディスクの盤面が欲しいのではなく、中身をチェックして→楽しい時間を過ごしたい思いがあります。

部屋の片付けや掃除にしても、雑巾やモップ、便利グッズが欲しいのではなく、身の回りを整理整頓し、見た目をキレイにするだけでなく、気持ち晴れやかになりたい思いがあるかもしれません。

食べ物にしても、美味しい、栄養を摂る以外に、友だちと楽しく食べる、デートで行く、インスタ映えといったニーズがあるでしょうから、自分の扱っている商品やサービスではどうなのか、じっくり考えてみると良さそうです。


提案方法をズラしてみる


ここ最近、ニュースや新聞を見ていると、「令和6年能登半島地震」に関連して、ご当地の名産品である「輪島塗」を盛んにアピールしている動きがあります。

また、それと時を同じくして、東京・八重洲にアンテナショップ「八重洲いしかわテラス」が銀座から移転し、3月はじめに新たにオープンしています。


令和6年3月9日(土)オープン!「八重洲いしかわテラス」|石川県


生活の立て直し、名産品を絶やさない、地域全体の復興のため、多額のお金が必要にもなってくるので、ビジネスにからめていくのは当然のことと思います。


それはそれで良いのですが、毎週のように「輪島塗」を手に入れたり、足繁くアンテナショップに通ったりするものなのか、一方では、常連の人たちを増やしたり、新たに興味を持つ人を増やしたり、そういう手立てもあると良いものです。

どうやったら、それが上手にいくのか、これに関連して思い出したことがあります。


キングコング・西野亮廣さんは、アイルランドの音楽、アイリッシュ民謡が好きなのですが、もっと多くの人に聞いてもらおう、好きになってもらおうというのでは、どういう手を打ったのかが参考になります。

たとえば、「アイリッシュの夕べ」のようにして、それをもっぱら聞くというコンサートやイベントを開くとして、「よし、アイリッシュを聞こう」という人がどれくらいいるのか、それを探る必要があります。

元から興味がある、聞く機会があればすかさず足を運ぶ、三度の飯より好きでたまらないという人が多いのであれば、ちょっと告知をするだけで、大勢のお客さまを集めることができます。


実際には、悲しいかな、それほど多いわけでもないので、単純に集めることを考えるだけでなく、少し工夫をしていく必要があって、むしろ、その工夫次第でどうにでもなる可能性があります。

打ち手のひとつとして、毎年の年末、東京キネマ倶楽部で行われているイベント「天才万博」にまずは多くの人を集めて、そこで場内BGMや実際の演奏で、アイルランドの音楽、アイリッシュ民謡を聞く機会をつくっています。



この「天才万博」自体も、誰が出るのかを事前には明らかにせず、出る人目当てでお客さまを集めるのではなく、イベントの楽しさで興味を持ってもらうようにしています。

また、毎年、同じように続けていくことで、「年末と言えば天才万博、一年の締めには行くしかない」(→仲間に会える機会、「忘年会」のイメージも重ねる)という図式が成り立ってきています。

つまり、自身の好きな音楽を聞いてほしいのだけれど、それを前面に押し出すのではなく、まずは人を多く集め、そこでさりげなく知る機会をつくっているところがポイントだということです。


天才万博 〜GeniusExpo〜|ホームレス小谷さんが主催する年末イベント


西野さんのYouTubeチャンネルでも、友だちや知り合いを自宅に呼んで、お酒を飲み交わしながら語る「スナック西野」という企画がありますが、そこでのBGMではアイルランドの音楽、アイリッシュ民謡が用いられています。

メインの見せ方としては、トークの部分なのだけれど、冒頭と終わり際のBGM部分で耳にする機会をさりげなくつくって、好きになるかもありますが、まずは視聴者の耳に馴染むようにしています。


「輪島塗」にしても、製品そのものを売り込むというよりかは、立食パーティーに行ったら、使っている食器が「輪島塗」だったとか、「漆塗り体験」に行ったらそれが「輪島塗」だったというようなことです。

絵柄にしても、ディズニー系統では、著作権がキビしいので難しいですが、多くの人が親しんでいるキャラクターとか、ポップなものにして、若い人(特に女性)にアピールするのも良いかもしれません。

入口はそこでも、やがて伝統的な絵柄であるとか、漆器一式セットにも興味を持ってもらうためにも、取っかかりの最初としては、間口をうんと広げていくのが有効かと思います。


<参考>

【ニシノコンサル】会社の知名度を上げるには?国内シェアNo.1企業が本気の相談!|西野亮廣エンタメ研究所:2024.03.30

【辞めテレ東・上出遼平&辞めTBS・国山ハセン】メディアのあり方を語る/テレビの最も恐ろしい部分/すぐに「善悪」をラベリングする傲慢さ/ハードボイルド仕事術!処世術と政治力は不要/テレビ局員のキャリア論|PIVOTチャンネル:2024.04.10


店の立地から考える


誰に × 何を × どう売るのかを考える場合、「どこで(場所)」売るのか、店の立地によっても大きな差が生じるように思います。

たとえば、有利であるのは、居酒屋の立ち並ぶ一角にラーメン屋で、営業時間帯は夕方〜深夜帯、お酒を飲んだ後、シメはラーメンのノリで立ち寄る人も多いことでしょう。

また、若者向けとしては、東京・原宿のクレープ、大阪のたこ焼きのように、「特定のエリア+食べ物」で人気のものもあります。


桜の咲く頃、春先のお花見シーズンでは、東京の上野公園、目黒川沿い、大阪では造幣局付近で、屋台や出店(でみせ)を出す、小型トラックやキッチンカーで移動販売するのも有効な手立てのひとつです。

お客さまが多く足を運んで来店してくれるのも嬉しいけれど、こちらから出向くのも良くて、他にもデパートの催事場、大きな公園で開催される各種イベント/フェスティバルに参加するのも良いでしょう。

春先もそうですし、夏の暑い頃では、各地で大型音楽フェスティバルが多く開催されるので、場所 × 時期を合わせたタイミングで、一気に売り上げを伸ばしていけそうです。


そして、普段の場合、人が多く集まるということでは、ターミナル駅に隣接するとか、周辺にある商業ビルを思い浮かべますが、そこで、自分たちの商品やサービスが売れるかはまた別問題です。

家賃や人件費などを加味して、そこで出店するのが有利であるのか、つまり、多く売れるのかどうかは、つぶさに見ておくと良い気がします(→実地でのマーケティング分析、市場調査)。

多く売ることを考える場合では、駅の内外/周辺だけでなく、自分たちにとって有利な場所が他にあるかもしれない、そういう視点の持ち方も大切であるように思います。


最近ではまた、海外観光客が多く日本を訪れるようになってきていて、東京では浅草〜秋葉原、新宿〜渋谷のように、全国各地で賑わっている場所も多いことでしょう。

それこそ、ある種の定番である京都では、そこら中が観光客だらけで、京都駅からタクシーに乗ろうとしても、容易に乗れないほど人の数が多いという話もあるくらいです。

観光地にある土産物屋では、来たついでに/記念に何か買おうとして、旗の形のペナントや(なぜか)木刀が売れていくように、京都の寺社仏閣付近に出店するのは、この状況に合っている考え方です。


余談ではありますが、愛知・名古屋では、海外観光客が降り立つ数や率が少ないらしく、レゴランドやジブリパークはあるものの、それは"ぜひとも立ち寄りたい!"と思うほどの魅力が伝わっていません。

先日、残念ながら亡くなってしまいましたが、『ドラゴンボール』の作者・鳥山明さんが、名古屋の出身だけに、「ドラゴンボールランド」をつくると良いのでは?というアイディアがあります。

これはまた、サウジアラビアに先を越されてしまいましたが、日本全体を挙げてつくっても、十分に採算が合う施設であるように思うので、今後の動向を気にかけておくと良いでしょう。


<参考>

【スナックおれ®】 番外編!西野亮廣さんが登場。世界戦に挑むには〇〇しかない!|2024.03.09


このように、立地から考える、観光客が多い、寺社仏閣という要素を組み合わせていくと、アイディアを実践する具体例として、私の住んでいるエリアの有名どころとして、妙見本宮・千葉神社(千葉市中央区)があります。

海外観光客はそこまで多いとは思いませんが、千葉の内外、参拝する人はそれなりに多いはずなので、その前に和菓子屋(風の店)を構えるというのは、ひとつ立地の有利さを得ることができます(斜め向かいに、豆大福の「木村屋」がある)。

その時に、店構えは、現代的なおしゃれさを出すのではなく、いかにも老舗感(→古くて新しい)を出すと、以前からあったのかな、長く続いているお店なのかなという雰囲気を出すことができます。


<参考>

老舗ベーカリーの3代目がつくった和菓子のようなあんぱん:柳屋ベーカリーの「あんぱん」|小田原おいでだより:2023.03.28


また、基本的には饅頭(まんじゅう)や最中(もなか)といった定番のものを並べつつ、同時に、おすすめのコーヒーやTシャツも売っていくことができるかもしれません。

その土地に行く理由が増えるほどに、立ち寄る人も増え、いわゆる観光客も増えていく、その可能性は大いにあるので、このあたりを、あれこれと考えていくのも楽しいです。

何をどう売るのかを考えていく時に、どこに店を出す、どういう場所がビジネスに有利か、それも関連させて考えていくと、売り方の工夫にひと味異なったものを付け加えていけそうです。


<参考>

港区より足立区に出店したほうが儲かる理由:立地戦略の敵は現実とずれた「イメージ」だ/榎本篤史|東洋経済ONLINE:2017.06.08

【動画を見るだけで運気アップ】千葉神社【遠隔参拝】|占いTV Love Me Do ラブちゃん:2024.03.03


「売れる」会議の進め方


会社やチームの取り組みにおいて、定期的に会議、打ち合わせ、各種ミーティングを行い、全体の意思疎通や、やるべきことの共有など、さまざまなことを話し合う機会があるかと思います。

その時に、会議の進め方のひとつとして、司会進行役を立てるにしても、基本は、肩書きのない、それも、若手の方から話すようにします。

この進め方では、肩書き、役職、年功序列ではなく、知識や経験がないということが裏目に出るのでもなく、お客さまの視点に近い、フレッシュな視点で物事を考えることができる利点があります。


逆に、今まではこうであったという「業界の慣習」を知らないので、先入観や思い込みにとらわれない分、思い切った意見も出てきそうなので、そういう状況を先につくるということです。

近年では、「白物家電」といわれる、掃除機、冷蔵庫、洗濯機の新商品開発において、"若手 × 女性"の視点を取り入れたことで、売り上げが伸びている事例もあるくらいです。

年配の男性が、家事を熱心にやるかといえばそうとも限らず、傾向としては「奥さん任せ」ということを鑑みれば、"若手 × 女性"の視点を取り入れるのは理にかなっています。


また、周りの聞く人においても、合っているかどうかで判断するのではなく、率直に思うところを、それぞれ述べるところからはじめることで、新たな気づきや発見もあるかもしれません。

最終的には、今、取り組んでいる会社やチームの取り組みにおいて、成果の出る、売り上げが出る、話題になるなど、具体的にどうするかのアイディア、計画、見通しがあれば良いわけです。

そのためには、前述した「発言する順番」のように、あらかじめ会議のテーマとともに、どう会議を進めておくかのルールもあらかじめ周知して、共有しておきたいものです。


そうでもないと、若手の意見を聞こうとしない、肩書きのある人の意見が優先的に採用、目の前の相手を論破する、そういう本来とは異なる方向での達成感、優越感を得る方に向いていってしまいます。

若手の意見、女性の意見など、いろいろな人の意見を出し合って、会議を進めていくわけですが、何をどうするかの着地では、多数決でなく、最終的にはリーダーが決める(=責任を持つ、リスクを取る)ようにします。

その責任やリスクを取れるから、肩書きがあるとか、リーダーの座にいるわけなので、それも会議の進め方、どう進めていくかのルールのひとつに加えておくと、スムースに会議を進めていけそうです。


あるいは、会議で活発に意見を戦わせるのでも良いですが、実際のお客さまと接している営業や問い合わせ部門、店頭スタッフなどから、意見を集めるのも良さそうです。

頭で考えるとか、つい売る側としての視点が強くなるあまり、「お客さまから見て」どうなのかが後回しになってしまう懸念もあります。

お客さま自身がどういうことで購入や利用をしているのか、さりげなく聞いたり、アンケートを取ったりすることで、自分たちの商品やサービスに、より磨きをかけていけるかと思います。


<参考>

「鈴木おさむさんが大嫌いだった」街録ch・三谷三四郎が本人の目の前で"老害が生まれる仕組み"を分析【鈴木おさむ×三谷三四郎×箕輪厚介×渡辺将基①】|新R25ちゃんねる:2024.04.02

『マクドナルド、P&G、ヘンケルで学んだ 圧倒的な成果を生み出す 「劇薬」の仕事術』足立光/ダイヤモンド社


新規採用の仕方


大企業であれば事情は異なるのでしょうが、創業して間もないとか、小さめのベンチャー企業では、「新卒採用をしない」というアプローチを取る場合が多そうです。

ひとつには、新卒採用をする場合では、他の会社と同じように展開していくため、最初の取っかかりとして、給与、待遇、通勤などの「条件」で、他と見比べられてしまう側面があります。

中途採用にしても同じで、大手に混じって就職/転職サイトに載せるというよりかは、自社のホームページに載せたり、各種SNSで発信したりする方が良いかもしれません。


「新卒採用をしない」主な理由としては、応募者自身の「この会社に入りたい!」という思いがある方が好ましく、そのガッツがある方が、会社としても望ましいようです。

「条件」で見比べて入ってきている場合では、思った以上に長時間労働だとか、仕事の内容がハードであるといったギャップがあると、すぐに他へ移ろうとしてしまいます。

あまりに過酷なのはいけませんが、それでも、この仕事をやりたい、この会社にいたいというガッツがあると、次第に大きな仕事を任せられるし、当人の成長にもつながっていきます。


そのためには、会社の社長自ら、あるいは、現場のリーダーやスタッフがブログ、各種SNS、YouTubeなどで、会社、仕事内容、人柄などの情報発信をしていくとわかりやすいです。

会社、仕事といえども、人と人の関わり、個人でのやり取りが基本になっていくので、一緒にゴハンを食べる、しばらく一緒に過ごしてみるといった時間の使い方も良さそうです。

採用云々とは別にそうしても良いですし、いざ一緒に働くという場合でも、お互いの「人となり」を知っている方が、話し合いもできそうですし、何かと融通が効くように思います。


デザイン関係の仕事だったか、以前に見かけたものでは、わざわざ面接するというよりかは、一緒にいること自体が試験でもあり、特に違和感がないか?確認するというものがありました。

確か、昼くらいに顔合わせをして、一緒にゴハンを食べ、そこら中を歩き回り、夜は夜でゴハンやお酒をともにする、そのように長く一緒にいることで、わかることも多かろうということです。

芸の世界で、師弟関係があるとか、カバン持ちの習わしがあるとか、弟子は師匠に教えを請うたり、また、その一挙手一投足を見て学んだりするもので、それもひとつのやり方として有効なものです。


それに、採用した後に、教育してどうにかする=一人前にするより、そもそも、良い人を採用して、期待をかける方が、時間やお金などの効率面からしても、理にかなっているようです。

ある種の「センス」とは、経験の数の多さ、質の多さを経て、ある程度は、身につくものではありますが、一方で、何だか察しが良い、要領が良いといった、最初のうちから備わっている人もいます。

「即戦力」とよく言われるように、こういう人を見出していけるように、さらに望むようであれば、成長に対して柔軟で意欲的な構えであるとか、さらに成長の余地が見込めるようだと、なおありがたいものです。


会社を大きくする、売り上げを伸ばす、利益を大きくするにも、採用の関わる割合は大きいもので、まさに「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方,仇は敵なり」(by 武田信玄)なのでしょう。

どういう人を採用すると好ましいのか、また、どういう人と一緒に働くと良いのか、会社の規模や成長段階にもよるでしょうし、人それぞれの思いや考えもあるわけです。

こうしたら良い、こういう人を採用すれば完璧だということもなく、人の入れ替わりもありながら、会社やチームとして、より良い組織を築き上げていけると良いものです。


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会社への定着率を上げる


社員が長く勤めるにあたって、職場における①給与の良さ、②やりがい、③人間関係、これら3つすべてかなうのが理想ですが、それでも2つあるのであれば、ひとまずは続くと言われています。

逆に言えば、1つしかないとか、何も当てはまらないようでは、すぐに辞めてしまい、なかなか定着しなくなってしまいます。

辞める/辞めないは社員個人の資質とか、個別の事情なのかもしれませんが、あまりに辞める人が多いようでは、それは会社組織自体の問題としてとらえると良いのではないでしょうか。


日本の会社の場合、なかなか給与が上がらない仕組みになっていますし、「売り上げが上がったら、給与も上げる」という言い回しもあります。

懸命な経営判断として、固定費のひとつである人件費(毎月、一定の金額が出る)は、極力抑えたいものですが、それをまさに"先行投資"として、しっかり出すようにします。

先に多く差し出し、それでもって、あとは社員の伸び代に可能性を見出したり、成長を見守ったりします。


社員の人数を確保し、定着率を上げないと、いつも採用に追われてしまい、現場レベルでも、少ない人数で堪えないといけないようでは、組織としても疲弊してしまいます。

たとえば、優秀な人に来てほしい、若手に来てほしいという場合でも、まずは身近な社員を大切にするところから、評判が立って、やがてひとりふたりと集まってくることでしょう。

中国の故事でも「隗より始めよ」と言うように、社員の働きがいを担保したり、働きやすい環境を整えたりすることで、仕事も回り、売り上げも伸びていくように思います。


【VOL.1】中卒40歳・年商12億円経営者の1年間密着ドキュメント|中卒40歳年商12億円経営者:小澤辰矢(現・小澤総業株式会社 代表取締役会長)

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