男気を跳ね返した王者、かすかな不安と希望 【川崎vs仙台レビュー】

今回も私サッカーアナライザーが主宰するFIゼミに所属しており、川崎フロンターレの試合を毎試合欠かさず観戦・分析しているお2人、せこさんとpolestarさんに、プレビューも書いてもらったが、5/3(金)に開催された川崎フロンターレvsベガルタ仙台のレビュー記事も書いてもらった。
最後に川崎について、対談もしてもらった。
前回のプレビュー記事は下記。
監督の"男気"が引き起こす弱点同士の激突【川崎vs仙台プレビュー】
サッカーアナライザー

川崎は、神戸戦で欠場していた奈良が4か月の長期離脱というアナウンスに加え、神戸戦から知念と大島がスタメン落ち。ただでさえ野戦病院だったスカッドに追い打ちがかかり、当プレビュー(監督の"男気"が引き起こす弱点同士の激突【川崎vs仙台プレビュー】)でキーマンとして挙げた選手がいなくなるという散々な状態である。

 一方の仙台は終了間際に勝ち点を取ったG大阪戦のスタメンをリピート。過去20戦で1勝しか挙げていない鬼門、等々力に新フォーメーションである4-4-2を引っ提げて挑んだ。

ボール保持を目論む両者のビルドアップの工夫

 プレビューでも触れたように、共に相手陣に押し込んでプレーしたい両チームの戦い。ボール保持の中心といえる大島の欠場、そして組み立ての肝であるCBには初先発のジェジエウ、と懸念点があった川崎。

しかしながら組み立てが機能不全に終わり、相手のプレスの網に引っかかるのではないか、という川崎ファンの懸念は杞憂に終わった。

背後をケアする意識の強い仙台の2トップに対して、川崎はCH2枚のうち1枚が最終ラインの中央に落ちる。相手のDF-MF間では、中央でパスを受けるための選手を1枚配置することが多い。

ただし川崎のCHは行動範囲が広く不規則で、彼らの動きに合わせて2トップを動かせばパスコースが生まれる。空いたパスコースに、脇坂が降りたり、絞り気味にポジショニングした齋藤、という形で前進していく。

 対する仙台も幅を使った攻撃による前進はうまくいっていた。

3分に見せた組み立てを例に説明すれば、中盤の1枚が最終ラインに落ちる3バック化し、川崎のSHをおびき寄せるところからスタートする。そして内に絞る吉尾と浮いたWBを使った幅のある展開を披露した。


相手の狙いを消す攻防。隙を見逃さない王者

では一進一退の攻防で、小林の先制ゴールは川崎がたまたま先に当たりくじを引いた結果なのかといえばそうではない。両チームのボールを前に進める頻度には大きな差があった。

まず川崎は、ビルドアップで1stライン(FWライン)を突破すると左サイドにボールを保持することが多かった。CHの守田や田中を中心に、DF-MFライン間を使いたかったのだろう。

具体的には、右SHの吉尾と右CHの富田をうまく前に食いつかせ、ライン間のスペースを広げ、そのタイミングで誰かがライン間でパスを受けて前を向かせたかった。

しかし、仙台もその意図は当然承知。うまく連携してスペースを消したり、パスコースを消すなど、連動した守備で阻止するせめぎ合いが見られた。

 ならば、と川崎。相手の前プレ隊を外した後、ワイドへの展開が多く、大きな横の展開から相手の最終ラインを下げていく。
そして中央から攻略する際は、仙台のゾーンの切れ目にポジショニングしながら、ショートパスの交換で揺さぶりつつ、仙台の選手を動かそうという狙いも見て取れた。とりわけ優秀だったのはこの日が初めての先発になった脇坂泰斗。

ボールがサイドにある時にも顔を出す頻度が多く、仙台の4バックの泣き所であるSB-CB間を攻略できる位置でボールを受けるシーンがとても多かった。

仙台としては、今季の等々力での鹿島やG大阪のように、川崎をサイドに閉じ込めながら封殺したいところだったが、脇坂をはじめオフザボールの動きが激しい川崎の選手を捕まえられないことが多かった。

ちなみにこの試合の川崎はサイド奥やニアゾーンへの侵入は試合を通して11回にも上り、プレビューでも記載した通り、サイド攻略を狙ってきた印象である。
裏に抜ける選手も出し手になる選手も流動的であり、誰でも出して誰でも受けられるという川崎らしいサイドでのパスワーク。

 そのため、川崎の攻撃が終了する位置は仙台の陣地のかなり深い場所になることが多かった。

仙台が苦しめられたのはここからで、相手陣に押し込んだ際の人数をかけた川崎のゲーゲンプレスにかなり手を焼く。

仙台が前節対戦したG大阪はここまで激しく中盤のプレッシングをかけてこなかったチーム。CHが前向きの意識が非常に強かったこの日の川崎とは全く異なるチームだ。

本来は先ほど紹介したシーンのように、手数をかけて前進したかった仙台だが、川崎のゲーゲンプレスを前に、2トップに苦し紛れに長いボールを当てるシーンが増える。

しかしここで仙台の邪魔になったのが、こちらもこの日初先発のジェジエウ。

仙台の前進を一手に引き受ける羽目になったハモン・ロペスとジャーメイン良だが、対人に非常に強いジェジエウ相手になかなかボールを収めることができなかった。

※参考データ
仙台の後方から前線へのロングパス:26回
うち仙台ボールになったのは4回のみ。

先制点もそんなジャーメインへの楔を狙い撃ちしたボール奪取からだった。守田と登里でジャーメインを挟み打つと、そこからカウンターが発動。
SB-CB間を裏抜けした小林悠がコンパクトなフォームで先制点を奪取する。

上述した通り、ライン間を使わせないことに成功していた仙台だが、トランジションで食いついてできたスペース、その一瞬の隙を見逃さなかった川崎はさすが王者と感じさせた。

ボールを前進できる仕組みは持っていた両チームだが、差になっていたのはその形を発動できる頻度。仙台の余裕を持った前進を許さなかった川崎の先制点は決して「先にアタリが出た」だけのものではなかった。

川崎が得意なボール保持にかすかな不安も、トランジションで試合を制する

 そこから先もペースを握ったのは川崎。仙台も時折、前進した際は田中碧や登里享平を狙い撃ちしたプレッシングで波状攻撃を仕掛ける。

田中はトラップが流れるシーンが目立ち、登里は周りの選手がパスコースを作る動きが乏しかったこともあり、迷っているうちに取り囲まれるという流れからのロストが多かった。

特に気になったのは谷口だ。ビルドアップ時に、谷口から低い位置にいる登里にパスをした際のサポートの動きが乏しかった。

ジャーメインが谷口に寄せた際に、谷口は登里にパス。その際、仙台の右SHである吉尾がボールの移動中にがっつり登里に寄せる。
この時、谷口はどうしていたか。

あまり動かずその場に立ち止まっていることが多かった。これにより、ジャーメインが谷口の近くにいて、登里が安易に谷口に戻せない。
当然、同サイドのCH(田中)には、富田がついている。したがって、出しどころを見つけるのが難しい登里が奪われる、もしくは危なっかしい場面が何度か見られた。

一見登里が悪いように見えるかもしれないが、サッカーはチームスポーツ。サポートの質も非常に大事となる。ただし仙台が、これを狙っていたのかどうかは、中の人のみぞ知る。

さて、そんな中で、低い位置でのプレッシング回避が優れていたのは守田英正である。シーズン序盤で見られた判断の迷いを吹き飛ばすように、この日は少ないタッチから前進できるパスを出していくことでプレス回避の起点になっていた。

※参考データ
守田:72分の出場ながら、両チームトップの107本のパス。
うち成功パス96本、成功率90%。
引用:SofaScore

そしてサイドでは馬渡和彰と長谷川竜也が大外に位置することで仙台の陣形を横に引っ張る。サイドの縦関係がこの日は良好でとりわけ齋藤学は馬渡を見ながら位置取りを調整。
フリーダムだった印象が強い齋藤がポジショニングを普段以上に意識することで仙台のDFの狙いを絞りにくくしていた。

 追加点の起点になったのはその齋藤学のインターセプトだった。常田のパスは味方に合わずまたしてもカウンターに。この日二度目のアシストを記録した脇坂のクロスに合わせたのは長谷川竜也である。
このゴール、明らかなオフサイドではあったが得点は認められる。

直後の決定機をジャーメインが決めていれば、もう少し後半で盛り返しが可能だったかもしれない仙台。
このシーンでキーパスを記録した吉尾は仙台の中でも奮闘がかなり目立ったプレイヤーだろう。

このまま前半は、トランジションで2得点した川崎リードで終える。

諦めない仙台の意地、あえて落ち着かせない?鬼木采配

 後半キックオフと同時に見せた常田の大きなフィードからは、再び相手を押し込んで攻略するという仙台の意思を感じた。
前半効果的だった川崎のサイド攻撃に対しても、よりボールサイドにスライドした圧縮をかけることで対抗。人数をかけて、川崎のサイド突破を許さず、抵抗を見せた立ち上がりだった。

 しかしながら、試合が決定的になる3点目は比較的早い時間に決まる。馬渡がファウルを受けたリスタートの隙をついて、長谷川が永戸と1対1に挑みPKを奪取。
永戸にとってはできることならPA外で解決したかった局面。悪くなかった立ち上がりだけに、仙台からすると悔やまれる失点となってしまった。

 ジャーメイン→長沢、吉尾→関口という同じポジションの入れ替えを2つして、なお流れを取り戻しきれない仙台。
最後の交代カードも同じポジション同士。蜂須賀の代わりに入ってきた大岩は4試合ぶりの出場。普段とは違うSBでの出場となった。

この交代でやや流れを引き戻した仙台。対面する登里や長谷川とは身長という明確なアドバンテージを有する大岩。
67分にクロスを待ち受けるためにエリア内に積極的に侵入する姿勢を見せる。再びエリア内に侵入した68分のシーンで彼はスコアラーになる。

フィードを出した常田、大外に開いた関口、柔らかい落としでアシストを記録した長沢、そしてフィニッシュを決めた大岩。この日の仙台ではなかなか見ることができなかった長所の掛け合わせから生まれたゴールである。

等々力から勝ち点を持ち帰ることはできなかったが、4-4-2で新しく取り組んでいる形から見事な崩しで得点したことは、少しばかり前を向く勇気を持てる事実だろう。

 川崎は大島、山村を立て続けに投入。ゲームを落ち着かせにかかる。前線と中盤に徐々に疲労が表れ、仙台に進撃を許す時間帯もあった。しかしDF陣がなんとか最後まで踏ん張りこれ以上の失点を防ぐ。

最終盤に投入されたレアンドロ・ダミアンの投入を皮切りに、フィールドに残された得点取りたいマン(ダミアン、齋藤、田中、山村)たちの総攻撃が開始される。

もはやおとなしいゲームクローズはできないよ!って意思表示なのだろうか。それとも単に得点を取ってほしかっただけ?
3枚目のダミアンを投入した鬼木監督の意図は気になるところだ。

 試合はそのまま終了。3-1で川崎が逃げ切り、今季初の4連勝を決めた。


試合後、川崎についての座談会 from せこ&polestar


●初スタメンのジェジエウについて

polestar:どう見えましたか?

せこ:普段はあんまり選手加入の時にプレー動画って見ないんですが、たまたまジェジエウはプレー動画を見た選手なんですよ。

polestar:せこさんのあげてたの見ましたわ

せこ:奈良っぽいなって思ったんですよ。スピードがあって、フィジカルもあって。多分ボールを受けるのも怖がらないのかなというのを想像してました。

polestar:同じ印象でした。あと、わりと前にアタックして取りに行くというか。

せこ:カバーも割とできるし。とても上手だなと思いました。ACLで登録外なのが残念ですね。彼。
ジェジエウで気になるのはこの試合の内容よりも、なんで公式戦のデビューがこの時期になったのかの方ですねぇ。
サッカー面でのフィットもあるかもしれないけど、そこまで時間かかるか!というのが正直なところです。言語的な問題もあったんでしょうか。

polestar:谷口と奈良が万全のときは仕方ないにしても、片方が離脱中も舞行龍が3試合くらい出てましたよね。

せこ:結構、そこが不思議というか。通訳も2人体制だし、きめ細やかに対応してると思うんですけどね。単に競技面でフィットしてないなら仕方ないんですけど。そうは思えなかったので。笑

polestar:ただ、ある意味このタイミングで実戦でこのパフォーマンスを見れたのはよかったかなと。
もちろん奈良の4ヶ月離脱は痛いですが、奈良が復帰したときにはジェジエウがポジション渡さない存在になってそうな期待もあります。

せこ:そうですね。頼りになる予感のあるパフォーマンスでした。あとはプレス耐性ですね。
仙台はFWがそこまできついプレスかけてくるチームではなかったので。そういうプレスがきついチームと当たったときのパフォーマンスが気になります。技術もそうですけど、どこまでリスクを取るかの部分とか。

polestar:そうですね。この試合でも勝負するパスはほとんどなかった印象です。求められてなかったという解釈もできるけど

せこ:まぁそれはここから数試合見てみないとわからないですね!

polestar:とにかく楽しみなのは間違いない!


●同じく初スタメンの脇坂について

せこ:あぁ、もう超よかったです。この試合の自分のツイート、ほとんど脇坂の話だった気がする。

polestar:自分も完全に惚れました!w

せこ:先に懸念のことを言うとちょっと飛ばしすぎちゃいましたかね。ちょっと最後はガス欠気味で。90分での配分の話は知念や田中も通った道だと思うので、そこは試合を重ねれば改善されると思います。

polestar:そうですね。でも試合開始からわりとすんなり試合に入って堂々とプレーしてた印象です。

せこ:そうですね。仙台からしてすごく嫌なところで受ける選手だなって印象持たれたのかなと。

polestar:賢い上に1つ1つのプレー精度も高いから、本当にアクセントとなる存在になってましたね

せこ:球離れも良くて、早い展開も向いてそうでしたね。インタビューを聞いても、その場その場で選択肢を変えている印象で、認知能力高そうだなと。

polestar:それこそ、憲剛みたいに認知が素晴らしくて判断もよくて、見えてるし整理されてるんですかね

せこ:受け方のうまさは香川っぽいっていう表現をされている方をちらほら見ましたね。気は早いですが、年齢的にはもう23歳だし早く定着したいでしょう。同期の守田は代表召集まで行っているわけですから。

polestar:受けるポジショニングや受ける動作の上手さは確かに香川っぽさはあるかもですね。ただ、その後のファイナルサードのプレーは、よりパサーっぽい印象でした。

せこ:そうですね。ただアシストの場面は少しドリブルも。幅もありそうかなと。

polestar:確かに。仕掛けもできないわけじゃなさそうですね。ほんと現代っぽいプレイヤー。


●齋藤学について

せこ:神戸戦に続いていいパフォーマンスでした。2試合続けてっていうのはあんまり加入以降記憶にないかもですね。

polestar:若干それるかもしれないですが、このメンバーだったからっていうのを心配しています。やっぱり憲剛や家長がいると遠慮するというか、気を遣いながらのプレーになっちゃうんじゃないかっていう

せこ:うーん、それはやってみないとなんともわからないですね。僕はむしろ先発起用の方が向いているんじゃないのかなとか。
交代出場の彼、とっても力んでる気がして。

polestar:ボールタッチでリズムを作っていくタイプってことですかね

せこ:うーん、なんていうんだろう。途中から入ったんだから結果出してやろう!!って意識が強すぎたのかなっていう感想です。もちろんそれでいいんですけども。笑
故障で加入後すぐの活躍ができなくて、早いところ目に見える結果が欲しいという焦りにつながっていた印象を受けました。

polestar:あとは、終盤に投入のときは明らかに決定的な仕事を求められているのは影響しているかも

せこ:おっしゃっているように終盤に出てくるときはブロックこじ開け担当が多いので。一昔前の中野みたいな使われ方してて。
あれって最難関ミッションじゃないですか。中に高さがないことが多い川崎で、ブロックをこじ開けることを求められるドリブラーってすんごい選択肢狭いんと思うんですよ。

polestar:個人の質でなんとかしてこいってことですからね

せこ:うん。先発だとそこから解放されてるのかなとか。
でも特に右サイドにいるときの馬渡とのレーンとの住み分けとか。すごくポジショニングが周囲とあってきた感じがしました。
仙台戦のパフォーマンスのように、周りと絡みつつ、うまくドリブル突破も活かしてってプレーができると、起用しやすくなっていくんじゃないですかね。

polestar:状況や相手を選ばないというか

せこ:うん。やっぱり神戸戦だとそこはまだもう少しかなってところだったので。彼自身は左の方が得意だと思うんですけど、右だと結構馬渡との相性は良かった印象です。
異物は異物のままでもって思ったりするので、徐々に個性的なプレーも出していければ。齋藤にしかできないプレーってあると思うので。それを期待したいですね。

polestar:左サイドの選手多すぎ問題と右サイドいない問題が解決されると、めちゃくちゃでかいですね


●FW陣のポジション争い。今後どうなっていくか、どうなっていって欲しいか。

せこ:この日の先発の小林はすごく今までのフロンターレっぽい形で点を取ったなっていう印象があります。

polestar:小林らしさはでてましたね。あと、ファイナルサードでの崩しの絡み方も小林だからこそって感じがしました。やっぱり2トップが苦手なのかな

せこ:トップ下がいたからこその影響もあるのかもしれないっすね。
でもあんまり本来は1トップ向きじゃない気はします。彼は。ダミアンとのACLでのコンビはあまり良くなかったけど。
知念とのコンビは良くなりつつあるのかなってところだし。
(この対談はACL第5節の上海上港戦前に実施)

polestar:2トップを採用するかっていうのは、憲剛をどうするかってのとも絡んできますね

せこ:彼は今季まだコンディションが…って思ってます。

polestar:そうですね。あと、個人的には家長のトップ下も機能してないって思ってるので、脇坂使うか、442採用するかって選択肢ができつつあるのは大きいかなと。

せこ:むしろ伸びしろは2トップの組み合わせに感じます。僕はダミアン好きなので、結構使って欲しい。現状で知念が軸になるのは当然だけど。

polestar:知念が軸になったのは当然認めるんですが、ダミアンの出番があまりにも少ないですよね

せこ:点が欲しい時の投入からの得点率の高さとか結構目を見張るものがあるので。そこはプレータイムだけで語って欲しくない部分かもしれません。彼とてもいいと思ってますよ。

polestar:現状の起用法で満足ですか?

せこ:うーん。うまくいってるチームは動かしにくい。でも川又、鈴木優磨と国内のFWが結構負傷が多いので、知念がコパに呼ばれたらそこで再構築するタイミングになるのかなと。

polestar:そうですね。中期的に考えても、今のうちにもう少し出番増やしてフィットを早めてほしいという気持ちがあります。


●主力が復帰した時のメンバー選考について

せこ:理想を言えば相手ごとに使い分けです。でも鬼木さんって「最強の11人」を作りたい説もあるかなぁと。

polestar:コンディションや相手のやり方によって使い分けて欲しいですよね。あと、うまくいってない試合で憲剛とか家長を最後の最後まで引っ張るのも少し変わってくれればいいなと思うんですが

せこ:まぁ今は普段使わない選手までチャンスが回ってきているので、一つでも多くいい連携を見せているユニットを見つけたりとか磨いたりとか。ケガの功名じゃないけど、そういう部分を生かせたら。
先発もそうなんですけど、僕は交代の方が気になったりとか。
結構、鬼木さん点が欲しい場面での強引さが薄いなぁと思うときがあって。
まぁ確かにそのままでも点を取れそうな場面もあるんですけど。
風間さんって結構強引なときあるじゃないですか。いざとなれば板倉とかエドゥアルドとかガンガン前線にあげるし。

polestar:布陣をあまり変えない印象ありますね

せこ:今季カップ戦がどうしても欲しいので、鬼木さんにもそういう普段やっていることを投げ捨ててもらいたいタイミングもあるのかなとか。ダミアンとか山村とか取って、去年よりスカッドもそっちよりになっていたりするので。

polestar:タワー作戦はほぼ発動してないですね。実は仙台戦でダミアンと山村とジェジエウが並び立ってはいたけどw

せこ:まぁオープンな展開とこじ開けの時は別!w

polestar:あとはACLでは、終盤に勝ち越されるのが多いのも影響してるんですかね。逆にもっと早い時間に勝ち越されてれば、そういう采配もありえたとか

せこ:そう。だから絶対勝たなきゃいけない局面での鬼木さんの采配は気になります。


筆者

せこ(@seko_gunners)

 2006年、高校球児時代にドイツワールドカップを見てサッカー観戦にハマる。大会後に見たアンリのプレーの影響で、アーセナルとプレミアリーグを追いかけるように。国内では川崎フロンターレ(2012~)のファン。推しの両チームについてはnoteでレビュー更新中。「なんかいい感じ!」や「なんかうまくいかない。。」を言語化する。乃木坂46の推しメンは西野七瀬(→高山一実)。
【Twitter】せこ
【blog】https://note.mu/seko_gunners

polestar(@lovefootball216)

1998年W杯での中田英寿の活躍に魅了されてサッカー観戦好きに。以降、2002年頃からアーセナル、2016年から川崎フロンターレのファンになる。現在はアーセナルと川崎フロンターレ含め、プレミアリーグとJリーグを主にチェックしている。2017年始めから自身のブログでマッチレビューや戦術考察の記事を書いており、さらに最近ではデータ分析やインフォグラフィックへの関心も高めている。
【Twitter】polestar
【blog】Love football 〜I Love Pass&Move〜

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