見出し画像

目指せスーパースター その1【スーパーボランティア】

蕎麦宗です。

noteを書き始めて、自己紹介として何か枕詞をつけようと思い『目指せスーパースター。蕎麦宗です。』とした。ただの手打ち蕎麦屋の50歳近いオッサンがスーパースターだ、それを目指そう!とか言っているのは正直言って気恥ずかしい。だから、アホではなかろうかという人がいてもちっとも間違えていない。それどころか、むしろその方が普通で正しいと思う。なのにどうしてそんなことを言い始めたのか、という説明をしようというのが今回のシリーズ記事。

2018年に行方不明の少年を救助して一躍時の人となったスーパーボランティア・尾畠おばた春夫さん。彼がワイドショーに取り上げられて世間からの喝采かっさいを浴びたのは、言動のチャーミングな面白さと、凛と一貫した姿勢にあると思う。尾畠さんの言葉を幾つか読んだことがあるが、奇しくも自分自身の考えと共通している部分があり興味を抱いた。

その彼が、リヤカーを引いて東京から九州まで歩いて帰るという挑戦をした。残念ながらメディアやSNSの影響もあり、想定以上の人だかりのため進むに進めぬ状態に陥った。それが渋滞の原因になったり、事故を引き起こしかねないという危険性を感じたゆえに、静岡県内の掛川で断念。彼の「やったら必ずやり遂げる」という信念に泥を塗る格好になってしまったのは、他人事でなく無念に思えた。

今のコロナ渦でもそうだけど、流行りに乗って右に倣うのが大方の日本人。チョット熱を上げては直ぐにてのひら返して冷めてゆき、次の流行りに乗ってゆく。尾畠さんが悪いわけではなく、とはいえ流行りに乗った人も悪いわけではない。あおるメディアには少し腹が立つけれど、その扱い方を学んでおく必要があるのも今の時代。

それにしても、御殿場のお婆さんが尾畠さんに会った時に、涙を流して嬉しがった様子には目頭が熱くなった。その感慨の涙に*アーン少佐と尾畠さんとの関係が重なる。
この方、尾畠春夫さんは、多くの人達の心を癒し救いとなった。実際に子供の命を救ったうえに。
僕はそういう人の事をスーパースターと呼ぶ。彼はスーパーボランティアではなく、確かにスーパースターだと思う。つづく

*アーン少佐…尾畠さんが憧れ目標とした米軍の駐日軍人。座間から別府までを歩き、その活動での資金を施設に寄付するなど、多くのボランティアに携わっていた。

画像1

#スーパーボランティア #スーパースター #尾畠春夫 #メディア対応  

読んでくれてありがとう。少しはお役に立てたかな⁉︎。聞きたいことあったら、ぜひ質問くださいな。もし楽しい気持ちになれたなら、ほんの少しだけ応援ヨロシクです。