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魔法が使えなくなった時。


「魔力がなくなって初めて分かった。俺には魔法以外に出来る事がなんにもねぇって。」


もう一週間くらい経つけれど、、先週の土曜日の話。

#仮面ライダーウィザード  31話をユーチューブで見ました。

久し振りにボロボロ泣きました。

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久し振りに仮面ライダーの話、しちゃいます。(笑)

昔からそぼくな。を応援してくれている方は知っておられますが

私、仮面ライダー大好きなのです。

イケメン俳優とかではなくって、

仮面ライダーという作品が。

そこらへんのサスペンスとか胸キュンドラマ見るんやったら

仮面ライダー見て欲しい。(否定はしてはおりません)

それくらい

人生を生きていく中で学ぶことの多い作品だと思っています。

ウィザード知らない方の為に簡単に説明しますと、

どんな環境や状況でも絶望せずに諦めなった事で

魔法使い(=仮面ライダーウィザード)になった主人公がこの31話で

敵にやられてしまい魔力を失い魔法が使えなくなってしまった話です。

(今週の土曜まで動画は見れるよ↑)


それを様々な事が重なったとはいえ(詳しくは過去のnoteにて)自分の意思で手放すと決めた事ですが、焼き菓子屋そぼくな。の厨房が失われた時の自分の気持ちと照らし合わせて今回は見てしまいました。


主人公のハルトと同じで

魔法(厨房や菓子)という手段 が無ければ私は誰一人、喜ばせることができないんだ。

顕在意識では言葉に出来ていなかったけれど、潜在意識の中では強く感じていたように思います。

だから、

厨房がなくとも

“焼き菓子(魔法、手段)”に、こだわり

それにまつわるもので少しでも歩きたい、誰かの役に立ちたいと動いたレシピ作成であったりサークルであったり実行していた厨房を閉めてからの4か月でした。

それはそれで発見や学び、喜びもあったのですが何か足りない、、?と感じる日々でもありました。

レシピやサークルを作成しながら、

私はその魔法(私で言えば菓子)を通して

『何を本当にこの人生でやりたいんや?』とひたすら自問自答する日々でもありました。

その間に

近所のカフェでお手伝いを始め、その働く中ではっと気づいたことがありました。


『誰かの心に残りたい。ゆ季ちゃん(又はそぼくな。)と出会えて良かった!と思ってもらえるように仲間とは誠実に一緒に働きたいし、お客さんには心の支えであるような存在でいたい。これが私やそぼくな。の人生の目標だった。そうや、そうや。焦ってて忘れていた、大切な事はこの心の在り方やった。』

と、感じました。


この心を作ってくれたのは過去の先輩や上司、同僚で。

今は物質的にも離れた距離にはいるけれどずっと忘れない人生の指針であり支えです。


物はいつかなくなる。

誰にでも人生の終わりが与えられている。

けれども

心の在り方だけは誰かの心に残り続けることが出来る。

その心は絶望も与える事が出来るし、希望も与えることが出来る。

ここの在り方一つで変わる。

だから私は修行時代からずっと、誰かの希望となれる働き方、

生き方、心のあり方をしたいと思って生きてきた。


なのにいつの間にか

そんな目的を自分の心の焦りで忘れちゃって

私にとっては魔法のような『菓子』という手段にしがみ付きすぎていた。


もちろん、必ず菓子の販売は再開します。


けれども、手段だけにとらわれて

そこに目的や心の在り方を置き去りにしたら

たぶん、菓子販売を再開したところで

希望をあたえられるような菓子をお届けすることはできないと思う。


そんなことに気づき思い出したここ数か月でもありました。

私(そぼくな。)の優先順位は

1、目的 

2、手段

で。

この順番を

ここ数か月入れ替えてしまってたからなんだかしっくりこなかった。

わたし(そぼくな。)の目的は

そぼくな。の意志で。

受け手の人生の一コマに彩をあたえること。

ぽっと希望を灯せるような存在である事。

多数の人に一気にではなく

一人一人にぽっとロウソクを灯していくようなそんな所作。

で、

今まで依存しすぎていた『菓子』という魔法が使えないからと言って

その心の在り方まで無くす必要はない。


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だからコーヒー豆販売を初めました。

菓子を焼き届けていたのと同じように

お一人お一人と向きあって誠実に焼き届ける事にしたのです。


小売りの販売というものは

サークルやるよりも

レシピやるよりも

原価、時間、リスク、のコストはとてもとてもかかります。


けれども

お一人お一人とちゃんと向き合うこの体感や

小さくとも『そぼくな。』が動いているこの心躍る感覚がやっぱり私自身が好きなんだな。心からやりたい事なんだな、伝えたい事なんだな、と色々と迷いきり、考動したからこそ、感じています。

迷いきって良かったと思います。

迷いはダメだと扱われることも多いけれど

迷いきったその先には覚悟が生まれる。

迷いも中途半端な迷い方が良くないんやと思う。

迷いきればいい。

って話しがそれましたが

魔法(菓子)は今現在無くしてしまったけれど

心まで腐る必要はない。

というか、

その心の在り方に共鳴して焼き菓子屋そぼくな。のお客さんは来てくれていたのかな。って今コーヒー販売しレスポンスを頂く中で気づかされたことです。

本当に有難い事です。

だからって、おいしさは怠らず最大限にお届けする努力は止めません。

で、めっちゃ話を戻しまして

仮面ライダーウィザード。

結局、主人公のハルトも魔法が使えなくなったけれど

ハルトに今まで助けてくれた周りの人たちは魔法ではなく、

そのハルトの『誰かの希望になる』という心に救われていた、と伝えられ。

ハルトもまた希望を取り戻し、さらにパワーアップしてまた魔法が使えるようになりました。

もう最初っから最後まで号泣でした。(T-T)笑)


大切なことがたくさん詰まっているお話でした。

このお話は私に限らず誰にでも通ずる部分があると思う。

どうしても

私達は目に見える物質や、

今あるもの、

簡単に出来てしまうもの、

目的はなく

その簡単に手に入る手段に

依存したり

判断してしまいがちです。


だからこそ、

そんな大切な手段が一度無くなるからこそ

はて

私の人生の目的はなんやったのか?

生きているこの命をどう使い切りたかったけ?と

考えさせられるそんな話で。

人生の目的をもった心の在り方だけは絶対忘れちゃいけないぞ!!!と

強く強く響いた作品でした。



さて、今日はここまで!

読んでくれてありがとう^^

今日も今日できること、めいいっぱいやりきり伝えきり

お届し、楽しみたいと思います^^!


#焼き菓子屋そぼくな

ゆ季




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