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息子はデジタルネイティブ世代!?【旅育!!ノマド家族。】

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息子がカンボジアへ来て 1 年が経つ。1 年前の写真と比較すると、驚くほど成長した。

その中でも、特に驚くのがスマートフォンやタブレットなどのデジタル機器の使いこなし具合である。

静かにスマホを触っていると思ったら、黙々と『ベイビー・シャーク』のアニメーションを見ている。

ちゃんとアイコンを覚えていて、数あるアプリの中からYouTube を選べてしまうのだ。

それだけではない。パスロックが掛かっているスマホには、私の指だけを手にとって指紋認証すら突破する。

まさにデジタルネイティブ。息子にとって、パパの『指』さえあれば良いのである。

スマートフォンやタブレットは、旅にも必要不可欠だ。飛行機の中やレ ストランなど、ここで泣かれたら困る!!という際の、最終手段としてのタブレットは欠かせない。

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自分の仕事柄、最新テクノロジーを息子にも積極的に触れさせたいと思っていた。

しかしである。iPhone の生みの親、Apple の CEO スティーブ・ジョブズは自分の子供たちに決して iPad を触らせなかったという。

わざわざ教えなくても、息子はデジタル機器の使い方を自分自身で学び使いこなしていく。説明書を読まなくても誰にでも使いこなすことができるデザインが優れたデザインだと思っていたが、改めて息子からそれを教えられた。

三つ子の魂百まで、というように幼少期の体験は何ごとにも代えられない。

しかし息子の貴重な幼少期に、ほって置いても誰でも使えるようになるデジタル機器の使い方を学ぶ時間をわざわざ作る必要があるのだろうか?

とりあえず息子をだっこして、プノンペンの街を散歩でもしようと思う。

この記事は2020年02月24日のカンボジアのフリーペーパー『NyoNyum』掲載のものです。


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