ジュニアサッカー 一歩踏み出した時の話
今回は小4の次男がサッカーで「一歩踏み出した時の話」を書いていきたいと思います。
次男がサッカーを始めて4年以上が経ちます。
幼稚園年長からサッカースクールを始め、小学校2年生から少年団に入団。その後、小学校3年生の10月から今のクラブチームに移籍しました。
長男の影響でサッカーを始めた次男。
初めの頃は泣きながらリフティングをしていることもありました。
次男は元々サッカーが好きなのかどうかも分からずでした。
しかし、クラブチームに移籍した頃からサッカーに夢中になり始め、
今ではサッカー大好きな長男に劣らずの熱量です。
兄の後ろを追いかけていることもあり、サッカーでも器用に立ち回っています。
最近は順調にAチームに上がり、チームの仲間と楽しみながら切磋琢磨しています。
次男の学年は大会で連続優勝を果たし、サッカー生活も順調になったと思ったところ…
ちょうど季節の変わり目ということもあり、インフルエンザにかかってしまいました。
結果、大会の決勝トーナメントの日もお休みすることになり次男は残念そうにしていましたが、ひたすらサッカーに走り続けていたこともあり、久しぶりにサッカーから離れゆっくり休む機会がありました。
インフルエンザから回復した10日後、
久しぶりにチームの練習に参加しました。
練習前はいつもより緊張した面持ちの次男…
「大丈夫か」と心配になりましたが、その心配も的中し、
練習から帰ってくると次男は泣いてました。
次男「上手く行かなかった…みんな上手くなってた、、、」
サッカーが10日間空いてしまったことで、自分の体が思った通りに動かず、上手く行かなかったようです。
「そんなこともあるよね」と思いながら、
週末の練習試合の日を迎えました。
いつものように次男を試合会場に送ったところ、
次男「…おなかが痛い、、」
インフル等を除き、あまり体調を崩さない次男でしたので
この発言には驚きました。
自分「(まだ体調回復してないのか?大丈夫か…?)」と心配になり、
体調悪い中で試合に出てもパフォーマンスも出せないですし、
今日の練習試合はお休みするかと思い、一度家に帰ろうと思いました。
自分「(いや…待てよ)」
自分「(・・・これは過去に経験がある)」
そう。30年前に自分がサッカーをやっていた時、
当日に試合に行きたくなかった自分自身の過去のこと
を思い出しました。
おそらく、
前回の練習で上手く行かなかったこと
試合まで期間が空いてしまったこと
それらが要因で次男は試合に行きにくくなってしまったのだろうと思いました。
このケースは今回も休んでしまうと、次もまた行きにくくなってしまう悪循環に陥ることは私がよく分かってます。
自分「本当に体調が悪いなら休もう。
でも、少し調子が悪いだけならちょっとだけ頑張れる?
やってみてダメならすぐにコーチに言って休もう。
どうする?少しだけ頑張ってみる?自分で決めよう」
次男「うーん…。」
次男「…行ってみる」
次男「でも行きにくいから、ついてきて」
間が空いてしまい、「やっぱり行きにくくなっちゃったんだなぁ…」と思いました。
気持ちはすごく分かります(大人でも仕事行きたくないはありますからね)。
チームに合流し、最初は緊張していて以前ほどのパフォーマンスは出せていない様子でした。
しかし、徐々に慣れてきたようで最後には笑顔でサッカーをしていました。
練習試合が終わると…
次男「今日一点決めたよ~」
次男は、満面の笑顔で帰ってきました。
緊張して疲れたからか、その日はぐっすり眠っていました。
そして翌週からはいつも通りの次男です。
あの時、自分の意思で決め、頑張れて良かったなと思いました。
本当に体調が悪いなら親が子に無理をさせるのは絶対NGです。
親として子供のSOSは察知しないといけません。
ですが、子供が頑張りたいけど、どうしても頑張る勇気がない時、
親が子供の後押しをすること、サポートをすることで、
子供が頑張るきっかけを与えることはすごく大事だなと思いました。
(そしてこれがまた難しいんですよね…)
次男も小4になりカテゴリーとして高学年になりました。
成長とともに悩むことも出てきて、これこそ成長の証だと思いました。
ちなみに余談ですが…
私が30年前に少年団でサッカーをやっていた時、ちょうど次男と同じくらいの年頃だったでしょうか。
試合に行きたくなくて泣きながら家のトイレに閉じこもって籠城していたことがよくあったと思い出しました。
行きたくなかった理由は明確には特にありません。
「なんとなく…行きたくなくなった」からです。
(私はその後、親に激怒され、結局泣きながら試合に行きましたね(笑))
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