ソオダ水のあわ

2019.11.23

ソオダ水のあわ

2019.11.23

最近の記事

2024年5月4日

よい天気、洗濯をして店へ、十五年は使っている洗濯機がものすごい音を出して回っていたのでついに故障かと少し焦ったけれど、ただ洗濯物が寄っていただけだと思いたい、新しく買う余裕はない。 相変わらず静かなグランド坂だけれど、常連さんが買取を持ってきてくれたりまとめ買いがあったりしてよい感じ、きっと連休中に営業している中でいちばん空いている店だと思うので来てほしい。 『ヴィーガンズ・ハム』を観る、「イラン豚」がないとわかった途端にお客さんたちが帰ってしまったのは商売をするものとして悲

    • 2024年5月3日

      よい天気、本格的な連休の始まり、予想(という名の言い訳)通りご来店は疎らで、グランド坂も静まり返っているけれど、図書館ですら閉まっているような日にうちの店にきてくれてさらに本まで買ってもらえるのはもう奇跡と言っていいのではないか、ありがたい。 西武は勝ち、もうちょっと点は取れた気もするけれど、相手は無得点なのだからどちらの投手も良かった、ということ。 『リング2』、観ていないとばかり思っていたけれど途中で観ていたことに気付く、なんだかもうあちこちにとっ散らかって混乱する、深田

      • 2024年5月2日

        古本屋を紹介する本に古書ソオダ水を掲載したいのでいいですか、というメールがきたので、いいですよと答えたら、では外観の写真を撮って送ってください、無理ならこちらが伺います、とのこと。初めからそっちが来るべきでは、それが本を作るということではないのか。 『異端の鳥』を観る、原作は未読なので、原作を読んだとしたらそれと同じ感想になるかもしれない。少年が次々におかしな人たちから理不尽な目に遭わされ続ける、という話なのだけど、これに限らず観たり読んだりしてつらい気持ちになるものはたくさ

        • 2024年5月1日

          五月の始まりは雨の定休日、水曜日はいつも雨降りな気がする、出かけようと思ったけれどやめる、先週もそうだった。 『ケープ・フィアー』を観る、『テオレマ』みたいな感じかと思っていたらわりとすぐに正体が突き止められて(というか我慢できなかったのか自分からどんどん姿を見せるし)、頭脳派と見せかけて結局は筋肉に訴えるタイプで当てが外れる。どうせなら娘をもっと前に出してわかりやすく対決させたほうが楽しかったかもしれない、そういう映画ならそもそも観ようと思わなかったかもしれないけれど。 西

          2024年4月30日

          四月も終わり、無事に家賃を払って開店、毎月のことではあるけれどたくさんのお金が出ていくのを見るのはつらい。 今日は平日ということもあってかご来店はまばらで(というか学生がたくさんいるはずの平日にこうなのは問題だけれど)、週末の買い取りから値つけを進める、出したばかりの新書がよく売れる。 帰しにつげ義春の対談集が出ていたのを見つけてまんまと買う。 『愛なのに』、監督が城定秀夫でなければ観なかった。中年の妄想を具現化したみたいな映画で、そういう意味では正しいのだけど、ただしんどい

          2024年4月29日

          今日も祝日、のはずなのだけど大学はどうやら授業があるらしくて学生がたくさん、もともといつが祝日かを意識して生活していないけれどすこし混乱する、店を開けることは変わらない。 仕事がお休みの人と学生がどちらもきてくれるという特異日で、昼から夜までご来店が続く、こんなことはめったにないので本当にありがたい、暦の上では平日である明日の揺り戻しが怖いけれど、今日のところは全力で喜びたい、帰りしにアイス買おう。 『フラッシュダンス』を観る、毒にも薬にもならない感じ、退屈なら退屈で楽しみよ

          2024年4月28日

          よい天気、洗濯機を二度回し、下着や服ともうさすがに仕舞っていいだろうと思っていた毛布を干す、いかにも乾かしてくれそうな頼もしい陽気。 連休に突入したしご来店はどうかなあと思っていたけれど、いつもの週末よりもお客さんが来てくれてありがたい、詩集がよく売れてうれしい。 西武は今日も負けて、いよいよ弱小チームのファンという心構えができてきた、こうなると穏やかに試合を見ることができる、正しくはないけれど。 『緑の光線』を観る、いつものロメールという感じのめんどくさい人とめんどくさい人

          2024年4月27日

          どんより曇り空、いつ雨が落ちてきてもおかしくないけれど、なんとなく行けそうな気がして均一を外へ、あとは祈るのみ。 お休みを取れるようなところで働いている人たちは今日から十連休とのことで、前の職場ならいざ知らず、遊びなんだか仕事なんだかよくわからない生活をしている今となっては羨ましいと思ってはいけない気がする、使うお金もあるわけではないし。 ありがたいことに昼からご来店が続く、物入りな月末ということもあるし、この流れで明日もお願いしたい。 『バージンブルース』、なんだかすっと終

          2024年4月26日

          雲は多いけれど雨は降りそうにない、ところどころ晴れ間もあって暑くなりそう、開店前に組合の仕事をすませる。 朝一で常連さんが買取を持ってきてくれて上々の滑り出しと思いきや、その後のご来店は疎ら、ここのところは平日のほうが苦戦している、かといって連休はもっと期待できないけれど。というか明日からもうゴールデンウィークらしい、まだ四月なのに。 『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』を観る、基本的にすごく狭い範囲で物語が進んでいくのが意外だった、どうせならもっと巨大化して町中を破壊しまく

          2024年4月25日

          久しぶりのよい天気、洗濯をして店へ、予報では雲が多いと言っていたので昨日コインランドリーに行こうかと思っていたのだけど信じてよかった、というか今日天気がいまいちだったらコインランドリーに行けばいいと思いなおしたことが勝利の要因。 朝一で『支倉隆子詩集』の追加分が届く、日々成長しているので今回はいつもの倍頼む、これでしばらくは売り切れないはず、こういうときに限ってぱたっと売れなくなったりしないことを祈る。 夜は友人と大好きな店で飲む、やっぱりどれを食べてもおいしい、値段もお手頃

          2024年4月24日

          定休日、一日中雨だと知っていたので引きこもる心の準備はできていた、本当ならお休みの日は外に出たい。それにしても少なくとも自分がこうなのだから、雨の日はご来店が少ないと思ってもよいのでは、と最近は考えられるようになった、雨の日に来てくれるお客さんを舐めているようで今までは嫌だったけれど。 中学生以来に『リング』を観る、こんなにあっさりした話だったか。その後の貞子のネタ化、弄ばれ方を知っているからかもしれないけれど、怖さも全くなかった、悲しい、貞子が本当の意味で成仏するときはくる

          2024年4月23日

          一日曇りの予報を信じて均一を外に出したのだけど、昼前からぽつぽつ雨が落ちてきたのであわてて引っ込める、怪しいと空模様だとは思っていて、対処が早かった、えらい。 昨日と同じく静かな店内、むしろ土日のほうがご来店があるのはなぜだろうか、学生に見捨てられたらどうしようもない。『支倉隆子詩集』は通販での注文が続き追加分ももう売り切れ、ほんとうに発注が難しい、資金が豊富にあれば気にせずドカンと仕入れられるのに。 『命の綱・上海』を観る、とてもよかった、知らないものを知るのは楽しいけれど

          2024年4月22日

          家を出るころにはぱらぱら降っていた雨も店に着くころには止んでいて、もちろん傘はさしていない、肌寒い。 みちくさ市から戻ってきた本を棚に出しつつ値つけ、入荷してすぐに売り切れてしまった『支倉隆子詩集』の追加も届き、さっそく並べる。平日ではあるけれどご来店はあまりなく、学生さんはどこに行ってしまったのだろうなんて思ったりするのもいつものこと。 『自由を我等に』を観る、時代もあるのだろうけど、台詞とサイレントがないまぜになって画面以上のめりはりが楽しかった、資本家はいつの時代も敵な

          2024年4月21日

          みちくさ市の朝、いつもよりだいぶ早く起きて設営へ、天気がもってくれるとありがたい。一区切りついたところで店へ、今までは都電を使っていたけれど歩けるのではと思いつき坂を下る、15分ほどで着いたのでこれからは歩くことにする。開店準備を済ませ、あとは店番をしてくれる亜蘭トーチカくんに託し、今度は坂を上って雑司が谷へ、かなり賑わっていてよかった、太田靖久さんと少し立ち話。 途中雨がパラっときた瞬間もあったけれど、無事に終われてよかった、売上もだいたいいつも通りでありがたい、立石書店の

          2024年4月20日

          みちくさ市で並べる本を託し、どしどし値つけ、土曜日にしては珍しく午後から夜までご来店が続く、さっそく売り切れになった『支倉隆子詩集』を買いにきてくれた方もいて申し訳ない気持ちになる、追加の注文は昨日のうちにしていたけれど、新本の発注はいつも難しい、これは売れると思った本が全く動かないこともよくあって、どうしてもそのことをよく覚えているし利益が薄いこともあって及び腰になる。 『悪魔の毒々パーティー』を観る、ゾンビパロディものの中でもくだらないほうの映画だけど、つい今まで感動の友

          2024年4月19日

          みちくさ市の準備も大詰め、雨になりませんように、たくさん売れますように。今回も漫画を多めに。 阿吽塾から『支倉隆子詩集』が届く、てっきり選詩集かと思っていたら『音楽』と『身空X』の二冊を全篇収録という内容だった、時期も出版社も違うのになぜこの二冊なのだろうと思いながらさっそく並べる。 午後からご来店が続き、常連さんの買取もあって久々にばたばたする、ありがたい忙しさ、毎日こうならどうなってしまうのだろう。 『スターゲイト』、全く興味のない題材なのだけど、吹替が酷いと一部で話題に